概要
血は動物の体内を流れる体液。
血液とも呼ばれる。
酸素や栄養など多くの物を輸送する、動物が生きていく為には絶対必須の液体であり、血管の中を通り、心臓の力で循環する。
生成される量が少ないと貧血、逆に増えすぎると多血症となり共に健康を害する要因になる。
外傷を負い血管を損傷すると体外へ流れ出す(出血)。
程度が浅ければ傷口の血液は凝固し塞がれ、時間とともに治癒していくが、深刻なものだと自然には塞がらず出血し続け血圧低下に伴う臓器障害「ショック」状態になり、最悪の場合死に至る。
尿は古い血液を腎臓でろ過した排泄物、母乳は血液を乳腺でろ過した分泌液である。
「血筋」や「血を引く」といった言葉のように親や民族などからの遺伝を指す言葉としても用いられる。
余談
脊椎動物の血は赤色だが、無脊椎動物の血は青色~緑色(赤色のものもいるが)である。
これは酸素を運ぶ赤血球内もしくは血しょう中の成分が関係する(赤い色は鉄分由来(ヘモグロビンなど)、青い色は銅由来(ヘモシアニン))。
血の色はさび鉄や緑青の色(正確には銅イオンの色)であるといってもいい。
創作において
イラストでは主に暴力的描写の演出材料として扱われており、武器に付着していたり斬り口から流れ出していたりする。
多少の出血なら問題無いが、あまりにも量が多いとR-18Gを食らうので出血はキャラの気持ちも考えて程々が良い。
また、血液を武器にするキャラクターが存在し、メディアによっては剣や槍状に凝固させて攻撃したり、強酸性などの劇物めいた描写が見られる。
他にも人外であることの証明演出として用いられることも。
ちなみに、大量出血していても「これはケチャップ(トマトジュース)です。」と言えばR-18G指定を避けられる…………訳がないだろう。
血が関連している作品またはキャラクター
:所持している妖刀の影響で人を斬って血を吸わせたがっており、「血をー!」と叫びながら突撃する
:血を固形物化し、剣にできる。また、操ることで液体状にして盾にしたりすることもできる。他にも、彼女の血に触れると触れた部分の細胞が破壊される。
:血を刃やムチに変え、敵を締め上げたり切り裂いたりする。血液型が同じであれば傷口に直に血の刃を突っ込んで吸い取れる。
:自らの血液を随意的に(自分の意思で)操作できる能力『罪の枝』を発症した人間『デッドマン』が登場する。
:吸血鬼の登場する現代を舞台にしたライトノベル。血をモチーフにした作品で、赤き血を持つ生命『人間』と黒き血を持つ生命『吸血鬼』、二つの種族のファーストコンタクト、そしてその顛末が描かれている。
- 『はたらく細胞』
:自身の血を飛ばしたり剣のように固めて斬り付けたりして攻撃する(攻撃に自身の血を使う影響で血を使う行動をするたびに体力が少量減る)。
:「血の魔人」であり、自身や他者の血を操る能力を持つ。
- 『鬼滅の刃』
- 『呪術廻戦』
- 『BLEACH』
:血に関係する個性を持つキャラクターが現状、3人存在する。個性「凝血」を持つステイン、個性「操血」を持つブラドキング、個性「変身」を持つトガヒミコ。
- 『妖怪ウォッチシリーズ』
:心臓と造血機能を強化された人造人間(フランケンシュタイン)。体内の血流をコントロールして身体能力を向上させたり、傷口からウォーターカッターのように高圧で噴き出して物体を破壊することが可能。
- 『甲賀忍法帖』および『バジリスク〜甲賀忍法帖〜』の朱絹
- 『血界戦線』
- 『その名は101』
他にあれば追記お願いします
関連イラスト
一応、今のところ表示されるイラストだけ紹介してみます。
関連イベント
「血祭り」がありましたら、紹介してください。
本物の「血祭り」は勘弁してほしいですけど。
関連タグ
動物 体 液体 体液
血液 blood
貧血 献血 採血 止血 輸血 鬱血
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R-18G グロテスク 鮮血 出血 大量出血 出血多量 流血 血まみれ 流血注意
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