概要
もう少し詳しく書くと「光の波長並み、或いはそれ以下の大きさの構造物に光が当たり、反射することで特定の波長の光が干渉により強調される=発色する」ことで見える色である。
色素等による色と違い、見る角度によって色が変わるのが特徴。
構造色の例
- 光学ディスクの裏
CD・DVD・BDといった光学ディスクはディスクの記録面に細かい凸凹(ピット)を刻みこむことでデータを記録している。
が、これらは光の波長並の非常に細かい凹凸なので、光を当てると構造色が生じる。
多分一番身近な構造色。
- 一部の昆虫
いわゆる玉虫色。
キチン質の殻が微細な層状になっており、これが原因で構造色として発色する。
泡の膜の厚さが光の波長並、或いはそれ以下だと「泡の表面と裏面で光が反射し干渉することで」構造色として発色する。