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「この昴星は、余の王国だ。」


CV:川原一馬


概要編集

牡羊座の外見・能力を持つ。流星井石二郎を治す為に必要な存在でホロスコープスの一人。


メテオ初登場時から、このゾディアーツの登場を示唆していたが、このゾディアーツに進化したスイッチャーは存在しないため、流星は一般のゾディアーツから進化させようとしていた。

しかし、鬼島キャンサー覚醒した後に六番目のホロスコープスとしてこのゾディアーツに覚醒したスイッチャーが、昴星高校にて暗躍していることが判明する。


生体エネルギーを操作する能力を有しており、手にした「コッペリウス」から放つオーラにより、羊モチーフだけに人間を眠りに陥らせたり(弦太朗は戦闘中にこれを受けたことにより身体が衰弱した為、身体がアストロスイッチの力を受け止める事が出来なくなりモジュールが使用不能になった)、逆に生体エネルギーを活性化させ、眠ったままの人間を生き返らせる事が出来る。

しかし、スイッチャー自身の身体能力はあまり高くないので能力を使われる前に攻撃されると弱くなる。


超新星を使用するとコッペリウス無しでも戦闘力が上がり、空中から巨大なエネルギー弾を放って攻撃できる。


外見編集

身長235㎝、体重209㎏。


モチーフ元と同じ丸い金の角を生やしている。また手には杖を持ち、白い毛皮のマントに身を包んだまさに王の様な外見である。額に黄色の最輝星が確認できる。顔は進化前の星座が反映されたのか物凄い出っ歯に見える。


超新星使用時の姿は、角とマントが変化した程度で身体の大きさは等身大のまま。


アリエス・ノヴァ編集

『超新星』の力によりパワーアップを遂げたアリエス・ゾディアーツの姿。

が肥大化したほか、マントの形が通常時と異なっており、頭部から破壊光弾を連射できるようになっている。


アリエス・ダミー編集

映画みんなで宇宙キターッ!』でもインガ・ブリンクによって複製されたダミー個体が登場。こちらでは本体がいない為、エネルギー弾を放ちまくる脳筋な戦法で戦う。

オーラを放射してフォーゼを眠らせようとするが、ペンモジュールにより悉く防がれた挙句、最期はビートモジュールで怯んだ隙にファイヤーステイツのライダー爆熱シュートをゼロ距離で受け撃破された。


関連タグ編集

仮面ライダーフォーゼ ゾディアーツ ホロスコープス 朔田流星


王様メギド:9年後の作品に登場する怪人で、こちらも高校生が変身した王様の力を持った怪人繋がり。


仮面ライダーメリー:同じく羊モチーフで(設定上では)相手の眠気を誘う能力も類似。


正体と最期編集

※第31・32話以降のネタバレを含みます。






スイッチャーは、流星と入れ違いで、天ノ川学園高校から交換編入生として昴星高校に行った山田竜守

天高では、本の虫で大人しい人物だったが、昴星でうさぎ座のゾディアーツからアリエスに覚醒してからは人格が歪んでしまい、昴星を自分の王国として支配するようになった。


生体エネルギーを操る能力で一度フォーゼを圧倒するが再戦時には能力を把握されてしまっていたのか敗北寸前まで追いやられる。

しかしメテオが乱入しフォーゼを倒したことにより間一髪を逃れる。


流星に見返りとして二郎を回復させた後、自分に歯向かったライダー部を処刑しようとした。


だが、結局はライダー恒例の最強フォームのお披露目シーズンだったために避けようのない死亡フラグが立ってしまう。

復活を果たし、超強くなった弦太朗の変身するフォーゼの最終形態と再戦。その姿を「はったり」と笑うも、今まで以上の出力とバリエーション豊富な攻撃に反撃すらできずに圧倒されてしまう。


「まだだぁぁぁぁぁーーーーーっ!!」


遂に王様としての余裕を失った彼は屈辱と焦りから起死回生とばかりに『超新星』の力でアリエス・ノヴァの形態にパワーアップ。獣のような雄叫びをあげながら激情に任せて攻撃するも、フォーゼによって宇宙まで吹っ飛ばされた挙げ句、リミットブレイクのライダー超銀河フィニッシュでぶった切られ爆散。


竜守とアリエススイッチはヴァルゴ・ゾディアーツによって回収され、竜守は記憶を消されて病院送りとなった。


第36話でレオ・ゾディアーツがアリエススイッチで変身して再登場し、メテオと戦った。能力が強化された上レオが変身している為、肉弾戦でもメテオに引けを取らなかった。

レオは第45話でもアリエスに変身しており、コッペリウスからのオーラで大文字隼風城美羽野座間友子を眠らせている。


余談編集

  • 武器「コッペリウス」の名前の由来はバレエ作品「コッペリア」に登場する人形師「コッペリウス」から。これのどこが睡眠に関係あるのか?という疑問が出てくるが、コッペリアはE.T.A.ホフマンの「砂男」を元に作られた作品で、この砂男とは元々、ドイツの伝承で人々に眠り砂を撒いて眠らせる妖精を指す言葉なのである。
  • 最強(最終)フォームお披露目回の敵怪人は「純粋に戦闘能力が高い」「主人公と因縁がある」といった要素が含まれることが多いが、アリエス・ゾディアーツは「特殊能力にステータスを振っているために戦闘能力は然程高くない」「2号ライダーと因縁がある」といった点で意外と珍しいケースである。弦太朗を一度死に至らしめた間接的な要因ではあるが直接手を下したのは流星であり、また戦闘において優勢に立ったのはフォーゼとの初戦のみである。

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