烈火抜刀!
『火炎剣烈火!』
飛羽真「火炎剣烈火…よろしくな!」
概要
『仮面ライダーセイバー』に登場する炎の聖剣。
ブレイブドラゴンワンダーライドブックを聖剣ソードライバーにセットし抜刀することで、所有者を炎の剣士たる仮面ライダーセイバーへ変身させる。
「火炎剣」の名の通り刀身に聖なる炎を纏わせる事ができ、熱を帯びる程に力を増す性質を持つ。
「心正しき者を癒し、邪悪なるものを焼き尽くす」と謳われ、基本的には他の聖剣共々心の正しい者にしか抜けない剣だと思われる。
先代の使い手共々かつての戦いで失われた事を仮面ライダーカリバーが言及していたが、第1章でゴーレムメギドに立ち向かう飛羽真の前に現れ、引き抜いた彼を新たな剣士と認めた。
2000年前にソードオブロゴスが組織された際、光剛剣最光と闇黒剣月闇をもとに人の手で造られた最初の聖剣であり、いわば組織の持つ聖剣のプロトタイプというべき存在。カリバーとの戦闘中に火炎剣と闇黒剣が共鳴する場面などもあり、ただの初期型に留まらない力が隠されているようだ。
本の力と素質頼みだった飛羽真はこの聖剣の真価を発揮できていなかったが、本来の力を発揮すると刀身が赤熱・発光し、最光同様「邪悪とそれ以外を斬り分ける」能力を発揮する。
やがて、聖剣が赤く発光すると共に時折世界を繋げる存在と幾らか干渉できるようになる描写も存在するが、これが火炎剣の特性なのか変身者が「選ばれし者」だからなのかは判明していない。聖剣が世界や黙示録に干渉できるという設定や聖剣が発光する場面を鑑みると前者の可能性が有力だが、変身者が世界を繋げる存在と特別な関係であったことも大きな要因だろう(他のソードオブロゴスの面々では結局自力でその存在を見つけ出すことはできなかった)。
また第38章から刃王剣十聖刃を多用するようになり、しばらく使われていなかったが、第41章で二刀流の形で再び使用された。
『機界戦隊ゼンカイジャー』では劇場版に先駆けた特別回にて、ゼンカイザーがセイバーのギアの力で装備して使っている。
後日談である増刊号では飛羽真が普通の小説家に戻ったことによってソードオブロゴスに返還されたが、『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』にて再び飛羽真の元に渡った。
『深罪の三重奏』では飛羽真が所持していたため、ビヨジェネもしくは他の事件の発生により彼や世界が危険に晒される可能性があるため彼に譲渡されたのだろう。なお、刃王剣の方は所持していないと思われる。
全知全能の書復元の儀式において、セフィロトの5番・ゲブラーの座に配置される。
余談
- 聖剣はソードライバーに納まっている状態と抜刀した状態で長さが違う別のプロップが用いられているが、火炎剣烈火は抜刀状態のプロップもアップ用・アクション用・燃やす用とさらに多い。
関連タグ
音撃棒烈火:音撃戦士が使用する対魔化魍用の武器の一種。名称が「烈火」。
烈火大斬刀:侍戦隊シンケンジャーが使用。こちらは火属性の大剣。
主役ライダー武器
アタッシュカリバー←火炎剣烈火→オーインバスター50/オストデルハンマー50