概要
傷口が出来たとすれば、そのまま放っておけば血が流れ過ぎていずれ貧血、失血死に繋がる事態になる。そうならないためにも生物には再生能力が存在する。
かさぶたは皮膚などの傷口からの出血を抑えるために自然発生する組織であり、血中の血小板とフィブリノゲンが凝固することによって出来た天然の絆創膏である。
色が汚いしガサガサするし無性に剥がしたくなるが、剥せば真皮と呼ばれる神経剥き出しの組織が出てくるため猛烈に後悔する事になる。
そのまま剥さず放置しておけば、やがて新しい血管や皮膚の細胞が出てくることになり、完全に元通りになる。