がいよう
『はたらく細胞』に登場するキャラクター。細胞の一種である血小板を擬人化した姿である。日常から戦場まで血管の修理をおしごとにしており、カルシウムイオンやフィブリノーゲン等を駆使して損傷あるいは破壊された血管を補修してくれる。
元々人間の体内を巡る血小板は他の血中細胞に比べて大きさが小さいため、それを擬人化したその容姿は園児か小学校低学年のように幼く、まさに幼女そのもの。
また、見た目も然ることながら声や行動も幼児のような幼さを感じさせ、とにかく視聴者・読者・細胞に愛くるしさを植え付けてくれる。まったく、血小板は最高だぜ!!
もちろん血小板は正常な体内におよそ15万~40万個/μL含まれているが、AE3803(はたらく細胞の主人公である赤血球)が出会った血小板は、メイン画像中央の茶髪の女の子(リーダーちゃん)たちだった。
原作漫画は白黒なのでわかりづらいが、アニメ版では男子っぽいモブ血小板も登場している。
2巻掲載の細胞成長図によると、血小板の母体となる巨核球(「師」という旗を持った美女)から分裂する模様。
彼女は血小板達から「ししょー(師匠)」と呼ばれ、尊敬と畏怖の念を集めている。
アニメ二期一話にて早速登場(CVは甲斐田裕子)。
見た目は血小板ちゃんと同じ、ブルーのシャツを着てその上に白色の上着を着て、巨核球と書かれた帽子をかぶり、血小板の母体ということからか抱っこ紐で赤ん坊を体に結んでいる。
アニメ放送以降、pixiv内でイラストが爆発的に増加、はたらく細胞のキャラの中では間違いなく一番多く描かれている。2018年7月31日には、pixivisionにて特集が組まれた。
2018年8月29日(水)に発売される『はたらく細胞』のBlu-ray&DVD第1巻の完全生産限定版特典の二本立てオリジナルドラマCDにて『密着!血小板ちゃん』というドラマCDが付く。
(もう一本は『マクロファージのお茶会』)
スピンオフ作品『はたらく血小板ちゃん』(講談社)にて、漫画の主役となっている。
スピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』の血小板はゲスト的な登場に留まるが、アニメではレギュラー格として登場。しかし本作の血小板とは大分雰囲気や性格が異なり、全体的にガラが悪い。
めんばーいちらん
CV:長縄まりあ
演:マイカ・ピュ
メイン画像の女の子。本編によく登場する血小板達のリーダー格で、作中で「血小板」「血小板ちゃん」と呼びかけられる時は基本彼女を指す。
見た目通り幼い性格だが、仕事熱心。
赤血球ちゃんと仲良しで「お姉ちゃん」と呼んで懐いている
CV:石見舞菜香
血小板の一体。帽子を前後逆につけているのが特徴。
CV:春野杏
リーダーちゃんのグループの副リーダーを務める血小板。
きょろちゃん
CV:森永千才
りったいぶつ
グッドスマイルカンパニーの「ねんどろいど」シリーズにラインナップ。表情パーツが三種類、ホイッスル、通行止めを示す旗、愛用している黄色い鞄がオプションパーツとして付属する。
よだん
よく赤血球の他に白血球(好中球)達と仲良く話をしたり、肩車して貰って遊んでいる等微笑ましいシーンが多いが、これは実際の血小板と好中球が体内に菌やウイルスが侵入、皮膚に傷が出来た時に好中球の遊走(血管の壁をすり抜けて移動すること)で付いていき、傷口を塞いだり、ウイルス達の進行を遅らせるという良きパートナーであることを比喩していると思われる。
実写映画の監督を担当した武内英樹氏曰く、「子役を大勢集めるのはほんとに大変だった」らしく、一時は年齢の底上げも考えたが血小板ちゃん達の人気を鑑みて覚悟を決めたという。
リーダーちゃん役のマイカのみならず血小板ちゃんを演じる子役は「演技力が高い子」を厳選しており、NHK連続テレビ小説や大河ドラマ、TBS系列の日曜劇場、フジテレビ系列の月9への出演経験がある精鋭ばかり。
休憩時間は共演者の永野芽郁や佐藤健らに可愛がられ戯れていたらしい。
いらすと
たぐ
はたらく細胞 血小板 血小板ちゃん うしろまえちゃん 擬人化
はたらくアイマス…THEiDOLM@STERとはたらく細胞のコラボタグ。このタグ付けがされているイラストほとんどが血小板の服装をしている。
国木田花丸(ラブライブ!サンシャイン!!)…容姿がかなり似ており(特に幼少期)、服装については別のメンバーの練習着を拝借したと間違えるほど。
※本記事名である『血小板(はたらく細胞)』タグが付けられる作品もあるが、単に『血小板』タグが付けられる作品の方がより多い。