概要
作品の中に小道具的な要素として登場する架空の作品のこと。
例を挙げると
- 登場人物が愛読している漫画、同人誌、小説。
- 登場人物が視聴したテレビアニメ、ドラマ、特撮、映画、演劇。
- 登場人物が演じた映画、演劇、CM。
- 登場人物が執筆した漫画、小説、脚本。
- 登場人物が撮影した映画、動画。
- 登場人物が読み聞きしたニュース(テレビ、新聞、ネット、噂)。
- 登場人物が執筆した手紙、日記、メールやブログやSNSの呟き。
- 登場人物が妄想した脳内劇場(夢、if、擬人化など)。
- フィクションオチで終わる作品の本編そのもの。
などのような作品が主に該当する。
※登場人物がプレイしたボードゲーム、コンピューターゲームは異なるので後述。
作品の全貌はわからない事が多いが、登場人物の性格や言動などに何かしら影響を与えたものとしてよく扱われる。基本的にその作品オリジナルの物または何かのパロディ作品であり、中には人気が出て実際に独立して作品化されたものもある。
劇中劇のルーツはインド神話の叙事詩である『マハーバーラタ』や『ラーマーヤナ』などとされ、それらの入れ子構造の物語が徐々に西へと伝わってゆき、『千夜一夜物語』、『デカメロン』、『カンタベリー物語』などの古典的な物語が生まれていったという。
また、近年の創作作品においては「こちらの世界」でも放送されたシリーズがメタ的な視点で作中に登場するというようなレアケース(アキバレンジャーにおけるスーパー戦隊シリーズ、ガンダムビルドシリーズにおけるアニメ作品としてのガンダムシリーズ)も一部で存在する。
漫画や小説では同じ作者の作品が別作品では劇中劇扱いになったり(例としてドラえもんがテレビでパーマンを見ている)、劇中劇が別作品でも同様に劇中劇になる(かぐや様は告らせたいで登場人物が読んだ漫画「今日は甘口で」が【推しの子】ではドラマになる)、劇中劇がスピンオフされる(後述の作品)、と言った例もある。
なお、登場人物のプレイしているゲームは指示や操作で大なり小なり現実とシンクロしていることが多いため、劇中劇とは異なり、カードゲームアニメやLBXバトル、ガンプラバトルが該当する。またソードアート・オンライン(一部)やオーバーロードなどのVRMMORPGはどちらかというと異世界転移に近い。中には防振りやシャングリラ・フロンティアのようなVRゲームメインの作品もあるが。龍が如くでは過去のセガのゲームが作中のゲームセンターに登場するゲーム(ミニゲーム)としてプレイできる(ジャッジアイズでは完全にオリジナルの架空のアーケードゲームもある)。
劇中劇の一覧
シリーズ
アイドルマスターシリーズ
作品名 | 劇中劇 |
---|---|
アイドルマスター(アニメ) | ヤキニクマン、無尽合体キサラギ、果てしなく仁義ない戦い、眠り姫 |
アイドルマスターシンデレラガールズ | LIVEツアーカーニバル、聖靴学園の七不思議、マジカルテット、Spin-off! |
アイドルマスターシンデレラガールズ(アニメ) | ギラリドン、幽体離脱フルボッコちゃん、秘密の花園、アイドルマスターシン選組ガールズ |
アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 | 三姉妹刑事、劇場版鋼鉄公演きらりんロボ、蘭子クエスト、フローラル夕美、MUNAKATOR、月影忍伝あやめ |
アイドルマスターミリオンライブ!及びその関連作品 | アイドルマスターミリオンライブ!の劇中劇一覧を参照 |
アイドルマスターSideM | サイバネティクスウォーズ、緑陰のGymnasiumなど多数 |
アイドルマスターシャイニーカラーズ | ジャスティスV、パステルナイス※、放課後クライマックスガールズが行ったヒーローショー(アマチュア作品)、オーディションで登場する番組ほぼ全て |
※アニメ版に登場したローカルヒーロー
ウルトラシリーズ
仮面ライダーシリーズ
作品名 | 劇中劇 |
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仮面ライダークウガ | おにぎりの味、マシュランボー |
仮面ライダー龍騎 | 超電磁ロボコン・バトラーV |
仮面ライダーW | 風の左平次 パニックリベンジャー |
仮面ライダーウィザード | 森の魔法使い |
仮面ライダードライブ | マーマーマンション |
仮面ライダーエグゼイド | ライダーガシャットの元となったゲーム群 |
