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概要編集

本作の主人公の一人。

「身元不明の死体」を意味する名を持つ人造人間(フランケンシュタイン)。

唯我独尊の俺様気質な性格でどの勢力にも属さず、「オマケのような人生」を楽しむため「人造人間の壊し屋」として活動している。

人造人間創造の街・ポーラールートの大創造主ゲバルト=リヒターによって作られた機能特化型人造人間、通称『究極の8体』の一体『6(ゼクス)』。強力な造血機能を持つ「化外の心臓」をはじめ循環機能を強化されており、傷口から超高圧で噴射する血液で対象を破壊する能力を持つ。また、基本的な身体能力も他の人造人間と比べても群を抜いた性能を誇る。

外見上の特徴は胴体の巨大な十字傷と隻眼


本編の動向編集

初登場編集

ロンドンで究極の8体の『1(アイン)』エクゾスケルトンや死体卿配下の人造人間軍団を殲滅して登場。

気まぐれからアシュヒト=リヒターエルム=L=レネゲイドらと共にポーラールートへ同行する。


過去編集

本編より10年前、記憶喪失の青年がトート=シャッテン(後の死体卿)により人造人間用の死体としてポーラールートの大教会へ運び込まれた。

青年は暴走した人造人間を人間離れした腕力で破壊し、ピーベリー、アシュヒト、エルムを助ける。その後、ゲバルトからポーラールートの居住権とジョン=ドゥの名を与えられ、ピーベリーの元に身を寄せる事となる。

ジョンは人造人間創造を至上とするポーラールートの価値観に隔絶を感じながらも、ピーベリーと互いに惹かれ合い、気さくで人懐っこい性格から街の人たちにも受け入れられていった。

しかしある夜シャッテンの襲撃を受けて重傷を負ってしまう。

ジョンは大教会に運ばれるが、彼の手術をする科学者たちは信じがたいものを目の当たりにする。



正体編集

ジョンの体内では天才ヴィクター=フランケンシュタインの名が刻印された心臓が脈打っていた。

彼こそ、100年前ヴィクターにより創造された最初の人造人間「ザ・ワン」であった。

ヴィクターの死を見届け北極海で眠りに就いた後、流れ着いた北欧のヴァイキングの集落で奇妙な死体として祀られていたものをシャッテンが回収したのだった。

領主グロース=フランケンシュタインは先祖に災いをもたらした存在を良しとせず破壊を命じるが、突如ザ・ワンの人格が目覚めて暴走。制圧にかかった人造人間を圧倒的な性能でもって尽く破壊し、機能特化型である『3(ドライ)』スカベンジャー、『4(フィーア)』ムスケル=ウンゲホイヤーすら退ける。

ピーベリーの説得を受け、ジョンが自分と違い「花嫁」を見つけられた事に満足したザ・ワンは再び眠りに就こうとするが、その瞬間、電磁波砲の直撃を受けて機能停止する。


再改造編集

後にゲバルトの手によって『究極の8体』として再改造を受けるが、起動と共に暴走。アシュヒトの右足を奪いエルムを殺害して逃走した。

人造人間の改造により人格に変調をきたしており、性格は尊大でどこか破滅的なものとなっている。また、電磁波砲の影響でポーラールートで過ごした記憶も一切喪われている。(しかし時折夢という形でピーベリーを断片的に思い出している)


読み切り版編集

本編同様に人造人間の壊し屋として旅をしており、破壊の報酬である若く美しい女性の体の一部を集めて「フランケンシュタインの花嫁」を作るのを目標としている。(本編でもそれを示唆させる描写がある)

また、本編と違い和服眼鏡ボクっ娘の相棒リトル=ロゼが同行している。


余談編集


関連タグ編集

エンバーミング 和月伸宏

フランケンシュタイン

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