被曝
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ひばく
人体が放射線にさらされること。被曝の度合いにより身体への影響は異なる。
放射線のエネルギーや曝された時間、放射線の種類、被曝部位によって身体への影響は大きく異なり、腸管や毛根など盛んに細胞分裂する部位ほど影響を受けやすく、脱毛や血便などが代表的な症状。
また、生物の細胞は損傷を受けた時に当然のことながら自らを修復を行い、異常になってしまった細胞は生物の免疫作用によって生体外へと排除する働きがある。しかし、体の部位によっては修復作用が働きづらいまたは効かない個所もあり、損傷があまりに激しく生体の修復作用が間に合わないことや、身体の一部が壊死してしまうこともある。そのため被曝による影響は自覚症状がない(血液検査で白血球が減少しているのがわかる程度)ものから、遅発障害や後遺症、即死まで大きく異なる。
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