台車
長方形の板に車輪と手すりがついた道具手押し車のような形をしておる。
荷物を運搬するために使われ、大半の人は八百屋やスーパーなどで一度は見かけたことがあるだろう。
この種の車の基本構造は荷物を載せるための天板(台)に小さな車輪(車)がついたものであり、この形式では重心が低いためより多く物を積み上げられる。
そもそも業務用に使用されるため、より限定的な用途では単純に板と車輪のみでできたものから、荷物をこぼさないために三方、または四方にフレームなどを立てて囲ったものまで存在する。
イラストでは、荷物でないものが運搬されているケースが多い。
pixivの住人だと即売会等での商品在庫搬入・搬出でお世話になりたい道具の一つでもある。
種類等
台車(鉄道)
鉄道においては鉄道車両の車輪部分のユニットの総称。現代においては車両に用いるものはボギー台車と呼ばれる車体に対して水平方向に回転可能な装置を持つものであり、二軸のものが多いが、変電所で使用する変圧器( トランス )などを運搬する重量物用の貨車、DE10の片方の台車やEF58ごろまでのF型電気機関車やEF62、EF58に形が似た昭和31年に試作されたディーゼル機関車のDF90、戦前製の旧型重量級客車などでは三軸やそれ以上ものも用いられる。また、簡易的なものや特殊用途では一軸のものも存在し、ED62や東急デハ200の連接台車、さらには一部のレールバスであるLE-Car、海外でもスペインのタルゴ型客車(左右独立式の連接台車。「軌間可変式」や「振り子式」の機構ものちに加えられた)などで使用された。
ボギー台車の特徴としては蒸気機関車の動輪や一部のレールバスなどとは異なり、車体に固定されておらず、レールの曲線に沿って回転可能であることがあげられる。
下図のようなタイプが一般的。
図入りの解説は、こちらも参照されたし。
種類等
ピクシブ百科事典に存在するもののみ。
アルストム・・・『アルストムリンク式』台車を開発、近年まで日本でも使用されていた。
日本製鉄(旧・新日鐵住金)・・・元々は住友金属工業が製造していたものを合併で引き継いだ。