概要
南米アマゾン川に棲息する魚で、カラシン目セルラサルムス科という分類から分かる通り、殺人魚として悪名高いピラニアの仲間。
特定の分類を指す言葉ではなく、あくまでもセルラサルムス科の中で草食のものを指す総称であり通称。
多くは寿命は20年程。
しかし、凶暴なピラニアとは異なり、性格は非常に温厚かつ臆病な性格で、肉食はあまり行わず、水面に落ちてきた果実を食する。
しかし、偶に果実と間違えて股間に燦然と輝くアレに齧り付く事もある。これが痛いで済めば良いのだが、流石はピラニアの仲間、歯の力は硬い果実も噛み潰す程に強いので「ボールカッター」の異名を取る。要するに男の魂はパックンチョされて無くなるという事である…というのは実際には迷信らしい。
食べ物を食べる際の擬音である「パクッ!」はたぶん関係ない。
現地では水産資源でもあり、淡白ながら旨みも強い美味しい魚だとの事。ヒレもフライにして食べられる。
特にタンバッキーと呼ばれる種は脂の乗りが良く絶品で、ブラジルではアマゾン川でとれる魚で一番美味しい魚と多くの人達から認知されているらしい。