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免疫

めんえき

(1) 体内に生じたり体外から侵入したりした不要成分を非自己と識別して排除しようとする生体防御機構。(2) 物事が度重なってそれに慣れてしまうこと。
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概要編集

免疫(めんえき)には、以下の2義がある。

  1. 体内に生じたり体外から侵入したりした不要成分を非自己識別して排除しようとする生体防御機構(※a1)。英語では "immunity(イミューニティ)" の第1義が、この意味での日本語「免疫」に対応する(※a3~4,7~8,b,c)。
  2. 物事が度重なってそれに慣れてしまうことの譬え(※a1~2)。1 からの転義(※a2)。

分類編集

自然免疫と獲得免疫編集

  • 自然免疫
  • 獲得免疫

細胞性免疫と体液性免疫編集

  • 細胞性免疫

我々が一般的にイメージする白血球による免疫。該当する細胞好中球好酸球好塩基球マクロファージ単球細胞傷害性T細胞、そしてNK細胞

外敵やがん細胞を貪り食って殺し、情報をヘルパーT細胞に伝えることで記録し免疫細胞の増援を判断する。

こいつらが活動しすぎるとアレルギー反応を起こすが、エイズなどに罹患すると極端に機能が低下する。

  • 体液性免疫

上記の免疫細胞たちの尊い犠牲によって得た病原体(抗原)の情報を元に、記録細胞が作り出したデータから抗体を作り出すことによって行われる免疫。該当する細胞はB細胞

関連作品編集

  • 語義1

体内戦士2まくろふぁーじナチュラル・キラー・サイボーズ「体内バトル」キャラクター(5枚)血球。センシティブな作品よくわか・・・らない免疫【免疫細胞擬人化漫画】「擬人化で楽しむ基礎免疫学入門編」

  • 語義2

えっ///みーちゃん!センシティブな作品

1~2. 特定の何かに関して免疫が無い子の反応。めっちゃ照れててキャパオーバーしてそう。

3. 見せない構図で、免疫が無いだろう女体を目にして初心男の子(画面手前)は鼻血ブー

脚注編集

  • 出典等

※a1 「免疫コトバンク小学館『デジタル大辞泉

※a2 「免疫」 コトバンク > 小学館『精選版 日本国語大辞典

※a3 「免疫」 コトバンク > 小学館『日本大百科全書(ニッポニカ)』、辻公美 (cf.KAKEN)。

※a4 「免疫」 コトバンク > 平凡社『改訂新版 世界大百科事典』、多田富雄 (cf.KAKEN)、村松繁 (cf.KAKEN)。

※a5 「免疫」 コトバンク > 平凡社『百科事典マイペディア』

※a6 「免疫」 コトバンク > 母子衛生研究会『妊娠・子育て用語辞典』

※a7 「免疫」 コトバンク > ブリタニカ・ジャパン『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』

※a8 「免疫」 コトバンク > 森北出版『化学辞典』第2版

※b 「immunity」 コトバンク > 小学館『プログレッシブ和英中辞典』第5版

※c 「immunity」 『英辞郎

※d1 "immunity" Online Etymology Dictionaryオンライン・エティモロジー・ディクショナリー

※d2 "immunity" 上記文献の和訳版(エティモンライン;英語語源辞典)。

関連タグ編集

生物 生命 生命力

白血球 リンパ 抗体

自己免疫疾患

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