概要
概要
液体の物理的性質を知るには、水やサラダ油などを連想すればわかりやすい。力を加えなくても、入っている容器を傾けるだけで簡単に形状が変わるし、容器から出せば流れたりこぼれたりする。
気体と同じく流体でありながら、密度は固体に近く、固体と同様に体積が殆ど変化しないという性質を持つ。
圧力が一定以上無ければ形成されない(固体⇔液体と直に変化するようになる)一方で、一定以上の圧力の下で熱して行くと、気体との境が曖昧な「超臨界流体」となる。
単体の元素の内、常温・常圧で液体となるのは水銀と臭素のみである。
日常で馴染み深いものではあるが、固体や気体と比べると、その挙動はやや説明が難しく複雑であり、わりと特殊な状態である。
日常においては牛乳や鼻水なども液体と呼ばれるが、これらは「コロイド」と呼ばれる固体や液体の(分子単位に比べれば)巨大な粒が混ざったものであり、化学的には「ゾル」あるいは「コロイド溶液」と呼ばれ、液体とは区別される。
固体への変化は「凝固」、固体からの変化は「融解」、気体への変化は「気化」等、気体からの変化は「液化」等と呼ばれる。
液体である状態は「液相」と呼ばれる。
体積は全く変化しないわけではなく、温めれば若干膨張し、冷やせば若干収縮する。
ただ水のように、更に冷やして凝固すると、その際にだけ体積が膨張する物質もある。
pixivでの扱い
pixivでの扱い
何かがしたたり落ちていたり流れていたり撒かれていたりとさまざま。
「何か」とは、水のこともあるが、飲み物(ジュース、牛乳、お茶、コーヒーなど)であったり体液(唾液、涙、汗、意味ありげな白濁液など)であったり、ローションであったり金属であったりする。
ホラー作品(誘惑の象徴のワイン、泥沼が心象風景に使われる愛憎作品、血が飛び散るスプラッタ作品など)や子供向け作品(絵の具、果汁、調味料、風邪シロップなどが夢いっぱいに描かれている)でも重宝されている。
液体を液体らしく見せるように描くのは技術がいるとされる。
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[創作]リキッド&ソリッド_七色の七つ子の孤児の秘密の設定[KILLISAME]
⚠ATENTION⚠ この作品はフィクションです。 たまに実在する国・街も存在します。 無断転載はご遠慮ください。 登場キャラクター リキッド・A・ヴェルナー ♂ 液体窒素の魔術師 シャイナー・レック ♂ リキッドとソリッドの育ての親で大魔術師の1人 リズ ♀ 七色の七つ子と無彩色の双子を生み出した張本人で研究者 シルヴィス ♂ リズの婚約者で研究者 七色の七つ子の孤児 ソリッド・C・ヴェルナー ♂ 赤き雷の孤児 キャロル・E・オルヴェール ♀ 橙の大地の孤児 トム・V・ジェイブラット ♂ 黄色い光の孤児 シャーロック・T・レイペック ♂ 緑の風の孤児 ロード・R・テナント ♂ 藍の炎の孤児 アラン・S・ルマージェン ♂ 青き氷の孤児 ジェームズ・D・ゼノン ♂ 紫の毒の孤児 無彩色の双子の孤児 アンドリュー・W・チャップマン ♂ 黒き闇の孤児 マーティン・H・セルシア ♂ 白き鋼の孤児912文字pixiv小説作品