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ファステック

ふぁすてっく

JR東日本が360km/hでの営業運転をすべく製造した試験列車。非常制動試験用に設置された空力ブレーキが特徴。また、その試験列車を擬人化したイラスト。(手前は擬人化、奥は当該列車)
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新幹線専用のE954形(FASTECH 360 S)と新幹線直通特急のE955形(FASTECH 360 Z)の2形式が製造され、高速運転時の安全性、騒音、乗り心地、トンネル微気圧波(トンネルドン)、パンタグラフの性能、適した先頭車形状、「ネコミミ」こと空力ブレーキの効果などの試験を行った。
比較のため、先頭車は1号車と8号車(E955は6号車)で形状が異なり、また、電動車も三相誘導モーターを搭載した車両と三相同期モーターを搭載した車両、パンタグラフも2種類異なるものが1基ずつ搭載されている。また、E954形とE955形を連結した状態の試験も行われた。主制御機は定格や冷却方式、駆動するモーターの種類こそ違えど三相モーターを搭載している時点でどちらもVVVFインバータ制御(IGBT素子)である。

愛称の後ろの"S"と"Z"について

Sは新幹線(Shinkansen)のSをZは在来線(Zairaisen)のZを示してしている。

編成

E954形は8両編成で先頭車と最後尾が制御車で残りは中間電動車の6M2T、E955形は6両全車電動車()という構成になっている。E954形とE955形併結時はE954形が1号車から8号車、E955形が11号車から16号車という編成になる。(号車番号9と10が欠番)

・・・中間車はすべて電動台車。先頭と最後尾は編成中央寄りが電動台車で運転台寄りが付随台車。(5M1Tに相当)。

試験結果

360km/hでは電力消費が多すぎることと、曲線通過に問題があること、在来線の車両限界の制約を受けるE955形では騒音低減が困難なこと、E955形とE954形併結時にトンネル内の車両の揺れに問題があることから試験結果を踏まえてE5系E6系の最高速度を320km/hまで落とすこととなった。また、「ネコミミ」こと空力ブレーキは有っても無くても制動距離に変化は無かったため省略されることとなった。

その後・・・

E955形は2008年12月12日付で廃車となり、E954形は2009年9月7日付で廃車となった。廃車後E954形・E955形共に解体された。

関連タグ

JR東日本 新幹線 E5系 E6系

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