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神山飛羽真

かみやまとうま

特撮番組『仮面ライダーセイバー』の主人公。同名の仮面ライダーに変身する。
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「本で世界を創る…?確かに、本には世界を変える力がある。だけど、それは人々を幸せにする力だ!」
「その人間が書いたのが本だ!人は…物語を創る力を持ってる!」

演:内藤秀一郎

変身する仮面ライダー
仮面ライダーセイバー

概要

仮面ライダーセイバー』の主人公仮面ライダーセイバーに変身する。
年齢24歳。一人称は基本的には「」。

帽子をはじめとしたモード系の服装を好み、ネックレス型ペンケースをはじめとした『written words』という作中オリジナルブランドから、ハイブランドに至るまで幅広く着こなす。

人物像

職業小説家で、副業として「ファンタジック本屋かみやま」の店主も勤めている。
なお、近年の仮面ライダーには珍しいライダーとしての活動とは関係の無い定職に就いている主人公である。(最近の仮面ライダーの主人公は学生などで職に就いていなかったり、働いていてもアルバイトフリーターまたは、ライダーとしての活動が職業にあたるというケースが非常に多かった。)
また、これまでに職業に就いている主人公は数あれど、副業をしている(=定職に就くのみならず兼ね職も持っている)主人公はシリーズで初(一個後主人公もライダーを契約社員とする形でさっそく同様になったが)。
第1章の芽依の台詞によれば、「本屋は小説家がダメな時の副業」という事なので、世間でありがちな「本屋を営む傍らで小説執筆」ではなく、あくまで小説家の方が本業という扱いらしい。

好きな本のジャンルはファンタジー。子供好きで、締め切りが迫っていても子供達への童話の読み聞かせを優先する程。
子供達との関係はかなり密接で、個々人の誕生日に本をプレゼントする約束を結んでいる。
また、その本の内容が受け取る子供の性格に合うように吟味している。

この様にマイペースだが「約束は自分の人生、守るべきもの」が信条で、「約束する」が口癖。小説家としても締め切りはきちんと守る。第1章での開始直後は「まだ頭の中」という状態であったが、終了直前には書き終えており、進捗速度にムラがあるが、出来る時はかなり速筆の様子。尚、デジタルの普及している今時には珍しく、原稿用紙に万年筆で執筆している。
当然出版している作品もあり、代表作「ロストメモリー」の帯には「ファンタジー界に革命を起こす1冊!」と綴られている。須藤芽依も作品について認知しているあたり、相応に有名ではある模様。

芽依のテンション高めな言動に振り回される事もあるが、どんな時でも好奇心を失わない姿勢はむしろ好ましく思っており、大抵のことは笑って流している。また、その明るさは彼の戦う理由の一つになっている。また、飛羽真も芽依に負けないくらい奔放でマイペースであり、それで逆に芽依を困らせることもある。
非常に寛大であり、他人が不遜ともとれる行動をしていても基本的に否定しない。ただし、「諦めること」と「本の力を悪事に使う」ことには強い否定の姿勢を示す。
取り分け、ルナや賢人といった幼い頃からの友人たちを理由とした場合、周囲が気圧される程に取り乱してしまうときもある。ルナが目の前で消えたときは声が枯れるまでルナの名を叫び続ける、闇黒剣を手にした賢人が賢人自身を犠牲に事態の収束を図っていると知った際は「物語の結末を勝手に決めるな!物語の結末は俺が決める!」と豪語するなど、普段の振る舞いからは想像できない激昂を見せる。
この他、マスターロゴスに対して世界をもう一度守るよう改心を促すなど、敵に対しても寛容な所がある(尤も、コイツの場合は最後まで改心する事はなかったが)。

創作のタネにする為なのか手帳を持ち歩いており、文芸職ではあるものの、ワンダーライドブックを正確に描画する辺り、絵心もある。

戦いの際にはファンタジー文学の知識が役立つ事もあり、キリギリスメギドとの戦いでは土豆をあえて地面に蒔く事で巨大な豆の木を生やしてみせたり、アリメギドに女王蟻が存在する事を見破った事も。
また、メギド魔人の言動や外見から由来を推し測り、攻略の糸口となる書籍を発見する等、洞察力にも優れ、アヴァロンへの道を開く事にも成功している。だが、それが仇となって剣よりもワンダーライドブックの力に頼り切ってしまう傾向にあるらしく、大秦寺からは飛羽真の剣からは何も響いてこないと評される。
しかし、二度目の決闘で飛羽真が背負ってきたものに対する思いを火炎剣烈火に込め、聖剣の秘めたる力の片鱗を発揮させた為、本当の意味で剣士としての一歩を歩み始め、遂にカリュブディスメギドとの戦いで火炎剣烈火の真の力を覚醒させる。この間に起こった戦いユーリが新型メギドと人間を切り分けられる事を伝えていなかった為にすれ違いが生じるも、却ってこれが自身の覚悟をユーリに認めさせるという良い影響が現れている。
以降の戦いでも剣士達と心を通わせる為の手段として剣でのぶつかり合いを選ぶ事が多く、その甲斐もあってか、終盤時点では大秦寺同様に剣に乗せられた剣士の思いを読み取れるようになったようで、あまりにも薄っぺらい動機で世界を滅ぼそうとするマスターロゴスの剣を軽いと評した。

