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概要

カラシン目セラサルムス科に属する幾つかの肉食の淡水魚の総称(特定の種を示す単語ではない)。主にアマゾン川など、南アメリカの熱帯地方に生息している。

ピラニアとはトゥピ語で「歯のある魚」を意味し、現地及び英語圏では「ピラーニャ」と発音する。我々がよくピラニアと呼んでいる魚は上半分が寒色で下半分が赤色で構成された「ピラニア・ナッテリー」の事を指す。


泳いで水を渡る動物を集団で襲って喰い殺す行動から「人喰い魚」として有名だが、これは乾季等により水量が減って獲物が見つからなくなり、更に個体数密度が上がった時に起こる稀な現象と考えられている。実際の所処、大半のピラニアは性格が極端に臆病で、自分より大きいものに対してはすぐに逃げ出す傾向がある。

ただし、一部例外も存在。なお、肉以外では木の実などの植物も食べる。


野外でもカワウソワニコウノトリなどに簡単に捕食されてしまう事が多い。また、ピラニアの凶暴さには「地域性」が存在するとも言われる(例えばA地区のピラニアは人を襲うが、B地区のピラニアは無害、と言った具合)。だからと言って一切襲われないとは限らないので、安易にピラニアが生息する水域には入らないほうが良い。


意外かもしれないが、現地では簡単に取れる上に美味しい大衆魚として親しまれている魚でもある。

淡白でクセがなく、それでいて旨みが強い為、臭み対策さえすれば(そもそもアマゾン川の魚はあまり臭みがないという話もあるが)どう調理しても美味しくいただけるそうで、ホッケのようなフカフカの身質を楽しめる丸焼きや、骨の出汁由来の旨味を存分に味わえるスープなどは定番。

注意点として、小骨が多いのでそれがすこし煩わしいのと、川魚ゆえ生食は危険といった所が挙げられる。また、現地でも村によっては「何を食ってるか分からない」として忌避する所もあるとか。


鋭い歯さえ用心すれば、水槽に入れて飼育することも可能である。


単独では臆病な魚とされている彼らだが、「どうぶつの森」では釣り上げて博物館に寄贈し、ピラニアのいる水槽に近付くとこちらに向かって突進してくる。(他の魚は寄贈すると水槽内で増える事があるが、ピラニアが増える事はない…であるにもかかわらず、単独でこのような凶暴さを見せているあたり、我々の世界とは全く異なる進化を遂げた(?)ようである。)



ピラニアをモチーフしたキャラクター

その悪すぎるイメージから、ほぼ悪役もしくはワイルドなキャラである。

なお、獲物に群がって骨だけにしてしまう存在をピラニアに喩える事も。(ゲゲゲの鬼太郎の「ピラニア蟻」など)


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