「ドギメギ~!ぬわはははは!儂ぁ王様じゃっ!!」
「誰も助けにコングラッチュレ〜ション!」
データ
- アルターライドブック:はだしの王様
- 身長:207.9cm
- 体重:126.1kg
- 特色/力:念動力
概要
第19章「炎と光、剣と剣。」から登場。
ストリウスにより、白いアルターライドブックを埋め込まれたジオラマ好きの高校生・来島慎吾が変身させられた、王様型の新型メギド。
物語のジャンルに分類されるアルターブック「はだしの王様」の編纂を行う為に活動を行う。
城や城壁を思わせる鎧や王冠を身に着け、顎に白く長い髭を垂らした老人を思わせる姿をしており、赤いマントや下っ腹が膨らんでいるのも相まって王族らしいのが特徴。
王冠とマントで誤魔化されているが、鎧部分は両肩と頭部に集中しており、よく見れば胴体は青白い素肌のようなものになっているなど、これまでの個体と比べて素体部分の露出が多い。
イエティメギドと同じく、表紙の開いた大きな本の意匠が胸に施されている。
口調は王様らしく尊大だが、一方で飄々とした態度も目立ち、「ドギメギー!」や「メギドッキンバビデブー!」などユニークな台詞を発し、上機嫌になるとステップを踏んで小躍りする。
手にした杖を振るうことで念動力を操り(この時ラッパのような音が鳴る)、車や建物などを積み上げることで所構わず城塞を築き、自らの王国を創造しようと活動する。また、杖から光弾を放ったり、王冠型のエネルギーを敵に向けて放つ攻撃法を持つ。
しかし、セイバーやスラッシュに圧倒されるなど、あまり直接戦闘は得意でない模様。
来島慎吾
演:込江海翔
「見てください!今、僕が想像した夢の街を作ってるんです!」
「僕が作りたいのはこんな街じゃない…!」
王様メギドの変身者。
ジオラマ好きの高校生で、飛羽真の作成したジオラマに憧れ、自身もジオラマ作りに凝っている。
また、車のミニチュアを集めることも好んでいる模様。
目次録の影響でワンダーワールドが見えるようになった人間の1人で、ストリウスの手により「はだしの王様」のアルターライドブックを埋め込まれてしまう。
活躍
- 第19章「炎と光、剣と剣。」
自宅にてジオラマを作っていた慎吾に接触したストリウスが白いアルターブックを埋め込んだ事で変貌。念動力で車を片っ端から転移させて積み上げていき、駆けつけた飛羽真とユーリから逃亡しつつ城壁を作り上げていく。
その後、慎吾がファンタジック本屋かみやまを訪れた際に再変身し、セイバーと交戦。
ストリウスの援護もあり車を積み上げつつ、杖から光弾を放ってセイバーを追い立てるが、乱入した哲雄/スラッシュに逆に追い込まれてしまう。しかし、ストリウスが放った広範囲攻撃の爆風に紛れて逃亡した。
- 第20章「牙城を崩す、剣の意志。」
意識が戻ろうとする慎吾を押さえ込んで再変身し、アルターブック完成の為に城壁を作りを続行する。追って来たセイバーと交戦するが、そこへ以前の戦いで作戦を台無しされ怒り心頭のレジエル、雷鳴剣を回収しようとする蓮/剣斬、単純に戦いを楽しみたいデザストが現れて混戦状態に陥るも、城壁を作り上げたことで、メインの城作りを行うべくその場を後にした。
その後、どこかの工事現場にてコンクリートを念動力で動かして城を作り出そうとするも、芽依が居場所を突き止めたことで駆けつけたセイバーと最光と交戦。ストリウスの援護もあり、アルターブックを完成させる事に成功するも最光によって慎吾を分離されられ、そのままセイバー・ドラゴニックナイトが放った「豪火大革命」を喰らい、「さらばじゃぁ〜〜っ!!」と叫びつつ爆散した。
はだしの王様アルターライドブック
はだしの王様!
「はだしの王様」の伝承を封じ込めたアルターライドブック。
ジャンルは「物語」。
余談
- メギドの中で初の、そして現状唯一漢字が使われている。
- アルターライドブックの元ネタは言うまでもなくハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話『裸の王様』である。
- 演じる緒方氏は仮面ライダーシリーズ初出演となる。
- 言わずも知れた大御所だが、特撮の出演は本作を含めても『がんばれ!!ロボコン』と『牙狼』の3作品のみである。
- 上記のユニークな発言の殆どは緒方氏のアドリブとの事。
関連タグ
仮面ライダージオウ:「王様」を目指す「高校生」が変身する仮面ライダー。
アリエス・ゾディアーツ:こちらは王を自称する高校生が変身した怪人。
デデデ大王:緒方氏が演じた王様繋がり。