サウザンベースの策略とソードオブロゴスに対する疑念から一時期、仲間達から追われる身となった彼だが、これらのイベントは彼の心身を成長させ、仲間達と本当の絆を結ぶ上で必要なものだったと言える。

親友を失う・一緒に戦った仲間全員と決裂状態になり襲われ続ける・自分達が行動している裏で何人もの人達の命が失われている事実を知る等苦しい状況に置かれ続けながらも決して曇ることのないメンタルの強さを発揮している。そのためなのか、他の登場人物と比較しても重症や瀕死レベルの負傷を受けることがかなり多い(対照的にメンタル面でのダメージは2号ライダー枠の倫太郎が請け負っている)。

配役について

ここ近年、仮面ライダーの主人公には10代、20歳など若手の起用が当たり前になっている中、演者の内藤氏は本作開始時点で24歳と主役にしては歳が平均よりやや上である。
内藤氏は身長187cmという長身を誇り、これは平成、令和の主人公ライダーを演じた俳優としては最長身、昭和ライダーに目を向けてもこれまで歴代主人公ライダー俳優最長身だった仮面ライダーZX村雨良を演じた菅田俊氏に並ぶタイ記録でもある。
芽依役の川津明日香氏と同じ事務所であり、オーディションの合格発表時にはドッキリを仕掛けられたという。

設定の変更

基本的に戦いの中で成長することで強くなっていくライダー作品の主人公であるが、飛羽真はその中でも兼業作家の一般人が戦いに巻き込まれたという設定から、特に強さに対して説得力がない主人公と指摘されることが多い。また、ルナや賢人に対する態度も、十五年間も忘れておきながら命がけで助けようとするという、メタ的に言って感情移入しづらい設定になっている。
これらの設定の矛盾や違和感は、コロナ禍による急な設定変更による影響である。
『フィギュア王』No.284のインタビューによると、元々飛羽真はルナを救う手がかりを求めて剣術の鍛錬や知識を蓄えていた主人公になる予定であり、ストーリー自体もルナを探して各地を旅する物語になるはずだった。
しかし、コロナ禍の影響からストーリー自体が撮影所内で行われるかなり限定的なものになり、それに伴って飛羽真自身の設定も、兼業作家へと変更せざるを得なくなり、ルナや賢人に対しても、かつての記憶を失っている。という設定になったことが明かされている。
それもこれらの設定変更は、第一話と第二話の原稿が完成され撮影に入る直前という、制作側からすれば最悪のタイミングであったため、特に序盤の飛羽真の言動や行動はかなり唐突で突飛なものに感じられる箇所が散見される。
これらのことから、ライダーファンの間では天道総司が撮影直前で津上翔一になったと例えられることがある。

物語開始時点で既にブレイブドラゴンワンダーライドブックを入手しており、のちに聖剣ソードライバーに選ばれるきっかけとなった。新堂倫太郎曰く普通のホモサピエンスではないらしい。

剣士が本の魔物と壮絶な戦いを繰り広げ、“謎の少女”が助けを求めるという、謎の夢を頻繁に見ている。謎の少女が次元の裂け目に吸い込まれそうな時に小指で必死に繋ぎ止めようとしたことから、なんらかの約束をしていた事の暗喩とも取れる。

15年前、メギドが引き起こした事件に巻き込まれたが、その時の記憶を失っており、幼馴染の富加宮賢人や「もう一人」の事も忘れていた。しかしソフィア曰く、「それが彼がセイバーに選ばれた理由」らしい。

物語が進むに連れ徐々に記憶を取り戻していき、謎の少女=幼馴染のルナであること、15年前に自身を救ってくれたのが先代の炎の剣士=上條大地であることを思いだした。

中盤からは明らかに普通のホモ・サピエンスではない事を強調するように肉眼で時国剣界時のカラクリを見破るなどの特殊能力を発揮し始めている。
さらに11の聖剣と19の本とルナを用いた儀式にて、空中に刺さった火炎剣烈火を引き抜いて儀式そのものを中断してしまった。その後は火炎剣を通じて他の聖剣所持者の戦闘を察知する等、離れ業に磨きがかかっている。バハトとの決戦では生身の状態で発光させた火炎剣烈火を仮面ライダーファルシオンにダメージを与えている(この時に変身もしていないのに、セイバーの姿が浮かび上がっている)。

