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メカジャイガン

めかじゃいがん

メカジャイガンとは、特撮テレビドラマ『超電子バイオマン』に登場する巨大ロボの総称の一つ(画像は第9話に登場したツインカンス)。
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ドクターマン「メカジャイガン・〇〇カンス、出撃!」


概要

新帝国ギアが、破壊工作への投入を目的として建造した巨大ロボット群。

「カンス」の通称を持ち、個々の機体の名称も「〇〇(モチーフ名)+カンス」で統一されている。


開発を手掛けるのはギアの総統・ドクターマン。一部抽象的なモチーフも散見されるものの、基本的には動物をモチーフとした機体が多数を占める。またギアの本拠であるネオグラード内部の格納庫には、建造済みの数体のメカジャイガンが常時自らの出番を待つ状態にあるなど、作中ではメカジャイガンという存在を通して、ギアという組織のスケールの大きさを示す演出も随所に見られた。

出撃に際しては、記事冒頭にもあるドクターマンの号令一下、ネオグラードの下部にあるドックから、球状の巨大輸送カプセルに格納された状態で射出され、戦場へと飛来しその姿を現す。いずれの機体も自動操縦式であるが、中には新頭脳ブレインを搭載したアンカーカンスや、プリンスが設計を手掛けたグロテスカンスのように、他者が搭載・搭乗した状態で操縦される機体もごく少数ながら存在する。


物語前半のギアの主力として、バイオマンの擁するバイオロボと幾多もの激戦を展開したメカジャイガンであるが、物語後半からはデザインモチーフを生物に限定せず、かつ様々な面で強化が図られた有人操縦式の巨大戦力ネオメカジャイガン(メガス)が、新たな主戦力として導入された。


メカジャイガン一覧


その他

TVシリーズ第26話には、ゴーストカンスが出現させた「再生メカジャイガン」として、ムシャカンス、カエルカンス、カメカンス、スカラベカンスの4体が再登場している。


また、2013年放送の『非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛』第9痛には、メカジャイガンを意識した巨大ロボシーラカンスカンスが登場。こちらはさとうけいいちがデザインを手掛けている。


備考

以上の説明からも窺えるように、メカジャイガンは本作における「ゲスト怪人」に相当する存在ながらも、等身大戦をこなすビッグスリージューノイド五獣士とは形態上での関連性を一切有さない、この当時のスーパー戦隊シリーズとしては画期的な存在として位置付けられている。


メカジャイガンのデザインは、前作より続投となった出渕裕がその多くを手掛けているが、幹部などのレギュラーキャラクターや、前年の『科学戦隊ダイナマン』のデザイン作業との並行で手一杯であったことから、前年と同様に原田吉朗もサポートとして参加し、カブトカンスなど初期に登場する数体のデザインを担当している。

この他にも、やはり『ダイナマン』から引き続き参加した渡部昌彦森野うさぎも各々1体ずつデザインを手掛けている他、番組中盤からは当時企画者104に所属していた神田正宏が新たに参加、ピラニアカンスなど複数の個体をデザインしている。


前述の通り画期的な試みがなされたメカジャイガンであるが、一方で番組を制作する上での制約も勿論あり、膝から下のパーツについては初期に作られた複数体のメカジャイガンの脚部が、ほぼそのままの形で以降に登場する個体にも流用されていたりもする。


関連タグ

超電子バイオマン

新帝国ギア 巨大ロボ

出渕裕 スーパー戦隊シリーズ


悪魔ロボットコング(ゴーグルファイブ):いずれも本作以前のスーパー戦隊シリーズに登場する、各回のゲストキャラクターとしての巨大戦力達。これらは等身大の敵怪人とも設定上・デザイン上共に密接な関係を有する等、メカジャイガンとはその性質を異としている


巨大戦力

コングメカジャイガン/ネオメカジャイガンギガノイド

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