単球の概要
- 単球…全白血球の約7%を占める単核の遊走細胞。他の免疫細胞同様、生体防御に関与する。数は少ないが、貪食能力、遊走能力も旺盛。
- 貪食…食細胞と呼ばれる単球やマクロファージ、白血球(好中球)等が細菌や異物などを細胞内へと取り込み分解すること。
- 遊走…組織内を自由に移動すること。
- マクロファージと単球…単球は骨髄で作られ、血液中を流れているが、血管外に出るとマクロファージになる。
『はたらく細胞』の単球
細胞擬人化マンガ『はたらく細胞』にも黄色い宇宙服のようなものを着て登場、他のマクロファージとお茶をしていたり、忍者のように血管から突如現れ細菌やウィルスを退治していたりする。
黄色ブドウ球菌との戦いでは、合体し巨大化した黄色ブドウ球菌に苦戦する白血球や好中球よりも遅れて到着、戦場が血管外になっていたこともあって、宇宙服を脱ぎ捨てていつものエプロンドレスとなり、マクロファージとして笑顔と力技で黄色ブドウ球菌を圧倒、とどめを刺していった。
なお、どうやってエプロンドレスの上に宇宙服を着てるか、驚愕する赤血球に対して、
「乙女には秘密の一つや二つ、あるものよ」
マクロファージさんはこの一言で片づけてしまった。