ユーリによって後に明かされたところによれば、飛羽真に付きまとう「力を手にする運命」とは、「世界をつなぐ存在」であるルナに「選ばれた」のが理由であるらしい。
これによって飛羽真はワンダーワールドの力全てを手にする宿命を背負ったが、同時にワンダーワールドの守護者となり、現実世界から消滅することを定められてしまっているという。

しかし飛羽真はこれまでに何度も闇黒剣月闇が見せた災いの予知を覆しており、第1章からの決めセリフ物語の結末は、俺が決める!が、比喩表現に留まらず世界の造物主の如き意味合いとなり出している。

第45章の巻末付録では彼が「普通のホモサピエンス」ではない理由について言及されており、それは「全知全能の書」の分かたれた存在であるルナによって英雄=物語の主人公に選ばれた存在であるからである(後述)。

ワンダーストーリー

幼少期にルナを含めた三人で愛読していた飛び出す絵本。
現在は飛羽真が所持し、手元に置いて持ち歩いている。
ただ、どうやら単なる絵本ではないらしく、3ページの「龍に乗った騎士が大地を破壊する」場面から先が空白になっている。
ドラゴニックナイトプリミティブドラゴンの覚醒時などに呼応する描写があったことから、これ自体も全知全能の書の一部か、そうでないにしても何かしらの関係がある可能性が否めない。

なおこの竜騎士は第1話で飛羽真が火炎剣烈火を手にしたときに一瞬だけ出現している。

竜騎士のページの全文は「空を覆う黒い雲。激しい音が鳴り響く。君は希望を信じることが出来るだろうか。世界がほどける時、竜が炎の剣を呼び覚ます。剣は剣士を選ぶだろう。真っ赤なマントをたなびかせキラリと輝く仮面の剣士。それは世界を救う伝説の剣士」というもの。
倫太郎がこの一説を引用する場面もあったことから、ソードオブロゴスに伝わっている可能性もある(幼少期の飛羽真は上条の知己=組織と間接的にかかわっていた)。

その正体は飛羽真を主人公に据えたシナリオであり、これまでの言動や成果の全てはこの本によって予め定められていたものである。なお、ページはストリウスがグリモワールワンダーライドブックを手にした所で終わっており、続きはない。
また、ソードオブロゴスとは無関係だった一般人だったにも関わらず、序盤の時点で古代文字を読めたのはこの絵本に同様の文字が書かれていた為だという。

余談

彼が書斎に飾っている絵本の中には、仮面ライダーウィザード奈良瞬平が大切にしていた「森の魔法使い」がある他、置き時計は不思議の国のアリスに登場する時計ウサギの懐中時計を模したデザインであり、両脇にはアリスとウサギの像が据えられている。なお、書斎の設定は放送前のPVで確認できたボツ設定である。

名前の由来は「紙の山」「刀」なのではないかと思われる。

なお劇中の衣装はハイブランドまで混ざる形でかなり多岐に渡るが、これは企画チームが飛羽真の職業が小説家であることから「偏屈で気難しい人」という固定概念がつくことを懸念し、前作のスタイリング等を手掛けた村瀬昌広氏を衣装選び担当とし、服装から明るく目を引くようなオシャレなキャラを目指したことが理由である。

関連タグ

仮面ライダーセイバー  セイバー(仮面ライダー)
ファンタジック本屋かみやま  小説家  本屋

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飛電或人神山飛羽真五十嵐一輝/バイス
















最終盤のネタバレにつき注意!!

激闘の末にストリウスを倒したものの、世界の崩壊は否応無く訪れ、飛羽真らも崩壊に巻き込まれたかに見えた。しかし、人々が思い描く「大切な物語」の力により完全な世界の崩壊は免れた。
飛羽真は新たにワンダーストーリーの続きを書き加え、刃王剣十聖刃ワンダーオールマイティライドブックの力を合わせる事で新しいワンダーワールドを構築、運命通りに新たな管理者となった。さらにカリュブディスの贄とされた人々の物語も一人一人丁寧に書き続け、ユーリを含めた彼らを元の世界に帰還させる事に成功。先達に見送られ、1年後に仲間たちの下へ自らも現実世界へ帰還するのであった。火炎剣烈火は小説家として専念する為にノーザンベースに返還した模様。

なお、世界の崩壊前に執筆されたエターナルストーリーは世間で大いに評価され、長谷川一圭賞を受賞するまでに至った。

物語の結末を決めた救世主の物語はこれからも続いて行く事だろう。そしてその意志を継ぐように新しいヒーローが現れる…。

8年後ではある事件により「東京都かがり市第二地区9丁目6号」にあったファンタジック本屋かみやまが火事で消失し、とペットのラッキーを発見して、新たな地で2代目ファンタジック本屋かみやまを開き、執筆活動と経営、育児に励んでいたが…

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