概要
地球の南半球を守護し、組織の運営や意思決定を行う中央組織としての役割を持っており、ソードオブロゴスの実質的な本拠地である。組織の最高責任者を務めるマスターロゴスもここに身を置いている。
マスター直属の剣士である神代兄妹が所属している他、多数の兵を配備しているなど、所持する聖剣の数以外ではノーザンベースを上回る戦力を誇り、新旧風の剣士の2人もかつて所属していた。
ソフィアが消息を絶ってからは、ノーザンベース所属の剣士達を管理下に置いている。
ソードオブロゴスの一部ではあるが、使者としてノーザンベースを訪れた玲花が要所で怪しい動きを見せ、基地の書庫には「禁書」と呼ばれる危険な本を保管しているなど、組織としては一枚岩ではない不穏なイメージを抱かせている。
劇場短編でバハト/仮面ライダーファルシオンが封印された破滅の本の保管場所もサウザンベースの「禁書庫」だったことが判明しており、第23章ではストリウスの侵入を許し禁書を盗まれてしまっている。
飛羽真は上條の残した「真の敵は組織の中にいる」という言葉と、玲花の不審な行動、ノーザンベースの剣士達を指揮下に置き彼らの持つ聖剣とワンダーライドブックを一箇所に集めようとしているように見える事から、「"ソードオブロゴスに潜む真の敵"がサウザンベースにいるのではないか」と考えているが……。
『スーパーヒーロー戦記』において、遥か上空、宇宙空間には歴代のスーパー戦隊と仮面ライダーの書籍が「世界を揺るがす禁書」として封印されている禁断の地・アガスティアベースが位置する。
役割
ソードオブロゴスにおける本部となっている。基本的には剣士の育成や組織の運営方針の決定などはサウザンベースで行われている。
これは、北半球に陸地が多い=陸上を生活圏とする人間が多く、よってワンダーライドブックに関わる戦いの絶えない領域であったことから、陸地が少ない=大規模な戦いが存在しない南半球に本部を置く事を決めた為である。
逆に、主人公である飛羽真が協力する仮面ライダー(剣士)たちが所属するノーザンベースは、ワンダーライドブックに関わる戦いにすぐに駆け付けられる位置にあることから、前線基地として機能している。
その為、基本的にはノーザンベースの剣士たちはサウザンベースの剣士たちの配下に置かれていると言っても良く、神代玲花の指示にも従わざるを得なかった。
制服
基本的に青い外套を纏うノーザンベースの剣士と異なり、剣士たちはマスターロゴスに近い赤い外套の制服を着用する。
四賢神
サウザンベースにおける幹部。
マスターロゴスとは別に存在しており、基本的にはこの四人とマスターロゴスとの合議制によって組織が運営される。
関連タグ
新帝国ギア:同じく南極に基地がある組織。
人理継続保障機関フィニス・カルデア:こちらも同じく南極に基地がある組織。
さらに、こちらはその理由もかなり近い。2021年7月下旬に、それぞれの組織が登場する全員集合系のお祭り映画が相次いで公開された。