仮面ライダージオウ | 鉄拳 |
仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER | 仮面ライダーシリーズ |
仮面ライダーゼロワン | パフューマン剣 |
仮面ライダーセイバー | 全知全能の書(目次録)/ワンダーライドブック、アルターライドブックに封じ込まれている伝承/ソードXマン/ロストメモリー/ファンタジック本屋かみやまで売られている本/仮面ライダーシリーズ/スーパー戦隊シリーズ |
仮面ライダーリバイス | 鉄拳、太鼓の達人 |
GRIDMAN_UNIVERSE
作品名 | 劇中劇 |
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SSSS.GRIDMAN | ウルトラシリーズ |
SSSS.DYNAZENON | 厳海超人タラバマン |
グリッドマンユニバース | ダンジョン飯 |
スーパー戦隊シリーズ
作品名 | 劇中劇 |
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光戦隊マスクマン | 人造人間キカイダー |
忍者戦隊カクレンジャー | お助け侍、サンタクロースの国で放送されている戦隊ヒーロー風な作品(題名不明) |
爆竜戦隊アバレンジャー | ギャラクシアンイグレック、釣りバカ日誌(アニメ版) |
炎神戦隊ゴーオンジャー | 機動戦士ガンダム |
獣電戦隊キョウリュウジャー | らぶbeぼーるタッチダウン! |
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー | ヒナーノの谷のセイン |
魔進戦隊キラメイジャー | グッドスリー、ジジョクルニ |
暴太郎戦隊ドンブラザーズ | 初恋ヒーロー、仮面ライダーリバイス |
王様戦隊キングオージャー | もっふんといっしょ |
非公認戦隊アキバレンジャー | にじよめ学園ズキューーン葵 スーパー戦隊シリーズ |
ひだまりスケッチシリーズ(アニメ版)
作品名 | 劇中劇 |
---|---|
ひだまりスケッチ×365(2期) | 探偵ドラマ・ラブリーショコラ※ |
ひだまりスケッチ×ハニカム(4期) | ロミオとジュリエットを基にした何か |
※キャスト 探偵・ショコラ先生:斎藤千和、助手・チョコ山くん:神谷浩史
プリキュアシリーズ
作品名 | 劇中劇 |
---|---|
ハートキャッチプリキュア! | ハートキャッチプリキュア!※ |
スイートプリキュア スマイルプリキュア | 太陽マン |
スマイルプリキュア | 鉄人戦士ロボッター、ミラクルピース |
Go!プリンセスプリキュア | 花のプリンセス |
HUGっと!プリキュア | 野菜少女、嘘に恋した魔女DARLING OF THE DEAD、恐怖の訪問者、女王のキッチン |
ヒーリングっど♥プリキュア | 燃えよ、ビーバレ! |
デリシャスパーティ♡プリキュア | おともだちDAモン |
※劇中のプリキュアをモデルにしたアマチュア作品。
ペルソナシリーズ
作品名 | 劇中劇 |
---|---|
シリーズ全般 | 不死鳥戦隊フェザーマンシリーズ |
ペルソナ4 | 魔女探偵ラブリーン |
ペルソナ5スクランブル | プリンスオブナイトメア |
ポケットモンスターシリーズ(アニメ版)
作品名 | 劇中劇 |
---|---|
アドバンスジェネレーション | ギエピーその他 |
ポケモンBW2 | ポケウッド |
サン&ムーン | アローラ探偵ラキ、星船カグヤ、小さなコイキングのメロディ、サンサン3人はアローラドリンキュン |
ラチェット&クランクシリーズ
作品名 | 劇中劇 |
---|---|
複数作 | マルヒエージェントクランク、ランスとジャニス |
4th | 実録リアクター |
FUTURE2 | ホットなボクのブラスター |
勇者シリーズ
作品名 | 劇中劇 |
---|---|
勇者エクスカイザー | 城物語 |
勇者特急マイトガイン | 荒野の用心棒ナイスガイン |
勇者王ガオガイガー | 熱血勇者マンガガガっち |
タイムボカンシリーズ
作品名 | 劇中劇 |
---|---|
タイムボカン王道復古 | 放浪戦士マタタビンガー |
怪盗きらめきマン | 禁じられすぎた2人、怪盗きらめきマン 黄金のナスカー |
