ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

演:寺島進

概要

風切大和の叔父(大和の亡き母・風切和歌子の弟)の動物彫刻家で、本作品におけるおやっさんポジション。

森の中にアトリエを兼ねた住居を構え、創作活動をおこなっている。

OPでは主演の6人と同様のクレジットで紹介されている(出演しないエピソードの場合は表示なし)。

人物

少々変わり者で作品に着手する時は動物の気持ちをより詳しく知る為にモデルとなる動物のコスプレをしてなりきる癖がある。ナマケモノのコスプレで10時間も木にぶら下がっていたり、カルガモのコスプレで群れに並んで歩いていたこともあるらしい。

またレオの幼稚園児レベルの絵を絶賛する等、芸術センスも独特な模様。だが、時にそのセンスがデスガリアンプレイヤー攻略の大きなヒントになることもある。

第34話では大和達に頼まれ、キューブホエールを本物そっくりに模造する高い技術を見せた。

大らかで面倒見がよく、「野生動物の研究をしている仲間」という大和の説明を疑う事もなくセラレオタスクアムを居候させている。彼ら4人がジューマンである事には気付いてない。一度ジューマン態を見てしまっているが、それは大和によって「実物に見間違えるくらいすごいなりきり」と誤魔化されている。

特に大和の事は彼が小さな頃から面倒を見ており、大和が父親と喧嘩して家出してくる度にホットミルクを振る舞い暖かく迎え入れていた。

また彼の概念である「自分の信じた事こそが真実」という言葉は大和の原動力にもなっている。

第16話でデスガリアンに捕まった時もナリアの「下等生物」という言葉に「生き物に下等も上等もねえんだよ!」、「この星をなめるなよ」と彼女に怒鳴りつけた。

またこの際、ジュウオウイーグルに変身した大和に助けられるが、その事実を居候4人の正体と共に第43話で知ることとなった。その時は私用でカナダに赴く途中だったので見逃したが、用を済ませ帰国した第44話で後述する『ジュウオウヒューマン』となって大和達の前に姿を現した。

そして後述するやり取りの後、第45話で居候達と同じジューマンであり人間態を持たないラリーと初対面し、バナナでもてなした。

アムが大和の両親について聞いてきた際、曖昧にしか答えず話を逸らしており、何か訳ありな様子だったが、これは大和と義兄・風切景幸(姉の夫で大和の父)の間に和歌子が亡くなった日からの確執があった為。とは言っても大本の問題は、父子面と向かって話し合えばすぐ和解出来る程度の物であった、様に見えるのは外様の意見。

景幸には『近い相手ほど何も言わない』悪癖があり、確執が起こる以前から自分に構ってくれない事に不満を持っていた大和だが、『大人の』対応が幼い大和にとっかかりを与えず、かと言って父親の方からも歩み寄らないので、母の死を切っ掛けに父である景幸に猛反発。更に緩衝材を失った景幸は大和への罪悪感から歩み寄りを放棄し、着地点を失った以降何かと理由を付けて父と向き合うのを拒否して長らく事が拗れたのが確執の原因だった。

ただ大和自身も自分が父親とのことを拗らせ続けているのは分かっており、それをどうすれば解決出来るかずっと悩み続けていた。

そして、そんな大和を居候させていた真理夫は『自分は大和の“避難所”だった』と第47話で述解している。真理夫は、景幸とは近すぎず遠くもないため彼の悪い部分を理解しており、父を悪く言う大和の言葉を、同意はしないが否定や強く諫めない『どっちかと言えば大和寄りだが中立』の立場で、いつか2人が話し合える心構えが出来る時が来るのを待っていた。

第46話で自分と父の確執にバドが関わっていたことを知った大和はそれを切っ掛けに遂に父と向き合い、景幸も本当に逃げていたのは父の方だったことに気付いて、長きに渡る確執を清算。これにより真理夫の“避難所”としての役割も終わったと思われる。

