風切景幸
かざきりかげゆき
演:国広富之
天宮総合病院に勤務する医師であり、大和によると昔から仕事一筋でほとんど話したこともなかった。だが、実は家族思いな優しい性格。医者としても立派な人格者である。
しかし、妻・和歌子(大和の母)には心情や意図を理解されていた事に甘えて、息子と向き合うことを避けてきた(終盤、幼い大和に説明してもわからなかったと説明しない理論武装をしてしまった)。
終盤、バドとは面識があったことが明かされる。
大和の少年時代、危篤状態の妻・和歌子の元に向かう途中で、人間に襲われて重傷を負ったバドを発見した景幸はバドの治療を優先させたため、和歌子の臨終に立ち会えなかった。
バドのことを秘密にするために、大和には「急患が入った」と説明するが、それ以上の言い訳をしなかったために大和には受け入れてもらえず、それ以来確執が続いている。
バドからは「命の恩人」として慕われており、彼が大和を助ける理由となっている。
最終回間際に大和がジュウオウジャーとして戦ってきたことを知り、その苦悩のタイミングが重なり和歌子の墓の前で大和と遭遇する。
そして、妻の臨終の日に抱いた不安を息子に一人で抱えさせてしまったこと、言い訳すらしなかったせいで息子が父に寄り添うキッカケを失ったこと、自分を拒絶していたと同時にそれでも説明してくれればわかろうとした(まだ繋がろうとしていた)息子の本心を聞き、あの日の自分の本当の過ちは、まだ大和は繋がりを諦めていなかったのに自分から勝手に諦め、息子との繋がりを断ってしまった事だと気付かされ、今ここでなお、息子に謝らせ、折れさせてしまった事も含めて謝罪し、ついに和解を果たす。
その後は大和たちの戦いと彼らの無事を影から祈っていた。
最終回では、人間界とジュ―ランドが融合したことで病院に突如現れたジューマンたちに混乱するその場の人間たちに落ち着くようになだめていた。
最終話におけるグランドエンディングダンスでは、バドと一緒にダンスを披露している。
宝生清長:同期のライダーの主人公の父親。同じく医者で、仕事の影響で家族との時間を持てなかった、妻を亡くした、息子との間に自身の仕事が原因となって確執が発生した等の共通点がある。
セルゲイ・スミルノフ:人格者ではあったが、母の死をキッカケに自分の息子と向き合えずに長い確執が生じてしまった者同士。こちらは景幸と違い最後まで和解できなかった。
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開催のお知らせ https://twitter.com/rekioti/status/851067529090945026 己が魂の命ずるところに従い、やりました。筆力以外に悔いなし。公式大明神がやらないことをやるのが同人だって先達も言ってらしたんだ、他人様さえもやらないことならなおさらなんだ…おれは詳しいんだ…(泣いてません…)4,775文字pixiv小説作品