ヤッターマン(平成版) | 実写版ヤッターマン |
夜ノヤッターマン | ヤッターマンでんせつ |
タイムボカン24 | シートンドーナツ記※ |
※本作でシートンが書いたのは『シートン動物記』ではなく『シートンドーナツ記』という設定。(『シートン動物記』自体も存在する。)
チョロQシリーズ
※1実在する雑誌ではあるがコラボの一環でVジャンプ関連のイベントをこなすとVジャンプのペイントが施された豆ダッシュのボディが入手可能。
※2マイシティで映画館が建設されると「エンディング」という映画が見られるがあくまでもスタッフロールなのでゲームをクリアしないと見ることができない(準備中という形で追い返される)。
※3「バラートのテーマ」の説明文より
龍が如くシリーズ
※1作中にゲームセンターで遊べるゲームとして収録されている。
※2なお、ジャッジアイズで収録されたモーターレイド、龍が如く7外伝で収録されるデイトナUSA2(大人の事情によりセガレーシングクラシック2名義で収録)はシリーズのゲームセンターに登場するゲームという形で家庭用移植が実現した。
※3ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドをベースにした架空のゲーム。
五十音順
あ行
作品名 | 劇中劇 |
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IDOLY_PRIDE | もしも君と恋をしたら |
蒼の彼方のフォーリズム | 天空覇者ゼフィリオン |
アクションヒロインチアフルーツ | ケモミミン、超天界カミダイオー |
アクティヴレイド | 大怪獣ルドラ |
アクセル・ワールド | AccelAssault2038、 BrainBurst2039、 CosmosCorrupt2040 |
アニメーション制作進行くろみちゃん | タイムジャーニーズ、ルイモンドIII世、それ行けチャーミー、ゾンビハンター闇太郎、キャットマン |
あはれ!名作くん | けんこうこつたろう、しぼりたて醤油伝説、不思議の区の名作、ビッグロボR、ビッグロボRB、買えんサイダー、もももの刃、素人戦隊ビギナーズラック |
あひるの空 | SLAM DUNK※1 |
アホガール | プリチュア、アイタツ |
アマガミ | イナゴマスク |
あまちゃん | 潮騒のメモリー |
アリス・ギア・アイギス | ハーモナイザーメリスマ※2 |
暗殺教室 | SONIC NINJA |
アンデッドアンラック | 君に伝われ |
インフィニット・ストラトス | インフィニット・ストラトス/ヴァースト・スカイ(原作小説版2巻の冒頭にて登場した対戦格闘ゲーム)、インフィニット・フォーチュン(スピンオフコミックにて登場した乙女ゲー) |
ウィッチウォッチ | うろんミラージュ |
Vivy-FluoriteEye'sSong- | ヴィヴィと消えた風船 |
ウイングマン | 様々な東映特撮作品 |
ウォッチメン | 黒の船〜海賊船ブラック・フレイターの物語 |
うたの☆プリンスさまっ♪ | Shining Masterpiece Showなど。数が非常に多い為、「うたプリ 劇中劇」で検索の事 |
ウマ娘プリティーダービー | プリファイ、キャロットマン |
エロマンガ先生 | 星くず☆うぃっちメルル(制作スタッフが劇中に登場する) |
エンジェリックレイヤー | 魔法騎士レイアース |
円満解決!閻魔ちゃん | 閻魔戦隊エマレンジャー、テイコウペンギン、全力回避フラグちゃん!、今後の活動についてご報告があります。※3 |
推しの子 | 今日は甘口で、東京ブレイド、???(リンク先ネタバレ注意!)※4 |
おねがい☆ティーチャー | 真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ |
オプーナ | 超マン、科学少女ハイテクちゃん |
俺の妹がこんなに可愛いわけがない | 星くず☆うぃっちメルル、MASCHERA〜堕天した獣の慟哭〜 |
※1作中の登場人物がバスケを始めるきっかけとなった漫画として登場させており、作者の井上雄彦先生も快諾している。
※2アリス・ギア・アイギス公式ツイッターにて塗り絵が配布されたり(しかもハッシュタグが「#ハーモナイザーぬりえ」と徹底している)、しかも抽選で塗り絵ブックももらえるというキャンペーンも行われたほど。また、作中の主題歌が実際にCDで販売されたりもした。
