概要
新明解国語辞典第八版では「自分のやった事を振り返り、どうしてあのようなばかな事をしたのかと、自分の思慮の足りなさを悔しく思うこと。」と語釈で記載されている。
後悔する瞬間は人それぞれであるし、後悔を一切しない人生を歩んできた、という人は皆無と言って相違ないだろう。「あそこで○○しておけば(しなければ)」というのは日々我々が感じる、後悔の典型的な一例であると言える。その為、創作物でも登場人物の後悔というのはよくテーマとして用いられる(誰かを救えなかった等)。
なお心理学的には、人間はどのような人生を送っていても後悔するということが分かっているため、後悔すること自体を嘆いたり憂いたりする必要はない。
ピクシブでは描かれたイラストに対して投稿者が後悔している場合に付けられるタグでもある。。創作物というのは他者にはこともなげに作っているように見えるが、創作者本人としては自分の趣味の露呈であったり、出来不出来に敏感なため、大変恥ずかしさを感じるものである。
それに対して閲覧者が「もっとやれ」などと返す事も多い。
後で後悔する?
「後で後悔する」は「後(あと)」が重複しているとし、重言として不適切な表現とされることがあり、「後悔する」「後で悔やむ」が正しいとされることがある。
なお、「悔やむ」も「自分のしてしまったこと、すでに済んでしまったについて」という意味が含まれている点では「後悔」と同じ。
したがって、「後悔」と「悔やむ」は「すでに済んでしまったことについて、自分の言行の失敗や思慮のなさを残念がる」点では全く同義である(ちなみに「悔やむ」は「悼む」意でも用いる)。
そのため、「後で後悔する」がNGなら「後で悔やむ」もNGと言っているのと同じようなものであろう。
なお、「あとで」は「将来、そのうち」、「後悔する」は「済んでしまったことを悔やむ」意とすることとし、「後で後悔する」は「今は後悔していなくても、そのうち(=あとで)後悔するよ」と解釈できることから重言には当たらないことが国語辞典編集委員のツイートで分かった。
これは後悔しているときに「今、すごくあとで後悔している」とは言わないことからである。
日常でよくある後悔
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類義タグ
後悔しませんね?某大人気ゲーム系列のデータの削除の時警告される。