概要
約37兆2千億個もある細胞の半数近くを占める配達員。主な仕事は酸素や二酸化炭素の運搬。
戦闘力が皆無なこともあって、栄養分を強奪しようとする細菌やウィルスが侵入すると、白血球やマクロファージが出動するまで逃げまわることとなる。
本作では血漿(血液の中の液体成分)が擬人化されていないため、本来その役割である栄養・薬物・老廃物等の運搬もしている。
個別の名ではなく細胞全体の名称の為、よく出てくるAE3803以外にも大勢の赤血球が存在する。
制服は黒のインナーに赤いジャケットと帽子。ジャケットと帽子はリバーシブルになっており、動脈では明るい色、静脈では濃い色を着ている。なお、男性赤血球はスラックスを穿いているが、女性赤血球はホットパンツを穿いている。
仕事の途中でグルコース(ブドウ糖)を摂取している場面があるが、これはブドウ糖がエネルギー源であるため。
※ちなみにそのブドウ糖の形状は様々で某自販機アイスにそっくりなものもあれば、和菓子のようなものが登場する。
スピンオフ『はたらく細胞BLACK』に登場した赤血球は本作と基本設定を同じくするが微妙な相違点もある。
赤血球のメンバー
演:永野芽郁(実写版映画)
主人公(ヒロイン)的立ち位置の赤血球。作中で「赤血球」「赤血球ちゃん」と呼びかけられるときは、通常彼女を指す。赤髪と帽子から飛び出たアホ毛が特徴。
AA5100
CV:遠藤綾
AE3803番の先輩赤血球。よく迷ったり何かとトラブルに巻き込まれたりしている彼女を心配している。アニメでは『先輩赤血球』となっている。
NT4201
CV:石川由依
新人赤血球にしてAE3803番の後輩。出来がよく大抵のことはそつなくこなせる反面、どこか冷めたような性格をしていた。しかしAE3803番の元での新人研修を経て、仕事への熱意が芽生えるように。アニメでは『後輩赤血球』表記。
DB5963
CV:近藤孝行
輸血によって突如現れた赤血球達のリーダー格。独特な訛りと太い眉毛が特徴の男性(アニメでは普通の顔立ちの男性〈CV:斎藤寛仁〉と女性〈CV:小松奈生子〉も登場)。外部から入ってきたせいか、制服のデザインがちょっと違う。
出血性ショックで危機に瀕した体を救うべく、AE3803番達と共に尽力する。フレンドリーな性格で、元々いた血球達とやたら馴染んでいる。
アニメでは『輸血赤血球』名義。
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