※3この回自体が外注して作らせたという設定になっている。
※4最新話のネタバレにもなるため、便宜上作品名を伏せている。
か行
※パロディとはいえこちらは本当にスタジオジブリから許可を得ている
さ行
た行
作品名 | 劇中劇 |
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大河への道 | 大河ドラマ伊能忠敬 |
たけしの挑戦状 | やくざ対やくざ |
たまごっち! | GOTCHIMAN、あんパン刑事、ドリームイレブン |
TARITARI | 熱闘ヒーローガンバライジャー |
ダンジョン飯 | ダルチアンの一族 |
ダンダダン | バカ殿 |
探偵物語 | スペクトルマン |
ダンベル何キロ持てる? | 七人のコマンドー、極度の筋 |
超時空要塞マクロス | 小白竜 ※下記「特殊なケース」も参照 |
超魔神英雄伝ワタル ANOTHER STEP | 超魔剣栄光伝ワタノレ |
ツイステッドワンダーランド | スター・ローグ〜英雄(ヒーロー)への道〜、パンプキン・ナイト、レジェンダリー・ソード、月と笑う夜、冥界伝説、ヒドラの逆襲、雪中爆走少女団 らぶソリ |
テイルズオブグレイセス | シェリ雪姫(アマチュア作品) |
テイコウペンギン | 社畜のプリンス |
鉄甲機ミカヅキ | 超空童子ワンダーセブン |
てっぺんっ!!! | 丸一日暴走刑事 |
電光超特急ヒカリアン | 暗黒超特急ブラッチャー、ソノカが視聴したドラマ |
でんぢゃらすじーさん | かこんでいたのにひどいや、ジョニーと便所、とげ山とげ蔵78さい他多数 |
東京喰種 | 黒山羊の卵、拝啓カフカ、吊るし人のマクガフィン他 |
トクサツガガガ | 獅風怒闘ジュウショウワン、救急機エマージェイソン、ソールマン、ダゴン、ラブキュート、サザンクラウザー他多数 |
トミカハイパーレスキュードライブヘッド~機動救急警察~ | ワンダードライブ、銀河コングは2度死ぬ、ドライブヘッド大作戦 |
ドラえもん | ライオン仮面、建設巨神イエオン他多数 |
ドラゴンボール | ピッコロさんだ~いすき※1 |
ドリフトスピリッツ | KAIBUTSU -アフロのヒロシ君-、三匹が盗る!、スピリッツ・クロニクル、スピリッツ・ワンダーランド、ホットバージョン(カービデオマガジン)※2 |
ToLOVEる | 爆熱少女マジカルキョーコ |
※2実在するカービデオマガジンだがホットバージョンとのコラボイベントではホットバージョンの収録に参加するというシナリオになっていた。
な行
作品名 | 劇中劇 |
---|---|
ななか6/17 | まじかるドミ子 |
NARUTO | ド根性忍伝、イチャイチャパラダイス、イチャイチャタクティクス、イチャイチャバイオレンス |
NEWGAME! | 魔法少女ムーンレンジャー |
2.5次元の誘惑 | 2.5次元の誘惑の劇中作一覧 |
ニンジャスレイヤー | バリキボーイ、サムライ探偵サイゴ、タケシコップ:マッポリヴェンジ、「ジーザス」シリーズ |
忍者と極道 | フラッシュ☆プリンセス |
ネコぱら | ネコ☆ウィッチーズ |
熱血最強ゴウザウラー | 絶対爆発ライバルガー |
ノーモア★ヒーローズ | ビザールジェリー |
のだめカンタービレ | プリごろ太 |
は行
※実際にCD化された
ま行
作品名 | 劇中劇 |
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毎日かあさん(アニメ版) | バッタマン |
マギアレコード | AngelontheRoad |
まじかる☆タルるートくん | マジかよ☆ウラるートくん |
魔人探偵脳噛ネウロ | 忠実!!うらぎり君、神道家の人々(ゲーム) |
マブラヴシリーズ | 宇宙書記長ゴルバン、ウルターメンパワード |
まじっく快斗 | マルスとローザ |
魔法先生ネギま! | 魔法少女ビブリオン |
迷い猫オーバーラン! | 勇者超人グランブレイバー |
みつどもえ | 本気戦隊ガチレンジャー |
みなみけ | イマコイ レッツお野菜 先生と二宮くん |
無彩限のファントム・ワールド | 幕末もの。登場人物は新選組と坂本龍馬であることはまちがいないのだが‥ |
無敵看板娘 | 環境戦隊エコレンジャー、侍戦隊ブシレンジャー、超空戦隊スターレンジャー、神聖戦隊ブツレンジャー、海洋戦隊シーレンジャー |
