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超電子バイオマン

ちょうでんしばいおまん

スーパー戦隊シリーズ第8作目の作品、及び劇中に登場するヒーローである。
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『バイオマン!』

「レーッド、ワン!」
「グリーン、ツー!」
「ブルー、スリー!」
「イエロー、フォー!」
「ピンク、ファイブ!」

「ワン!」「ツー!」「スリー!」「フォー!」「ファイブ!」
『超電子!バイオマン!』

概要

実験作としての傾向が強く、今作では今までの毎回ゲストの怪人が出て来て、終盤で巨大化するといったパターンを排しており、巨大戦では毎回登場する様々な巨大ロボットと対決する。ゲスト怪人がすべて巨大な怪人というのは本作のみ。

(敵側が巨大化の代わりにロボットを用いる描写は、これ以前の作品では『バトルフィーバーJ』と『大戦隊ゴーグルファイブ』、以後の作品では『特捜戦隊デカレンジャー』と『轟轟戦隊ボウケンジャー』、『特命戦隊ゴーバスターズ』でも見られる。)
なお、従来の等身大怪人の役割は幹部クラス怪人のジューノイド五獣士(後に三獣士)が担っている。

音楽は矢野立美作曲で、都会的な雰囲気のあるデジタルシンセサウンドが大々的に投入されている。

作品タイトルに「戦隊」の文字が含まれないスーパー戦隊シリーズの一つである(本作以外には『ジャッカー電撃隊』、『バトルフィーバーJ』、『超新星フラッシュマン』が該当する)。

イエロー役が失踪した戦隊」としても有名。突然のトラブルにも関わらずかなり上手にまとめており当時のスタッフの技量の高さが窺える。
これでレッドとイエローのダブル主人公路線が頓挫したことから、物語の軸がレッドワンとドクターマンに集中し、戦隊一のレッド一強戦隊となっている。

また、タイトルコールで戦隊名をフルネームで言った戦隊でもある。(◯◯戦隊を抜いたタイトルコールならゴーグルファイブが初)

シリーズ初の女性戦士が2人いる『ダブルヒロイン体制』も大きな特徴。
前作の『科学戦隊ダイナマン』まで女性戦士が『紅一点体制』で一貫していたのは、実は当時のスタッフが女の子も視聴しているという現状を全然把握できていなかったためだったと、本作でプロデューサーを務めた鈴木武幸が証言している。
そして当時のスタッフの言い分は、『スーパー戦隊シリーズ』に限らず特撮ヒーロー番組は男の子向けというイメージが強いことから女性戦士は玩具関係で受けが悪く、女の子が見たところで親も戦隊とは無関係の女の子向けの玩具を買い与えるのが現状であるため、興行的に意味がないと判断してだった。実際、3年前の『太陽戦隊サンバルカン』は女性メンバーがいなくても興行的に成功した。それ故に当初は『ダブルヒロイン体制』に反対するスタッフも多かった。
しかしヒロイン二人の性格を違うようにしたことで話が進みやすくなり、イエロー降板もあったが無事成功し、この作品以降、女性戦士が2人になる事が定番化した。
一方で、シリーズにとって本来のターゲット層はあくまでも男の子であり、玩具を売ることが重視されている事と、シリーズの多様化を強調するためか、数年後に紅一点体制に戻したり、しばらく経ってから再びダブルヒロイン体制にしたりと繰り返している。

あらすじ

500年前にバイオ粒子を浴びた人間の子孫がバイオロボによって選ばれる。
彼らは地球征服を企む新帝国ギアの野望を打ち砕くため、バイオマンとして戦いを始める。
次第に激化するバイオマンとギアの戦い。そこにバイオ星を滅ぼした反バイオ同盟が
製作したロボット、バイオハンター・シルバが現れる!

