マジピンク

まじぴんく

マジピンクとは、『魔法戦隊マジレンジャー』のメンバーである。

CV：別府あゆみ

スーツアクター：小野友紀

概要

天空聖者ウインジェルから魔法を授かった小津芳香が変身する桃色の魔法使い。風を操る魔法を駆使する他、変身魔法による変幻自在な戦法を得意とする。

武器は近接武器にもなる魔杖マジスティック(海外版では魔力弾の発射も可能)。

主な魔法

変身魔法

「マージ・マジーロ」の呪文で発動し、生物、物体問わず様々な姿に変身が可能。色はピンク色なので正体がバレやすいのが難点。

芳香ちゃん扇風機

風の魔法使いだからかこの姿に変身する事が多く、敵集団を吹き飛ばす際に活躍する。

第5話では魁の恋を応援するために変身し、影で風を起こすが、魁が誤って山崎さんのスカートを覗いてしまうという結果に終わる。

芳香ちゃん大砲

大砲に変身して仲間を打ち出す。マジグリーンとの合体技は「ハッピーウェディングボンバー」となる。

芳香ちゃんペッパー

胡椒に変身して敵のくしゃみを誘う。

芳香ちゃんのれん

のれんに手押しということわざ通り、のれんに変身して敵の攻撃を受け流す。といっても扱いはひらりマントに近い。

芳香ちゃんピンクカー

麗をドラマのオーディション会場に連れて行くために変身した。

ボンネットにはマジピンクのマーク、ナンバープレートにはマジレンジャーのマークが描かれており、ライトから睫毛が生えているのが特徴。ひとっ飛びで前方の車を飛び越えるジャンプ力を持つ。

魔法が解けると対象を肩車しているような状態になる。

芳香ちゃんミツバチ

奥手な魁の背中を押すためにミツバチに変化した。

魁は山崎さんを守ろうとしてメガホンで追い払うが、誤って山崎さんを殴ってしまい、好感度が下がってしまう。

ただし、顔は芳香のままである。

ラジカセ

甘味処に来ていた魁と山崎さんの距離を縮めるためにアダルティーな音楽でムードを演出しようとしていた。

しかし、芳香のお節介に嫌気が指していた魁に正体を見破られてその場を去った(この時に魁は店員にぶつかってしまい、山崎さんの制服があんみつで汚れてしまう事に…)。

ポスト

魁を見守るために擬態した姿。目立った能力は使用していない。

バンキュリア

冥獣ミミックの主人であるバンキュリアに化けて誘き出し、翼を羽ばたかせて突風を放つ。

目には目を、歯には歯を、擬態には擬態をといった所であろうか。

(流用の都合で)体にピンク色の部分が確認できないのが特徴。つまりは完璧になりきれている為、本来なら喜ばしい事なのだが…。

特訓マシン

冥獣グールのパンチを攻略するための特訓の際に変身。

セットしたサッカーボールを高速発射するが、威力はボールが岩にめり込むレベルであり、食らったらタダでは済まなそうである。

芳香ちゃん釣竿

嘆きの海で魚を釣り上げるために変身、スモーキーがアングラーを務めたが、逆に魚に飲み込まれてしまった。

ピンクストーム

突風を放つ。芳香ちゃん扇風機に変身して放つ場合と、「ジー・マジカ」の呪文により発動する場合がある。海外版ではトルネードパワーとも呼ばれ、竜巻で相手を巻き上げるタイプもある。

蹴りを加えたものはピンクストームキックと呼ばれる。

マジレンジャーボール

「マージ・ジー・マジーロ」の呪文でピンク色のボールに変身して突撃する。本来はマジフェアリーの時に使う技である。

レジェンドストーム

レジェンドマジピンクでの得意技。「吹き荒れよ、つむじ風!」の掛け声とともにより強力な突風を放つ。

ジー・ゴル・マジュナ

床に穴を空ける呪文。

パワーレンジャー・ミスティックフォース

ヴィダ・ロッカという人物が変身する。吹き替えは渡辺明乃女史が担当。

余談

実は戦隊ピンクでは初めて『風属性と明言したピンク』である。

今までスーパー戦隊の色に属性を合わせるネタの際にはピンクは余りとして風属性を付けられる事が多かった。

海外版では背中に蝶の翅「ミスティカルウイング」を発現させ、突風を発生させたり、対象にくしゃみを催す粉塵「フェアリーダスト」が使える設定が追加され、妖精要素が強調された…ただし、あちらではマジフェアリーの名前が「ミスティック・スプライト」となっている(スプライトは妖精ではなく「精霊」のこと)。

上述の描写は原作の変身魔法の使用シーンと差し替えになっているが、変身前では雲に化身して特定の液体を対象に振り撒く「ミスティックレインクラウド」という技を使う事が出来、萎れた花を元気にする薬を服用し、人樹になってしまったザンダーことグリーンレンジャーに解毒剤を与えて元に戻している。

なので、完全に変身魔法の使用シーンが無くなったわけではない。

関連タグ

魔法戦隊マジレンジャー　戦隊ピンク

スーパー戦隊シリーズ歴代ピンク

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