2022年7月28日付けでプライバシーポリシーを改定しました。

詳細
目次[非表示]

本項では生態・畜産・ヒツジの種類に関して解説する。関連キャラクターなどはを参照。

概要

哺乳綱偶蹄目ウシ科ヤギ亜科動物の内、渦巻状のツノを持ち、目や蹄の間に臭腺が発達する動物群ヒツジ属の総称。
一部の種類は家畜として改良され、を得る為に飼育されている。

名前の由来は、養育用の獣を指す「養(ひだ)すシシ」からだとか、刈るとまたもふもふになるところからイネを刈ると出るヒコバエ(ひつじ)に見立ててだとか、いくつかの説が立てられている。

モンゴルや中央アジア、中東、イギリス、アルゼンチン、オーストラリアなど牧羊が盛んな地域は多い。

生態・外見

羊毛(wool)と呼ばれる、灰色の柔らかい縮れ毛をもつ。

角はオス・メスの両方にあり、メスの角は短くまっすぐだが、オスの角は長くて曲がったり、ねじれたりする。ねじれたものをアモン角と呼ぶ。品種によって、まったく角をもたないもの、雄雌両方にあるもの、雄だけが角を持つものもある。

野生のヒツジは茶色で、色合いには幅広いバリエーションがある。
家畜のヒツジの色は純から濃いチョコレート色まであり、斑模様などもある。
水平に細い瞳孔を持ち、優れた周辺視野をもつ。視野は 270°-320°で、頭を動かさずに自分の背後を見ることができる。 しかし、奥行きはあまり知覚できない。
群れをつくる習性が強く、集団を作りリーダーに従って行動する。

基本的におとなしい動物であるが、怒らせると結構怖い。発達したツノによる頭突きは強力である。

ヤギが樹葉をよく食すのに対し、ヒツジは地表の若い草を特に好む。
しかし結構何でも食べ、非常に食い意地が張っている。六甲山牧場などの観光牧場では客が弁当を広げていたところへ、襲ってきて食い荒らされるという事件が多発している。

山羊をヒツジの群れに混ぜる事もある。勝気な山羊はヒツジ達のリーダーになるため、これを引いて歩けば群れを誘導できる。

繁殖力も高く、と並んで性的なイメージを持たれてしまう事もある。

利用

体全体を覆う羊毛を刈って毛糸織物に使う。品種によっては肉食用、乳を食用にするものもある。
羊毛の採取の他、肉は食用となり、乳・脂肪・皮も利用される。用途別に品種改良が進み、200以上の品種がつくりだされた。

毛を利用する種類の場合、刈った毛は洗浄して脂分や汚れを取り除いた後、「カーディング」と呼ばれる梳き作業を経由して糸状に紡がれウールとなる。
衣料品の材料としてポピュラーだが、近年では断熱材などにも使われる。

食肉用とする場合は生後1年未満をラム、生後2年以上をマトンと呼び、日本ではジンギスカンの材料としておなじみ。北海道長野県長野市、岩手県遠野地方で名物となっている。
教義上、豚や牛など何かしらの肉が食べられないイスラム教信徒用の食材としても、鶏肉と並んで愛用される。
ちなみにモンゴルではお鍋が普通。

日本史におけるヒツジ

日本でヒツジが本格的に飼われ出したのは、羊毛を刈る用途で明治から大正ごろ。わりかし最近なため、羊毛以外のイメージはない。

平安時代には宮中で大事に飼われる珍獣であり、室町時代にも称光天皇がペットにしていた。
江戸時代にも珍獣扱いは変わらず、幕府の薬草園で試験的に飼われていた。平賀源内が養殖目的で飼っていたらしいのだが「天才の奇行」で済まされている。
近代には洋服(特に防寒具)の材料として、おもに北海道で飼われるようになり、前述のジンギスカン鍋もその過程で生まれた。

日本は国土の多くが温暖湿潤な気候であることもその定着が近年まで遅れた一因であろう。

主な種類

野生種

飼育用品種


関連イラスト

pixivのタグでは2015年12月現在で、「羊」が約15000、「ひつじ」が約3000、「ヒツジ」が約800となっている。

2015年賀絵
2014→2015



関連タグ

/ ひつじ(表記揺れ)
髯鬚參軍<清異録>

動物 哺乳類 偶蹄目/鯨偶蹄目
山羊/ヤギ  ラクダ
ウシ科 ヤギ亜科
  

牧畜 遊牧 ウール ラム マトン 羊皮紙
ジンギスカン アリエス・ゾディアーツ 羊一家 牧羊犬 キャサリン
おひつじ座 白羊宮

関連記事

親記事

ヤギ亜科 やぎあか

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1022715

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました