黄雷抜刀!
『雷鳴剣黄雷!』
概要
『仮面ライダーセイバー』に登場する雷の聖剣。
ランプドアランジーナワンダーライドブックを聖剣ソードライバーにセットし抜刀することで、所有者を雷の剣士たる仮面ライダーエスパーダへと変身させる。主な所有者は富加宮賢人。
聖なる雷を生み出して刀身に宿すことができ、稲妻を帯びるほどに切れ味を増す性質を持つ。
「生命に活力を与え、闇に潜む悪を射抜く」剣と謳われる。
使用時に必須となるランプドアランジーナが本来特殊能力の拡張で使われる物語枠を担っているため、ソードライバー型の中では最も汎用性の低い聖剣とも言える。しかし単体での威力や速さは申し分ないため武器としては優秀で、変身者以外にも武装として使用されることが多い。
第13章でカリバーの闇に呑まれて賢人が消滅して残されたが、その後は飛羽真が持っており、第14章でドラゴンアランジーナとなったセイバーが火炎剣烈火との二刀流で使用している。第15章ではドラゴニックナイトの必殺技「豪火大革命」でも使用し、カリバーを撃破した。
その後は離反した飛羽真が所持しており、剣士たちとの合流に伴いノーザンベースで保管されていたが、第32章にてマスターロゴスの指示を受けた仮面ライダーサーベラに音銃剣錫音や土豪剣激土とともに強奪され、サウザンベースに渡ってしまった。
第35章にて再び賢人の元に帰ってくるも、賢人は一瞬迷った末に闇黒剣月闇を選び、黄雷を置いてその場を去るのだった…。
第38章で飛羽真から賢人に託されるも、心を決めきれずにいた。そんな中、死んだはずの父と邂逅し、対話で思いをぶつけながらも背中を押されたことで、賢人は再び雷鳴剣を手にすることとなった。
全知全能の書復元の儀式においては、セフィロトの6番・ティファレトの座に配置される。
余談
- 公式の謳い文句は闇の聖剣に選ばれた戦士との関係を感じさせる。
なお、雷には土を刺激して窒素酸化物を生成し、農作物に良い影響を与えるとされており、生命に活力を与える様はこれが元ネタだろう。
- セフィロトのティファレトは、色では黄色、物質では金を象徴している。前者は名前の黄雷の由来となっており、後者は強化フォームであるゴールデンアランジーナのモチーフの一つになっている。
関連タグ
ブレイラウザー:同じく使用者が雷属性の剣型ライダーウェポン。
3号ライダー武器
エイムズショットライザー/アタッシュショットガン←雷鳴剣黄雷→ビートアックス