概要
電磁波の内、波長の下限が360-400nm(紫)、上限が760-830nm(赤)程度のもので、ヒト(ホモ・サピエンス)の目で光として感じられる。
これより波長が短いものを紫外線、長いものを赤外線と呼ぶ。これらのような可視光線以外の電磁波は不可視光線と呼ばれることもある。
通常、太陽や照明から発せられる光は様々な波長が混じっていて白く見える。これをプリズムを用いて分離すると波長の最も長い赤から最も短い紫まで虹色に並ぶ(メイン画像を参照)。
通常、可視光線は生物の体には無害であるが、極端に強い光を見てしまうと網膜を焼損する可能性がある。勿論、太陽光を直接肉眼で見る行為は大変危険であるため、日食などを観測する際にはフィルターを用いることが望ましい。