名探偵コナン | 仮面ヤイバー、ゴメラ、闇の男爵、探偵左門寺シリーズ他 |
メゾンハンダース | かざまつりさん、うだつの上がらない37歳の宇宙飛行士が船外活動中に謎の爆発に巻き込まれて、ファンタジー世界の王国の第13王子に転生した話、黄金バンク、浅葱カタストロフィ、フォーカス |
めだかボックス | 落ち込め!ネガ倉くん |
や行
作品名 | 劇中劇 |
---|---|
ヤイヤイ森のコミー | スティーブンソンさん、マヨネーズきよしのようかい大さくせん |
結城友奈は勇者である | 勇者(結城友奈)vs魔王(犬吠埼風)(題名不詳) |
有言実行三姉妹シュシュトリアン | ウルトラシリーズ、快獣ブースカ |
円盤皇女ワるきゅーレ | こうさぎぴょん子ちゃん |
ゆるゆり | 魔女っ娘ミラクるん |
妖怪ウォッチ(アニメ) | ガンバール戦記、セラピアーズ、スペースウォーズほか |
妖怪学園Y | 怪奇人間ベロン、名探偵コナッポイン |
4ジゲン | 元素水滸伝 |
弱虫ペダル | ラブ☆ヒメ |
ら行
作品名 | 劇中劇 |
---|---|
ライブアライブ | キャプテンスクウェア |
ラブひな | リッド君、A・Iが止まらない! |
恋愛ラボ | となりのトロロさん |
Re:CREATORS | 精霊機想曲フォーゲルシュバリエ、無限神機モノマギア、追憶のアヴァルケン、閉鎖区underground-dark night-、悠久大戦メガロスフィア、緋色のアリステリア、マジカルスレイヤー・まみか、code・Babylon、夜窓鬼録、ほしぞらミルキー☆ウェイ |
レーシングバトル-C1 GRAND PRIX- | 爆走戦隊レーシングレンジャー※ |
れでぃ×ばと! | 魔法少女マジカル★ディーバ |
ローゼンメイデン | くんくん探偵 |
ロックマンDASH | 鋼鉄王子 |
鷲尾須美は勇者である | 国防仮面 |
私がモテてどうすんだ | ミラージュ・サーガ、甲冑乱舞、プリプリムーン、城ガード |
ONEPIECE | うそつきノーランド、海の戦士ソラ、火の犬、ポケえもん、マンキーボール、マルコさん |
※ゲーム中にも「Racing Ranger」がチームとして登場するがゲーム中の掲示板によればラジオドラマだったことが判明(しかしメンバーの職業は全員「レーシングレンジャー」である)。なお、ラジオドラマのほうは名前のみの登場。
後に独立作品化したもの
※ただしストーリーやキャラクターデザインなどは異なる。
特殊なケース
マクロス世界で劇中より未来に作られた歴史ドラマという体裁となっており、作品間の辻褄が合わなくても「時代考証が変わった」「諸説がある」で済まされる。つまりマクロスシリーズは全て劇中劇と言える。また過去の作品が劇中劇(劇中劇中劇?)として登場する事もあり、例えば劇場版無印は『7』において「戦勝20周年記念映画=戦争当時の映像ではない」と語られている。
現実世界ではアニメや漫画、ゲームに登場する人物が現実世界に登場しているが、何故に現実世界に現れたか等、一連の事件には軍服の姫君が関与していた。後にある事態を回避する為に日産スタジアムで大々的なイベントを開催する事になるのだが…。
同じ原作者つながりである俺の妹がこんなに可愛いわけがないでは実際に放送されているアニメとして触れられている一方、エロマンガ先生では作品に関わったスタッフが登場する。
- 超変身コス∞プレイヤー(変身3部作)
『超変身コス∞プレイヤー』が特撮番組である事(アニメだけど)を前提として、『超変身コス∞プレイヤー』と同時に、その舞台裏を描く『ヒットをねらえ!』(番組プロデューサーの苦労)と『LOVE♥LOVE?』(原作者に色仕掛けをして出番を増やそうとする出演者)と言うアニメが同時製作された。
特撮番組としてウルトラシリーズが放映されている世界(=我々の現実世界とほぼ同様)と、怪獣とウルトラ戦士が実在して活躍している並行世界が交錯する物語となっている。
『仮面ライダー』が「昔のテレビ番組」として放送されていた世界で、過去作品との繋がりは一切なく、変身した姿が似ているという理由で『仮面ライダーBLACK』を名乗る。
主人公の霧越未麻が映画「ダブルバインド」に出演しているうちに、自分と役のキャラの区別がつかなくなるという話だが、ラジオドラマ化した「ダブルバインド」では主人公が「自分は女優の霧越未麻」だと思い込む、という構造になっている。
