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E4系

いーふぉーけい

鉄道車両の系列の一つで、JR東日本の新幹線車両。
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概要

JR東日本が設計・新製し運用する新幹線電車。2代目オール2階建て新幹線。
初代のE1系と同じく速度より輸送に重点が置かれ、車高も高く営業最高速度は240km/hであるが、汎用性やワゴン販売の問題等E1系の弱点を克服している。
その先頭形状から「カモノハシ」とよばれる。
車両愛称MaxMulti Amenity Express」の略。2編成併結16両の定員は1,634人で高速鉄道車両としては世界最大である。1997年12月にデビューし東北新幹線2001年上越新幹線で運行開始した。今までにMaxやまびこ・Maxなすの・Maxあさひ→Maxときに改称・Maxたにがわ・Maxあさま(後述する北陸新幹線対応編成による臨時運転)など、東北・上越・長野のJR東日本フル規格新幹線路線で幅広い活躍を見せている。しかし、E2系E5系の増備、先述2形式に比べて最高速度が遅いことから高速化のネックになってしまうことにより徐々に活躍の場を減らしており、2012年9月には東北新幹線の運用から撤退。現在は上越新幹線の運用のみとなっている。
2014年から順次側面の帯色がE1系と同じ「朱鷺(とき)色」に変更されている。

E4系 新幹線Max



また、東北新幹線盛岡―新青森間を試運転したこともある。

団体臨時列車による運転

  • 2017年6月に仙台―上野間で運転。
  • 2021年5月22日に上野―盛岡間で運転(同年5月7日に急遽、運転中止を発表)。
  • 2021年10月9日~10日に「サンキューMax とき&やまびこ」を新潟~盛岡間1往復で運転。
  • 2021年10月16日~17日に「サンキューMax とき」を新潟~東京間1往復で運転。


長野新幹線(北陸新幹線)対応編成

基本的にE4系は東北・上越新幹線向けの車両だが、全26編成中4編成のみ北陸新幹線に対応している。該当編成はP51・P52・P81・P82であり、これらの編成は碓氷峠急勾配対策を施し軽井沢まで、さらにP81・P82編成は50Hz/60Hz切り替え装置を搭載し長野まで乗り入れが可能となっているが、E2系のような本格的な60Hz対応装置ではないため、長時間の運転や頻繁に入線することはできない。

2001年夏より軽井沢発の臨時列車「Maxあさま」としてスタート。主に夏の多客期に運転されたが定期列車になることはなかった。というのも新幹線車両としては最大となる420kWのモーター出力をもってしても、そもそもの車体重量と座席数による定員の多さが足かせとなり満員になると碓氷峠を登ることができないと判断されてしまった。そのため軽井沢駅発の上り列車しか運転することができなかったためである。当然下り列車は設定されなかった。
現在は臨時を含め北陸新幹線(長野新幹線区間含む)での運用は行われていない。

開発の経緯

200系の老朽取替にはE1系やE2系が増備されていたが、E1系導入後も旅客需要が増え続け、E1系の輸送力をもってしても対応し切れなくなってなってきたのである。さらに北陸新幹線(長野新幹線)の開業もあって、さらなる増発が難しくなってきた。しかし16両固定編成としてしまうと首都圏通勤輸送繁忙期以外では座席の供給過剰となってしまう。そのため運用の汎用性と繁忙期に2編成連結しての大量輸送を両立させるため、また山形新幹線との併結運転を行うためE1系の12両編成(1235席)から変わって8両編成(817席)となった。8両編成になったことで1編成の定員がE2系10両(814席)とほぼ同じになり、平屋建て車両による代走が可能となった。

[RailSim] 新幹線 E4系
400系・E4系連結



廃車

登場から15年以上が経過、老朽化が進んできたことから2013年から廃車が始まっている。廃車計画については、「2012年以降順次廃車となり、2016年度を目処に全廃する」と報じられていた。だが輸送力の問題やE5系の増備の大幅遅れ等があったため、2018年時点では26編成(208両)中6編成(48両)が廃車されるに留まった。

2017年4月4日、上越新幹線に北陸新幹線と同仕様のE7系の導入が発表。E4系はE2系とE7系に置き換えられることが決定し、この時点では「2020年度を目処に全廃する」ことが決定していた。

2019年10月に発生した令和元年台風第19号では本形式の被災は特に無かったが、北陸新幹線向けE7系の被災に伴う代替新造(上越新幹線へのE7系増投入を先送り)を決めたことから、廃車する予定であったE4系の定期検査を実施することで、当分の間E4系を延命・存続させる措置が取られることになった。
現在、P17・P52編成(16両)が延命措置が取られ、復活全検出場式も行われた。

2020年10月13日の共同通信の発表にて、2021年3月のダイヤ改正以降もE4系の運用継続を発表。2021年秋を目処にE7系に置き換え、E4系を引退させる予定。

2021年3月13日のダイヤ改正で、Maxとき5往復、Maxたにがわ5往復で運転。16両編成の運用は越後湯沢以南のみとなった。
E4系のラストラン企画として先頭車両にラストランラッピングを塗装。

2021年6月18日、2021年10月1日E4系Max定期運転終了を発表。

ラストラングッズの販売

2021年3月13日からE4系の車内売店コーナーにてラストラン装飾を施し、カプセルトイ(全9種類+シークレット1種)1回400円を発売。

2021年5月22日から、越後湯沢~新潟間のNEWDAYSでE4系ラストラングッズを多数発売。同年6月19日に、ラストラングッズ第2弾を発売。

2021年7月16日に、7月22日から「上越新幹線Max ありがとう オール2階建て弁当」の販売を発表。E4系を象った容器に入った2重の駅弁となる。
新潟三新軒神尾商事川岳軒の駅弁製造業者3社から発売。各1634円(16両編成時の乗車定員を掛けていると思われる)。それぞれメニュー内容と取り扱い駅が異なる。

新潟駅のメッセージ

2020年春には新潟駅に「新潟から旅立つみんなへ」へとしてメッセージが表示された。

ボクの名前は「マックス」。
 今日、初めてボクに乗ってくれる方もいらっしゃるでしょうか。
 春は旅立ちと出会いの季節。
 寂しさ、不安もあるけれど、希望に満ち溢れていることでしょう。
 実はボク……
 あと一年で引退する予定だったけど、もうちょっと頑張ることになりました。
 新潟が懐かしくなったり、おいしいものが食べたくなったりしたらまた乗ってください
 新潟駅はまだまだ変化の途中です。
 みんなに負けないように素敵な駅に生まれ変わります。
 素敵に成長されたみんなに
 ふるさと新潟でまた会える日を楽しみに待っています。
 それでは、いってらっしゃい
(withnewsより引用)
外部リンク

車両の展示

現在、先頭車1両が新潟市内の新津鉄道資料館にて保存されている。

関連イラスト

新幹線の掃除屋 コメットクルー
新幹線E4系電車「Max」



関連タグ

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やまびこ なすの とき たにがわ あさひ Max

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