最終回ではセラ達がいなくなることに寂しさを感じていたが、人間界とジューランドが融合したことでアトリエに突如シマウマセイウチブルドッグのジュ―マンが現れて大いに驚く。そして自分の彫刻を評価されてすぐに彼らと仲良くなったのだった。

コスプレ一覧

第1話シカ
第2話アシカ
第3話ヒツジ
第5話ニワトリ
第10話マンボウ
第15・16話ウシ
第18話サイ
第21話シマウマ
劇場版ゾウ(とシマウマ&ライオンの頭)
第28・29話オウム
第30・31話クジラ
第32話ツバメ
第33話クマ
第37話ハト(ラリーの放った伝書鳩を捕まえていた)
第39話ウシ(乳房パーツからミルクを出すギミックを披露)
VSニンニンジャーカエル(集中力が極まったので、アトリエに入り込んだへ彫刻刀を投げ放った)

そして、これらコスプレシリーズのある意味集大成と言えるのが…。

胸に自分の顔を描いたピンク色(実際は紫がかっているためマゼンタ色に近い)のスーツに手袋とブーツ、ピンクのヘルメット(こちらもマゼンタ寄りで、デザインは光速エスパー風)を纏ったヒーローとしての姿で8人目のジュウオウジャー…と言うつもりのコスプレ。

余談

演じる寺島は、当時同時期に放送されていたNHK大河ドラマ『真田丸』にも、信濃の国衆・出浦昌相(メイン画像下段)として出演しており、「寺島進、日曜朝と夜のギャップが激しい」と話題になっている。

だもんで、思わず『真田丸』の出浦の姿で描いちゃってる方もいる模様。

大和の母の弟であるが、大和の幼い頃の当時の姿もそのまま演じている事から大和の母と並ぶと姉弟には見えない。

実質アバレピンクのオマージュなジュウオウヒューマンだが、寺島氏はかつてスーツアクターを題材とした映画『イン・ザ・ヒーロー』で、ピンクヒロインを演じるスーツアクター役を演じた上、実際に特撮の女性キャラクターのスーツアクターとなった経験もある。

関連タグ

動物戦隊ジュウオウジャー 風切大和

天知秀一郎天装戦隊ゴセイジャーにおける同一ポジションでこちらも物語終盤、異世界出身の戦隊メンバーの正体を知っても尚受け入れてくれた。

…彼等は仮面ライダーで言う所の“おやっさん”ポジションで、戦隊シリーズでは長らく日の目を見なかったが、前述の様にシリーズ40作目にしてやっとクローズアップされた。

