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カマキリカンス

かまきりかんす

カマキリカンスとは、特撮テレビドラマ『超電子バイオマン』に登場する巨大ロボの一つ。
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ドクターマン「これまで作ったメカジャイガンの最高傑作、とっておきの最後のメカジャイガンともいえよう」

「そのパワーとスピードはどのメカジャイガンよりも優れ、最強の刀を持たせれば、まさに鬼に金棒バイオロボなど敵ではない!」


登場話数:第30話「最強カンスの魔剣


概要

新帝国ギアが開発したメカジャイガンの一体。作中に登場したものとしては最後の機体でもある。

巨大な複眼と長い首を備えた頭部や、全体的にスマートなフォルムなど、その名の通りカマキリを意識した要素が前面に押し出されており、その例に漏れず左腕も鋭利な鎌状の刃となっているのが特徴である。

この鎌や、腹部に装備された2門のバルカン砲が戦闘における主武装であり、さらに記事冒頭に示した台詞にもあるように、パワー・スピードの両面においても従前までのメカジャイガンを凌駕するだけの性能を発揮する。


このように、最強最後のメカジャイガンとして作られたカマキリカンスであるが、実のところ初出の時点では右腕に鎌が備わっていない、未完成とも言える状態となっている。

これはドクターマンが、そこに収まるべきパーツとして「世界最強の刀」たる日本刀を組み込むことを意図したためであり、この日本刀を巡ってバイオマンとギアの間でまたしても熾烈な抗争が展開されることとなる。


作中での動向

ドクターマンの意を受け、モンスター刀鍛冶の国友兼光の元へ弟子入りし、彼からの信頼を得て最強の日本刀を作り上げようと目論むのだが・・・すっかりモンスターのことを気に入ってしまった兼光が、彼を娘のアキコの婿に決めてしまったがために、これを断ろうとしたアキコが婚約者役としてを呼び込んでしまうという、思わぬアクシデントが発生してしまう。

結果、こちらも兼光の元に弟子入りした郷の働きにより、モンスターの正体や目的も露見するに至るも、ドクターマンの指令により出撃したカマキリカンスは郷を助けに向かった他の4人に襲いかかり、彼等を洞窟に生き埋めにして足止めを図ってみせた。


その後、完成した日本刀を巡ってバイオマンとモンスター・ジュウオウとの間で激戦が繰り広げられる中、カマキリカンスはモンスターが持ってきた日本刀に、両目からの光線を照射することでこれを巨大化・変質させ、ギアの科学力をも組み込んだ最強の「カマキリ剣」として右腕に組み込んだ。

これにより、名実ともに最強のメカジャイガンとして完成したカマキリカンスは、相対するバイオロボに対してもカマキリ剣の優れた切れ味を見せ付け、バイオシールドをも両断するなど一時は優位に立ってみせたが、バイオマンも相手に攻撃の隙を与えぬよう一気に勝負をかけることを選択。結果、必殺の「スーパーメーザー・ウェイトアタック」を叩き込まれ、カマキリカンスも呆気ない最期を迎えたのであった。


「おのれバイオマンめ! 最後のメカジャイガンも敗れたか。

 だがこのまま引っ込む私ではないぞ。

 私の科学の恐ろしさを、この次こそ思い知らせてやる!」


こうして、最強最後のメカジャイガンまでもがバイオマンの前に敗れ去る格好となったものの、それはドクターマンによる新型巨大ロボの開発、そしてバイオマンとのさらなる激闘の幕開けを意味するものでもあった・・・。


備考

デザインは出渕裕が担当。ストレートにカマキリをロボット的にアレンジした一体であり、単にグリーン一色ではなくシルバーとも組み合わせた配色も含め、上手くいった方であることを後に述懐している。

このグリーンの部分は、当初の淡いオリーブ色から重量感のあるモスグリーンへと変更するようデザイン画稿に添え書きがなされており、実際の造形物もそれを反映した形とされている。同様に右腕についても、当初左腕と同形状の鎌が備わった形に描かれていたものの、こちらも後から強化版としてより巨大な鎌を着脱可能とする形に変更が加えられた。


他のメカジャイガンと同様に、カマキリカンスも鋭い棘状の膝や、側面に丸穴が縦に3つ並んだ独自の脚部が考案されているが、実際の撮影に際しては爪先などの形状が比較的近似している、デビルカンスの脚部が流用されている。


関連タグ

超電子バイオマン

新帝国ギア メカジャイガン

カマキリ 日本刀

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