女優:藤原千代子の回想と過去に出演した映画が混ざりこんだ世界に、千代子の往年のファンだった立花源也が入り込んでしまうという内容。
異世界トリップものではなく、「くにおくん」(二頭身のダウンタウン熱血物語シリーズ)の世界で時代劇を演じているという設定。
豪田剛(文蔵)と長谷部和美(お琴)が親子設定で、劇らしさが醸し出されている。
続編の「ダウンタウン熱血時代劇」では、独立した異世界のようになっている。
章ごとに虚実が反転するという設定。どういうことかというと、奇数章の世界では偶数章がナイルズの小説『いかにして密室はつくられたか』の内容であり、偶数章の世界では逆に奇数章がナイルズの小説『いかにして密室はつくられたか』の内容になってしまうということ。これにより、読者は今読んでいる場面が実際の事件なのか小説なのかが混乱し、足下が揺らぐような感覚を楽しむことができる。
仮面ライダーが存在する世界と架空のテレビ番組として放送されている世界が登場する。
名前のみではあるが「ファイナルドライブ」シリーズが登場する。また、その映画監督であるマイケル・スピードウェイが監督を務めている映画に過去に開催された一部のスペシャルイベントにおいてプレイヤーが彼が手掛ける映画のスタントマンとしてロケに臨むことになる(NFSNL公式サイトより。なお、スペシャルイベントなのでクリアすればイベント限定車が入手できたが現在はスペシャルイベント保管庫という形で常駐化しておりいつでも挑戦可能)。
最後に本編そのものが作中世界における宣伝映画だったと判明する。
第二次世界大戦で枢軸国が勝った世界で「もしも第二次世界大戦で連合国が勝ったら」という架空戦記がベストセラーになっている。登場人物の一人が最後にある手段で自分たちの世界は作り話で小説の世界が現実世界だと知るというメタ落ちで締めくくられる。
主人公が「はてしない物語」という本を読んでいるうちに自分も登場人物の一人となる。
本作の出来事は主人公が仮想世界で体験している出来事という設定になっており、これを踏まえるなら作品そのものが劇中劇と言える。
舞台となっているファントマイルが実は夢でありスタッフロールが「風のクロノア」という本(ストーリー)を逆再生していくものになっていてスタッフロールの最後に「風のクロノア」の表紙にプレイヤーの名前(※ゲーム開始時に入力したものになるが1&2アンコールではSwitch版では本体のユーザーの名前で固定される)が描かれるという演出になっている。なお、2でも似た演出があるがあちらはリングが置かれているだけで「Good Morning 〇〇(プレイヤー名)」という表示のみにとどまっている。
1988年放送の『必殺仕事人』長編スペシャル。
必殺新春スペシャルの撮影中に頭を打った藤田まことは夢の中で中村主水になっており、慣れない江戸時代の生活に戸惑いながらもドラマと同じく事件を解決していく。
1~4話『四谷怪談』最終話の「大詰め」にて、それまで画面上で展開されてきた四谷怪談の物語は現代の劇場で上演されている芝居であり、ナレーションは原作者鶴屋南北の霊によるものだったと判明する。
作品は全て小説(娘の蔵書)を読んでいる主人公の脳内イメージである。
『サイレント版』では作品そのものが宇宙人の環境保全キャンペーンのために作られた映画という設定。それを示すように全てのコマは縦並びでコマの枠線は映画のフィルムのようになっている。所々で挿入されるセリフ用のコマの字は全て宇宙語で、最後のページで日本語訳が表示される。
『OVA版』も概ね同じだが、地球人向けに作られたということでセリフやナレーションが日本語である。映画のエンディングと同時に映像が乱れ、無人の廃墟で何らかの誤作動を起こした映写機が映していたと判明。地球人はすでに絶滅している事を示唆させる不気味なラストとなっている。
第4話と第5話の前後編、通称『食人鬼編』のエピソード自体が主人公バカ王子が作った漫画(アニメ版では携帯アプリのサウンドノベル)である。
余談
メタな話であるがアニメ作品などにおいては本編との作風を差別化するため、あえて演出の方向性を違えるという手法が取られる場合が多く、また本編に対して劇中劇が挿入される尺は限られている。これらが総じて皺が寄った結果アニメーターが暴走しがちになってしまう部分があるという。
非ロボットアニメより超伝導カンタム・ロボに続き無尽合体キサラギがスーパーロボット大戦X-Ωにてスパロボ参戦を果たしている。