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モンスターメカジャイガン・ミイラカンスは、このフィルターサングラスをかけねば見えぬ。まことに、ドクターマン様の科学力は偉大なものよ。今度ばかりは見えぬメカジャイガン相手では、バイオマンも手も足も出せまい」

概要

第5話「見えない敵を斬れ」に登場。

予言者「ゴールデンボス」に扮したモンスター指揮の下、影山町上空から小判をばら撒いたメカジャイガン。名前の通り巨大なミイラ男のような姿をしており、包帯の下にはメカ組織が見え隠れしている。ドクターマンはこれによって人間を醜く堕落させて悪の本性をむき出しにさせ、影山町をモンスターに従い金に眼の眩んだ人間ばかりの悪の町に変える「黄金の雨作戦」を展開した。

実は包帯に見える物は「メタルテープ」という特殊な金属製のテープであり、光やレーダーの波長を反射して姿を消したり、レーダーの感知から逃れたりすることが可能。

活躍

姿を消した状態で小判をばら撒き、バイオジェット1号のレーダー網もかい潜りながら作戦に従事するが、モンスターのアジトを透視したグリーンツーによって彼の持つサングラスをかければミイラカンスが可視化されると気づかれる。そして高杉の作戦によってモンスターのサングラスを奪われ、作戦に綻びが生じ始める。

バイオロボとの戦闘では姿が見えないアドバンテージを利用して攻めるも、グリーンがサングラスをかけるや形勢逆転、スーパーメーザーでテープを全て落とされてしまう。ならばと右目を発光させてテープを操り、バイオロボの眼に巻きつけて視界を封じることに成功。しかし気配を読むというレッドワンの作戦の前にそれも潰え、最期はコンセントレーションを受けて爆散した。

余談

出渕裕が最初にデザインしたメカジャイガン。

デザイン画では腹部から鉄球が出るギミックが想定されていたが、実物ではオミットされている。

脚部はツインカンスアンカーカンスをはじめとするメカジャイガンやネオメカジャイガンに流用された。足の溝の部分が負担かかるために、アンカーカンス以降は雑誌掲載写真で膝部分が破れて写っていることが多い。

クラゲカンスもデザイン画ではミイラカンスからの流用を想定して描かれているが、本編では別の脚を使用している。

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