※ジュウオウジャーメインライターの香村純子氏はゴセイジャーにもサブで参加しており、劇中での天地博士の扱いに思うことがあったのかもしれない。

スーパー戦隊の歴代指揮官・サポートキャラリンク

伊賀崎好天/伊賀崎旋風森真理夫ショウ・ロンポー

仙人:同時期のスーパーヒーロータイムのコスプレおじさん。ただし、日常を守ってくれている真理夫とは逆に主人公非日常の戦いへと巻き込んでしまっている

ヒューマンアンデッド仮面ライダー側かつ怪人だが、ジュウオウヒューマンと同様に動物モチーフばかりの中で唯一の「人間」モチーフの存在。

マリオ:同名(表記違い)繋がり。こちらは言わずと知れた超主役

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • 気の合わない同僚との出張

    縦横二次創作SS、公式とは一切関係のない個人の妄想です。捏造設定含みます。 ◆オーナー様の気まぐれで人間の姿にされたアザさんとクバさんが、地球へお遣いに出される話。要素皆無の茶番劇です。時系列は第22話「覚○か?カン違いか?」の後。23話のネタも少し挟みました。 ◆作者の趣味でおじさんがめっちゃ絡みます。おじさんの包容力に和んだクバさんが、酒を酌み交わしながらオーナー様の愚痴をこぼすお話が書きたかったのに、全然持って行けなかった。なお作者お酒飲まないので、文中のお酒の知識は皆無に等しいです。間違っていたら本当にすみません。 ◆2016/8/16追記:ご評価・ブクマ・コメありがとうございます!こんな拙い長文に何とご奇特な…(泣)そして公式が!クバ様に萌えたぎる伏線を張ってくれちゃいましたね!(握り拳)裏切りフラグで内乱?まさかのツリーハウス入り?オーナーに盾突くクバ様を追討しに行くも情に流されて見逃しちゃうアザなんて出てきたら麦茶で祝杯しちゃうよ!?とりあえず、あの伏線でデスガリSSがもっともっと増えますように!
    16,575文字pixiv小説作品
  • ジュウオウ単品

    未来《あす》に臨む

    オレンジの“人”は『死に場所』を求めるのが趣味なんだろうか? などと思ってしまう今日この頃★ でも、まさか、新戦隊にも最初っからオレンジがいるとは思わんかった;;;
    14,638文字pixiv小説作品
  • 鹿来市のヒーロー

    ジュウオウジャー二次創作SS、要素なし。公式とは一切関係ございません◆真理夫おじさんについて鹿来市民が語り合っているだけ。出てくるのはモブのみ。捏造妄想多々◆毎度の一発走り書きで打ち込みますので、誤字脱字等はご容赦ください。どうしても誰かと……誰かと真理夫おじさんについて語り合いたかったんだ……っ!
  • ジュウオウ小話5

    Pawooのワンドロ『クリーチャー』『獣耳』『帽子』『涙』に挑戦した文になります。 3ページ目は1話のちょっと前のお話。
  • ジュウオウ小品集・王者のかくかくしかじか

    ぼくらのひみつきち

    アトリエ・モリにアム母子が訪れて、アムたちがアトリエに住むようになって丸一周年の日の感謝を伝えます。ヤマアム。ジューランドでの暮らしと、2世界融合後の暮らしの描写は、私的解釈によるものです。 (自分的には、記念日は第二話の放送日・2/21くらいに考えていますが、敢えてぼかしました。)
  • 結局は、自分勝手。

    ザワールドこと操が戦隊史上一のネガティブな性格と聞いて…(;゚д゚) 多分、大和も負けてない(え?) ザワールドと対峙した時に彼の正体に対しての感じた感情が償いが操を救おうとしていたのが切っ掛けなら… を考えてたら大和が鬱くなった(っ´ω`c) 気持ち的に鳥男←大和。 大和君は自己嫌悪率激しそう… 真理夫さんは、そんな大和を分かってる人。
  • 芸術家と鷲の邂逅

    何の気なしに見たジュウオウジャーにドハマりしました。 大和は天使だしジューマン達はかっこよくて可愛いし鳥男はテライケメンだし伯父さんは男前だしデスガリアン達は個性豊かで面白いし、ニチアサが生きる糧です(迫真) 傾向は鳥男→←大和ですが、伯父さんと鳥男の方が出番多めです。 大和視点→(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7459377) 表紙素材をお借りしました→http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=55105437
  • 名付けたなら、それは

    真理夫さんが語る、大和先生の「初恋」のお話。 診断メーカー「意外な一面を妄想するためのお題出してみったー」より、「届かないと知っているのに会う度に何度も恋してしまう」大和先生、というお題から妄想してみました。
  • ジュウオウジャーお題マラソン

    #3 ギブス

    ジュウオウジャーお題マラソン3作目。 大和が鳥男からイーグルのジューマンパワーをもらった夜のお話。 真理夫おじさんと鳥男の邂逅について。 オープニング歌詞「遥か大空へ自由に羽ばたく 希望見つめてる少年の瞳」から浮かんだ、少年時代の大和先生を思い浮かべて書きました。
  • ジュウオウ小話

    ショート・ショートな最終回以降2篇。 2ページ目は遠い未来。ちょっとだけ他戦隊ネタあり。

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

森真理夫
13
編集履歴
森真理夫
13
編集履歴