概要
南米を流れる川で流域面積は世界最大を誇り、
コンゴ川、ナイル川、ミシシッピ川の2倍程度、オーストラリア大陸の面積に匹敵する705万㎢。水深も深く、河口から4000km上流まで遠洋航海用の船が航行出来る程。平均水深は雨季で40m。
名称としてのアマゾン川はペルーのアンデス山脈のミスミ山を源流とするウカヤリ川とラウリクチャ湖から流れ出たラウリクチャ川/マラニョン川がイキトス付近で合流する所からの川を指す。ただし、ブラジルに入るとこの川はソリモンエス川と呼び名が変わる。ブラジル国内を2000km下ったネグロ川との合流地点から、再びアマゾン川と呼ばれるようになる。このアマゾン川には、支流では最大の流量・流域面積を誇るマデイラ川と、次いでタパージョス川やシングー川やトカンティス川などの大きな河川が南側から合流しながら河口まで続く。
アマゾン川の標高は河口から1600km遡っても32m、3800km遡っても80mしかない。アマゾニアと呼ばれる広い大湿原の低地が広がっている。新生代以降にアンデス山脈が隆起するまでは太平洋側に流れていた。
(Wikipediaより)
形成
アマゾン川が流れるアマゾン平野は4億年前に形成されていた。その頃南アメリカ大陸はゴンドワナ大陸の一部であり現在のアフリカ大陸と一体となった大陸を東西に貫く地溝帯が走っていた。
ここには東西にから海が流れ込み、海水起源の堆積物が徐々に積もりつつあった。やがて3億年前頃には大陸東側が干上がり、海の侵入は西側からのみとなった。そして中生代白亜紀には大西洋中央海嶺からのマントル上昇によってゴンドワナ大陸は分裂を始めた。西を移動を始めた南アメリカ大陸の中心部では東から西に流れ太平洋に注ぐ河川が形成された。ところが大陸がマントルの沈み込みが起こる現在のペルー・チリ海溝に到達すると、新生代第三紀頃には大陸西端には造山活動によって6000m級のアンデス山脈が形成され、行き場を失った水は平野部に停滞して巨大な淡水湖を作り上げた。段々と水位を高めた湖はギアナ高地とブラジル高原の間に流出先を作り、大西洋に河口を設けた。
その頃、地球は氷期にあり、海面は低かった。流れる水は高低差に勢いを持って流れ、湖底の堆積物を深く削った。この際残された丘がテラフェルメと呼ばれる増水時にも冠水しない台地となった。やがて氷期が終わって海面が上昇すると、海水が内陸まで入り込んで堆積物がバァルゼアを形成した。このような形成過程から、アマゾン川の水深は深くなった。
(Wikipediaより)
面している国
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外部リンク
関連タグ
多摩川:アマゾン川にちなんだ不名誉なあだ名がある、その名もタマゾン川。