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朱鷺とは、鳥綱ペリカン目トキ科トキ属の水鳥の一種。完全野生個体は中国のごく一部にのみ棲む。日本では野生復帰の途中。

概要

学名Nipponia nippon。うっすらと赤みを帯びた白い羽毛(この色合いを俗に「朱鷺色」と言う)、赤い皮膚が裸出した顔、鎌のように長いを持つ。繁殖期になると羽毛の色が黒っぽく変化する。
餌はカエルドジョウなどの小動物。

かつては日本にも大量棲息しており、江戸時代には食材であり害鳥であった。明治維新後に封建制度が崩壊したことによる狩猟解禁などで個体数が激減する。また、戦後の大規模開発の影響によりトキは佐渡島両津市立間の山中に避難したのだが、カラスが多く、カラスによって卵や雛が大きな被害を受けることとなった。

この結果「これ以上トキを野生におくべきではない」という意見がまかり通り、採卵作戦、捕獲して人工飼育、という保護政策が採られたが、捕まえたがために死んでしまったと思われる個体も少なくない(与えた餌が悪かったがために死んだと思われる個体が多い)。採卵の際に落として割った卵もあったことであろう。そもそも、神経質なトキがケージの中で衰弱しないとでも思っていたことが大きな間違いと言える。

これによって日本産トキは急速に減少、1981年に5羽が捕獲されて人工飼育下に移されたのを最後に野生絶滅。そして2003年10月10日。この日の朝に日本産の最後の個体「キン」が死亡。この時をもって日本産のトキは事実上絶滅してしまった。

現在中国産の個体が佐渡のトキ保護センターに持ち込まれ、個体数増加と野生復帰を目的とした研究が進んでいる。
繁殖させた個体が放鳥され、野生下でも繁殖しているなど、個体数増加は順調の模様。


最後の生息地となった佐渡島のある新潟県においては、朱鷺は県鳥であると同時に新潟を代表する風物として扱われ、「朱鷺メッセ」「新幹線列車とき」「アイビスサマーダッシュ」などの名前の由来となっている。特に上越新幹線とき号は一度消滅した愛称を地元政財界の要望で復活させたことから、新潟にとっていかに朱鷺が重要な存在なのかが窺い知れる(「あさひ」と「あさま」と紛らわしかったという裏事情付き)。

表記ゆれ

トキ朱鹮桃花鳥

関連タグ

新潟県 佐渡島 トキ科
とき トキ(けものフレンズ)
2003年 10月10日 絶滅動物
エジプト神話 トート(トトジェフティ):トキは古代エジプトで神の使いとされていた。

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