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概要編集

「メカこそ優秀、メカこそ絶対、メカこそ永遠」と考える総統ドクターマンが率いるメカ人間の帝国。南極の奥地にある機械の城ネオグラードを拠点とする。

人間を下等な存在だと断定し、メカ人間こそが地球を支配すべきという考えの下、人類への攻撃を開始した。


メカ人間達は「オブ・ザ・マン!」「バイ・ザ・マン!」「フォア・ザ・マン!」とドクターマンへの尊称を連呼(連呼しない場合は「フォア・ザ・マン!」のみ)し、巨大ロボット・メカジャイガン(後にネオメカジャイガン)とメラージュ戦闘機日本を狙う。


スーパー戦隊シリーズにおいて、人間が悪の組織の首領である初のケースとなっている。

「メカ人間」はアンドロイドとほぼ同義であるが、ドクターマンのように元々人間でサイボーグの概念で語るべきものも含んでいる。ただしドクターマンに関しては、自分が人間だったことを隠していた。



構成員編集

ドクターマン
ドクターマン
新帝国ギアをたった一人で作り上げた天才科学者で、その正体はロボット工学者だった蔭山秀夫。コンピューター研究の一環として、脳細胞を人為的に発達させて常人の数千倍の力を発揮させるという実験を、自らを実験台とすることで成功させ、コンピューター以上の高度な頭脳を得る。しかし、それにより「機械こそ人間に取って代わるべき」と考えるようになり、ギアを創設する。副作用として発生した肉体の老化は、体の相当部分を機械化することで対応している。中盤、息子との決別を機に自身を再改造し、脳までも機械化。それに合わせてコスチュームも変更された。技術者としては非常に優秀でたった一人で新帝国ギアを築き上げ、多種多様かつ高性能の巨大ロボットを開発したのみならず、反バイオ粒子を解析しバイオキラーガンを完成させ初代イエローフォーを倒すのに成功し、異星の科学を短期間で解析してバルジオンの改良型を完成させるほどである。

ビッグスリー
ビッグ3
ギアの大幹部で、メカジャイガンやジューノイドを使い実際の作戦を指揮する。メイスンファラモンスターの3名。

ファラキャット
ファラキャット
ファラボディーガードである女性型メカ人間。ファラは「私の可愛い小猫ちゃん」と呼んで寵愛している。アクロバティックな動きに加えて、鋭いによる引っかき攻撃や華麗なダブルヌンチャク捌きを見せるなど抜群の格闘技センスを持つ。部下にキャット軍団がいる。

キャット軍団
キャット₂キャット₃
ファラキャットの部下である女性型メカ人間。三人が存在。格闘術を武器にする。劇場版に登場して、イエローフォーピンクファイブの2人にボコボコに叩きのめされ、イエローの弓矢で倒された。

ジューノイド
ジューノイド五獣士
ドクターマンが生体部品とメカを合成して作り出した怪人達(中堅幹部格)で、「ジューノイド5獣士」と呼ばれる。後半は「ジューノイド3獣士」となる。第28、31話及び劇場版では5人全員で出撃。特に劇場版では、バイオマンの名乗りを模した名乗り口上を行い、それぞれの必殺技を一斉にしかけて相手を攻撃する「ジューノイドスクラムアタック」という連携技を披露した。第31話でメタルメガスの無差別砲撃を受け、全員が損傷するが、そのうち3体はドクターマンにより、強化再生された。

メカクローン
ギアのロボット戦闘員。両手を上下に振って独特の金属音を発し、行進時は全員揃った動きをする。銀色の仮面の下に醜いメカの顔を隠している。武器は斧状の剣と銃だが、バイオスーツには通じない。

プリンス
プリンス。
ドクターマンが生き別れの息子・秀一の成長した姿を想像し、「自分の息子」として作り出した少年型メカ人間。当然、秀一に外見は似ているが、性格は冷酷冷徹。ドクターマンの後継者及びギアの最高幹部として作製されただけあり、モンスターを片手でいなすなど、全ての性能においてビッグスリーの面々を上回っている。だが彼をメカ人間と知らない南原との接触により、プリンスとドクターマンの思わぬ弱点を露呈してしまう。


その他編集





主な発明編集

バイオキラーガン
第10話に登場したマシンガン型の銃火器。反バイオ粒子をエネルギー源とし、バイオロボのエネルギー源を奪い、初代イエローフォーを倒す事に成功する。言い難い話ながら、初代イエローフォー降板のアクシデントで生まれた副産物であり、本来物語後半以降に登場予定だった「反バイオ粒子」を前倒しに登場させる事になり、バイオキラーガンが誕生したと言える。しかし、何故かそれ以後登場せず。

関連タグ編集

超電子バイオマン


バダン不思議界フーマ同時期の特撮番組の敵組織。


有尾人一族ジャシンカ帝国新帝国ギア大星団ゴズマ

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