マジーヌ「チェンジ全開!」
29バーン!バンバン!バンバン!
ババン!ババン!ババン!ババン!ババババーン!ゼンカイマージーヌゥ!
「魔法パワー!ゼンカイマジーヌ!」
CV:宮本侑芽
スーツアクトレス:下園愛弓
概要
ゼンカイジャーの一人。マジーヌがギアトリンガーにゼンカイマジーヌのセンタイギアをセットして変身する。名乗りポーズはマジレッドのアレンジで締めに両手全体でMを表現する(名乗り始めの指のポーズもマジレンジャーで度々取られていたポーズである。また第48回での素面名乗りはマジピンクの名乗りポーズを踏襲している)。
第45カイでの決め台詞「チェックメイト!」もマジレンジャーの決め台詞である。
センタイギアを裏返して使用すると巨大化、更にマジンドラゴンに機界変形する事が出来る。
スペック
身長 | 204cm |
---|---|
体重 | 270kg |
スピード | 130km/h |
パワー | 1100馬力 |
帽子のパーツが長い所為か、身長はメンバーの中で最も高い。その反面、他のメンバーと比べてパワーは最も低い。
容姿
メインカラーはピンク。メンバーの紅一点で他のメンバーよりも細身。
唯一顔に口があるデザインで、よく見ると金髪になっている。
『魔法戦隊マジレンジャー』のマジキングに似た姿で肩には翼があり、桃色繋がりかマジフェアリーの様な意匠もある。
額にはマジレンジャーの作品番号を表す「29」が振られている。
全体として、黒いアンダーボディに桃色の装甲を着込んだようなスタイルで、前垂れパーツが付いているので一見するとそう見えにくいが、背後から見るとレオタード風スーツになっている。
これは、ゼンカイマジーヌの顔つきが『バトルフィーバーJ』のミスアメリカを彷彿とさせるので、そこから着想を得たとも考えられる。
戦闘スタイル
固有武器として魔法の杖「マジーヌスティック」を持ち、これを用いた打撃や杖に跨って飛行する、「ぬぬぬマジーヌ!」と唱える事で魔法を使う等トリッキーな戦法で戦う他、ギアトリンガーによる銃撃も行う。
歴代の戦隊ヒロインと戦う事も多く、ボウケンガールズ&マジカルシスターズの4人同時攻撃でも怯まなかった。
技
※固有の技のみ記載
- ぬぬぬマジーヌ
メインの固有技。非常に強力な能力で「マジーヌが“最強”と言われる最大の理由」。コレがピンチの打開に繋がる事も多い。詳細は上記のリンク先を参照に。
- 桃色の鮮烈
第45カイ!にて使用。マジーヌ以外のゼンカイジャーのメンバーに抱えて貰い、スイングの要領で勢いを付けて投げて貰う。その勢いに乗せ、不死鳥型の幻影の炎を纏って突撃する。
余談
- レオタード風スーツの女性戦士が登場するのは『超新星フラッシュマン』のイエローフラッシュ&ピンクフラッシュ以来35年ぶりであり、非スカートの戦士は特捜戦隊デカレンジャーのツインカムエンジェル以来17年ぶりである。また、スーツアクトレスがレオタード風スーツの戦士を務めるのは今回が初であるがバトルフィーバーJのミスアメリカ以来42作ぶりという見解もある。
- マジキングモチーフなのはファンタジー系代表であることに加えて「女性的なデザインに出来るロボット」「魔法使い⇒魔女っ娘」と言う観点から選ばれている。
- 尚、初変身は第3カイであるが、奇しくもマジレンジャーと関与した「海賊戦隊ゴーカイジャー」の放送回(第3話)と全く同じである。
- 因みに、第6話でマジーヌが見せたダンスはマジレンジャーのED「呪文降臨~マジカル・フォース」の振り付けだったりする。
- 何気にメンバーの中でその戦隊のレッドのメカと違うモチーフのメカになるのは彼女だけである。
- 過去の東映特撮作品の女性型ロボットは玩具版では単体だと男児受けが悪いと判断されたからか他のロボットと異なり単独で発売されておらず、主役ロボの追加パーツとセットで発売されていたが、時代の流れなのかゼンカイマジーヌは他のキカイノイド同様単独で玩具が発売されている。
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