概要
主に中南米に生息し、表側が金属光沢のある青の大きな翅を持ち、「世界で最も美しい蝶」「生きた宝石」などと形容される。
翅の裏側には蛇の目模様があり、これで天敵を驚かせてその間に逃げる。
花の蜜よりも地面に落ちて腐った果実、動物の死骸、キノコなどの汁を好む。
幼虫は毒のあるマメ科植物などを食べて成長し、体内に毒を蓄積している。
成虫にも毒が残る為、天敵には襲われにくい。
構造色
翅の青色は表面の鱗粉で光の干渉が起きる構造色で、水に濡れるなどすると違う色に見えてしまう。
過去にはモルフォチョウの翅の美しい青色を取り出すための研究が行われたが色素は検出されなかった。
新甲虫王者ムシキングにおけるモルフォチョウ
2016サードより「ブルーモルフォ」の名義で、お助け昆虫として登場。(翅の模様からして、レテノールモルフォと思われる)
レアリティはお助け最高のSSRで、属性はチョキ。
お助け技「アプロディーテの誘惑」は、体力半分以下の際にチョキで勝つとダメージを与えつつ与えたダメージの3/4を回復する「吸血」の効果を持つ。
効果だけ見ればそこまで悪い性能では無いように見えるが、
・チョキのSSRお助けかつ、残り体力に関係無くチョキで発動可能
・追撃時のダメージがブルーモルフォの1.5倍以上も高く、1ラウンド中2回まで発動可能
・能力値の配分が酷似している
といった要素から、本作のバランスブレイカーと名高いお助け昆虫「テイオウゼミ」の完全下位互換と見なされることが多く中〜上級者に使用されることはほとんど無かった。
一応、激闘編においては能力バランスがより体力に重点を置いたものに変更され、「Vガジェ&カードセット」に封入される形で市販されたために初心者には入手しやすいムシ(テイオウゼミは公式で配布されたことが1度も無く、入手はやや困難)として重宝されるケースはあった。
関連タグ
モルフォチョウをモチーフとするもの
モルフォン | ゲーム『ポケットモンスター』に登場するモンスター。 |
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巨蝶モルフォ蝶 | 特撮ドラマ『ウルトラQ』に登場する怪獣。 |
モルフォハイドランジア | ゲーム『アイドルマスター2』の衣装。 |
柏崎星奈 | ライトノベル『僕は友達が少ない』の登場人物。モルフォチョウの形の髪飾りを付けている。 |
パス・オルテガ・アンドラーデ | ゲーム『MGSVTPP』においてモルフォチョウがモチーフとして扱われている。 |
仮面ライダー555 | 特にスマートレディ関連のシーンに登場する。 |
ピースウォーカー | ノーズアートにモルフォチョウが用いられており、完成に至るまでの試作を蝶の変態に例えている。 |
電子の謡精モルフォ | ゲーム『蒼き雷霆ガンヴォルト』の登場人物。 |
Morfonica | メディアミックスプロジェクト『BanG_Dream!』に登場するガールズバンド。バンド名の由来の一つが「モルフォチョウ」である。また、BanG_Dream!としては4番目のリアルバンドが存在するバンドでもある。 |
モルフォーニャ | 特撮ドラマ『王様戦隊キングオージャー』の登場人物。 |
外部リンク
wikipedia:モルフォチョウ属