放射線
ほうしゃせん
- 図形としての放射線。ある一点から放射状に広がる線のこと。直線で描けば集中線となる。
- 路線としての放射線。ある一地域から放射状に延びる路線のこと。環状線との対比として用いられる。
- 物理用語としての放射線。本記事で解説。
Pixivではほとんどの場合3.の意味で用いられるが、稀に1.の意味での用法も見られる。
放射線を出す能力を「放射能」と呼び、放射能を持つ物質を「放射性物質」と呼ぶ。
透過性について
無味無臭で感知出来ないことと、無知も合わさり危険な物というイメージも強いが、扱い次第では便利でもある。
性質としては物体を透過することにある。一般にこの透過が中途半端なことが有害にも便利にもなりうると認識されている。
中途半端に透過することで、人体内に長期的なダメージを与えてしまうのが放射線障害である。一方でレントゲン撮影のように透過度合いの違いを像として見ることで人体の異常を検知にも使える。一概に害になるとも得になるとも言い切れない。
ちなみに一概に放射線といっても透過力は大きく異なり、アルファ線レベルだと透過しなさすぎて人体の表面を焼くことしか出来なかったり、逆に素粒子レベルに透過しすぎると人体に傷をつけるどころか地球すら素通りということもある。
また放射線自体が強いことよりも、下手すると放射性物質を人体内に取り込んでしまうことの方が恐ろしい場合もある。つまり、人体内で放射線を出し続け被爆し続けるので瞬間的に強く浴びるよりも大ダメージになってしまう可能性がある。
なので防護としては、「透過させないための物質で覆われた服」+「人体に取り込まないためのマスクや取り換えや破棄が可能な衣服」という2要素が描写としては正しく、毒や病原菌への防護とは描写がやや異なる。ここは創作において誤りがちなポイントである。
同位体と呼ばれる亜種について
原子には同位体と呼ばれる、言うなれば亜種のようなものが存在しており、その中の放射性同位体が崩壊する時に放射線を放つ。
つまり同じ物質でも放射性を帯びていたり帯びていなかったりする。特にウランなどの重たく不安定な物質でそのイメージが強いかもしれないが、例えば酸素や炭素といった馴染み深い物質にも放射性同位体はあるにはある。
なおウラン自体も実は安定度の高いものと不安定なものがあり、如何に不安定なものだけを濃縮できるかが発電上では重要である。
ただし、安易に濃縮技術を広めると核兵器によるテロなどに使われるため、この技術は隠されていることが多い。
そして人体はこの放射性同位体であるか否かを区別することが出来ない。特に問題になりやすいのは「ヨウ素」で、甲状腺に放射性同位体の方を取り込んでしまうと上述の通り、人体内で被爆し続けるため危険とされている。
原子力事故の際にヨウ素剤が配られるのはあらかじめ放射性でない方のヨウ素を取り込んでおくためである。
そして放射線により強いエネルギーを与えることで放射性を帯びることを放射化と呼ぶ。一応原子力発電所の機材やホコリなどが強い放射線を浴び続けることで放射化されることで劣化したり人体に取り込まれて有害になることはある。
ただし感染性という程の連鎖能力を持つ訳では無いので、別に原子力発電所が側にあると漏れ出てくるというわけではない。
粒子線
蓄積しやすい
| α線 | 紙1枚で遮蔽できる |
| β線 | 厚さ数mmのアルミニウム板で防ぐことができる |
| γ線 | コンクリートであれば50cm、鉛であっても10cmの厚みが必要 |
| 中性子線 | 水やコンクリートの厚い壁に含まれる水素原子によってはじめて遮断できる |
蓄積しにくい
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9Aから抜粋
Gy(グレイ)を用いる。1kgあたり1Jのエネルギー吸収があったとき1Gyとなる。SI単位系が採用される前はrad(ラド)が用いられていた。換算すると次のようになる。
つまりこうである
1[Gy] = 1[J/Kg] = 100[rad]
人体に対する吸収についてはSv(シーベルト)を用いる。Gyとの変換は放射線の種類ごとの定数をかけて算出する。SI単位系採用前はrem(レム)を用いていた。換算と定数については次のようになる。
ただし、一度に大量の被曝をした場合はSvではなくGyを用いる。
1[Sv] = 100[rem]
n×(定数)[Sv] = n[Gy]
| 種類 | 定数 |
|---|---|
| X線、ガンマ線 | 1 |
| ベータ線、ミュー粒子(ミュー中間子) | 1 |
| 中性子 | 5~20 |
| 陽子 | 5 |
| アルファ線 | 20 |
| 核分裂片 | 20 |
| 重原子核 | 20 |
被曝の強さを示す場合、単位時間で割り算をするため単位はSv/h(シーベルト毎時)の様に時間当たりの吸収線量となる。
工業用途ではエンジンルーム用プラスチックの製造やタイヤに硫黄を使わない架橋加工、変速機(AT)の溶接が難しい部品の溶接、内張り加工の簡易化、製品の欠陥検査などに用いられる。
医療では、医療用器具の殺菌や輸血用血液のGVHD(移植片対宿主病)予防のための白血球破壊、癌の放射線治療にもちいられる。
ほかにも、食品の殺菌、芽止め、細菌テロ対策などに使われている。
- レントゲン撮影の被曝量を計算すると半月~1ヵ月半の自然被爆の累積量と同じ位になる。
- 弱い放射線の測定は非常に難しく測定対象と検知器を鉛の箱に入れ、さらに中性子線を遮る為に鉛の箱の内側をカドミウムで蔽わないと自然界の放射線が雑音となってしまう。
- 昔、夜光塗料に放射性物質が使われていたころ、時計職人や釣り道具屋の人が筆を整える際に筆を舐めて整えていたため、夜光塗料内の放射性物質が長期にわたって蓄積され、放射線障碍を被ったという事故があった。
- 放射能の高い物質は半減期が短く、放射能の低い物質は半減期が長い。物によっては半減期が億単位の年となっているものもあり、1秒に満たないものもある。
| 元素 | 半減期 | 備考 |
|---|---|---|
| ビスマス209 | 1700~2100京年 | 最も長い半減期を持つ放射性物質 |
| ウラン238 | 44億6800万年 | 核分裂しないウラン |
| 炭素14 | 5730年 | 生物の死亡年代測定に用いる |
| コペルニシウム283 | 4秒 | 人工の元素 |
| オガネソン294 | 0.00089秒 | 人工の元素、元素名は一時的な仮名 |
放射線は人間の生活に利益も害も与えるものである。正しい知識をもって適切に使えば大変な恩恵を受けられる。しかし、その一方で間違えた利用や知識を伴わない行動は大変な害となる。
目に見えない大きなエネルギーであるからこそ、正しい知識を持っていただきたい。
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ヒトフロヒト孕ませリバ!!殺し屋のお仕事ー生きるも死ぬも地獄の沙汰ー
★注意★ オリジ設定! ヒットに放射能があり、放射線や電磁波が出せる設定!! 死ぬよりグロい描写あり!!生殺し!! ターゲットを殺して終わり?そんな簡単なものばかりじゃないという妄想。 死の概念とは?死は安息である事もある。自死を望む者も居る。 生きる事こそ、死ぬより地獄を見る事もある…3,885文字pixiv小説作品



































