登場人物

超電子バイオマン

呼称表

が\に高杉南原ミカジュンひかる
郷史朗高杉南原ミカジュンひかる
高杉真吾南原ミカジュンひかる
南原竜太郷さん真吾ミカジュンひかる
小泉ミカ郷さん真吾くん南原くん/ひかる
矢吹ジュン郷さん真吾くん南原くん/ひかる
桂木ひかる郷さん高杉さん南原さんミカジュン

スペック
パンチ力2000〜2500kg
キック力3500〜4000kg
走行速度時速120km
ジャンプ力100m


郷史朗/レッドワン
バイオマンのリーダーで24歳。日本人初のスペースシャトルパイロット

高杉真吾/グリーンツー
23歳。元カーレーサーで、メカの扱いが得意。少々おっちょこちょい。

南原竜太/ブルースリー
18歳。漁師の息子でマリンスポーツが得意。郷以上に直情的な性格。

小泉ミカ/イエローフォー(初代)
18歳。しかし、10話にて若い命を散らしてしまう。

矢吹ジュン/イエローフォー(二代目)
ミカの死後、新たにイエローフォーになった女性。アーチェリーの強化指定選手だった。

桂木ひかる/ピンクファイブ
20歳。おっとりとした女子大生。最初は頼りない感じだったが、次第に一人前の戦士へと成長する。

新帝国ギア

ドクターマン
ギアの総統。正体は人間、蔭山秀夫(かげやま・ひでお)

  • ビッグスリー
ドクターマンに次ぐ最高幹部。
メイスン
ファラ
モンスター

  • ジューノイド五獣士
ビッグスリーの下で作戦を実行に移す行動隊長。後年たびたび見られるの悪の戦隊の元祖的存在。
メッサージュウ
サイゴーン
ジュウオウ
メッツラー
アクアイガー

  • その他構成員
ファラキャット
プリンス
メカクローン兵
メカジャイガン
ネオメカジャイガン

バイオマンの関係者

ピーボ
柴田博士
蔭山秀一

第三勢力

バイオハンター・シルバ
「バイオ粒子反応あり!破壊!破壊!破壊!」

武器/合同技

バイオエレクトロンとは固有の技名ではなく、技の総称である。

  • バイオスーパーエレクトロン
額の電子頭脳から5色ビームを放つ。

  • バイオエレクトロンビッグアロー
巨大化したバイオアローにバイオ粒子を込めて金色の矢を発射する。

  • バイオリボルバー
包囲した敵にバク宙しながら空中に蹴り上げる。

  • サーカスループ
5人同時に飛び上がり、回転キックを繰り出す。

  • スーパーエレクトロン
5人がスクラムを組んで飛び上がり、スーパーエレクトロンのエネルギーを結集させたエネルギー弾を撃ち出す最強技。バイオスーパーエレクトロンとは別の技である。

  • スクランブル攻撃
敵の周囲を宙返りしながら敵に攻撃を仕掛ける戦法。


  • ペアーキック
イエローとピンクが同時に飛び蹴りを放つ。

  • バイオソード
銃タイプ、短剣タイプ、長剣タイプの三形態を持つバイオマンの共通装備。

バイオソードでの必殺技

  • ミラクルレーザー

5人のバイオソード長剣タイプを重ねてビームの奔流を放つ。
女性二人で放つタイプはペアーソードと呼ばれる。

  • バイオエレクトロビーム
バイオソード銃タイプから5色のレーザービームを同時に発射する。
女性二人で放つものはペアービームと呼ばれる。

  • バイオソードフラッシュ
5人のバイオソード長剣タイプを星型に構え、ビームの渦を発生させる。

  • ミラクルボンバー
バイオソード短剣タイプから五色のレーザービームを放つ。
長剣タイプを地面に突き立てて、エネルギーを走らせるバージョンはペンタビームとなる。


メカニック

  • バイオターボ

赤い車体とパトランプが特徴のスーパーカー。最高時速は350km/h、スーパースピードでは630km/hに跳ね上がる。4番目のボタンを操作するとカウルが展開してミサイルを発射、黄色いボタンでスーパースピードモードに移行する。主にレッドワンが登場した。

  • バイオマッハ
5人それぞれに支給されたバイク。最高時速は300km/h、スーパースピードでは540km/hに跳ね上がる。
カウルからはロープを発射できる。

バイオジェット1号・2号を格納する戦闘巨大空母

初の意志を持つロボ。バイオジェット1号・2号が合体。
必殺剣「スーパーメーザー」から放たれる技は多彩。


音楽

主題歌

  • 超電子バイオマン(OPテーマ)

作詞:康珍化/ 作曲:加瀬邦彦 / 編曲:矢野立美 / 歌:宮内タカユキ
OPテーマ。戦隊史上初めてフルネームでのタイトルコールが行われたが、本作は奇しくも「〇〇戦隊」というネーミングではなかった。

  • バイオミック・ソルジャー(EDテーマ)
作詞:康珍化/作曲:加瀬邦彦/編曲:矢野立美/歌:宮内タカユキ


挿入歌

  • 俺達バイオマン

作詞:八手三郎/作曲:加瀬邦彦/編曲:田中公平/歌:宮内タカユキ、こおろぎ'73

  • セクシャル・レディ
作詞:吉田健美/作曲:加瀬邦彦/編曲:田中公平/歌:石渡マキ
百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』では、「昭和の女性戦士」(厳密にはファイブイエローまで)のテーマソングとして使用された。
ちなみに石渡マキは、名作OVA『メガゾーン23』のエンディングテーマ「淋しくて眠れない」の歌唱を担当したタケウチユカと同一人物である。参考リンク

  • Blue Togetherness
作詞:冬杜花代子 / 作曲・編曲:矢野立美/歌:宮内タカユキ
百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』では、「力の戦士」のテーマソングとして使用されているが、バイオマンは全員が力の戦士以外の役割にカウントされていたりする。

  • 大空翔けて!
作詞:冬杜花代子/作曲・編曲:矢野立美/歌:こおろぎ'73、ジャパン・エコーシンガーズ

  • カラフル・バイオマン
作詞:吉田健美/作曲:加瀬邦彦/編曲:矢野立美/歌:宮内タカユキ、こおろぎ'73、ジャパン・エコーシンガーズ

  • 夢みるピーボ
作詞:曽田博久/作曲・編曲:田中公平/歌:太田淑子、コロムビアゆりかご会

  • バイオロボの歌
作詞:八手三郎/作曲:田中公平/編曲:矢野立美/歌:宮内タカユキ

  • 夕焼けのペガサス
作詞:冬杜花代子/作曲:加瀬邦彦/編曲:田中公平/歌:阪本良介

余談

  • 東映プロデューサーの鈴木武幸によると、企画を立てる前にとある子供の視聴者から届いた「ピンクがレッドを助けて欲しい」という内容の手紙がダブルヒロイン案を発案するきっかけの一つとなったとのこと。


  • 企画最初期には「男性5人のみの戦隊」という案も出ていたが、作劇上問題があることから、東映プロデューサーの鈴木武幸による、ダブルヒロイン案が導入された。当然前述の通りスタッフからは反対意見も出たが、実施してみると好評だったため、翌年には一転して「5人全員を女性にしてもいいのでは」という意見まであったとか。

  • 企画段階では過去にバイオロボと邂逅しバイオ粒子を浴びたおとぎ話の主人公たち(桃太郎金太郎一寸法師かぐや姫)が現代へタイムスリップし、現代人の女性とともに悪と戦うという構想もあったが、「子供が皆おとぎ話を知っていると思ったら大間違いだ」ということで没に。郷の動物との意思疎通能力や、メンバーのキャラクター設定などにその名残が見られる。企画がハイテク路線に転換してからのサイボーグ戦隊にする案も戦隊シリーズの作風に合わないことから没とされた。その後も5人全員が異星人という案や、500年前に理想郷を求めて旅をしていた5人がバイオ粒子を浴び、その子孫が戦うといった感じで設定が二転三転。5人の名前も数回にわたって変更されている。

  • ヒーローのスーツの素材が本作品より変更されており、それまで多用されてきた綿とナイロンによるものから、新たに伸縮性・耐熱性に優れた「オペコット」と呼ばれる合成繊維による生地が使用されるようになった。


  • 本作品から、主に敵キャラクターの初登場時に名前のテロップが下に挿入されるようになった。

関連イラスト

センシティブな作品
バルジオン



関連タグ

スーパー戦隊シリーズ バイオ
新帝国ギア メカ
科学戦隊ダイナマン超電子バイオマン電撃戦隊チェンジマン

未来戦隊タイムレンジャー:最終回で紹介され、2人の女性戦士がいる事でドモンを羨ましがらせ、その勢いでユウリにダメ出しをして殴られて鼻血を垂らした。
海賊戦隊ゴーカイジャー:劇場版第1作「199ヒーロー大決戦」で郷史朗が登場し、第4作「スーパーヒーロー大戦」ではレッドワンが登場した(演者も同じ)。
暴太郎戦隊ドンブラザーズ:企画の初期段階で没になった「おとぎ話モチーフの戦隊」に、実に38年の時を経て再挑戦した令和戦隊。但しモチーフを「桃太郎」に絞っている関係で、レッド以外のメンバーの顔触れは本作の没案とは異なる。

主なゲスト出演者
土師孝也 真田広之  黒崎輝

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