概要
「なかよし」の姉妹誌「るんるん」に連載された『美少女戦士セーラームーン』の原形と言える武内直子作の漫画。
中学1年生の愛野美奈子がセーラーVへ変身しダーク・エージェンシーと闘うバトルアクション作品。
元々は本作がテレビアニメ化される予定だったと言われるが、諸般の事情で企画を一部変更して誕生したのが『セーラームーン』である。『セーラームーン』開始後は同作の伏線となるシーンも含まれ、ラストはダーク・キングダム編に繋がる。
『セーラームーン』の原作がシリアス寄りなのに対し、終盤を除けばギャグが多い明るくコミカルな作風。
テレビドラマ版では放送終了後、セーラーVの誕生を描いた前日譚がVシネマとして発売された。
幻となったOVA版
1995年に翌年発売を目処に東映動画製作のOVA全4話(予定)が企画されたが、TVシリーズがセーラースターズとして続行に伴い、お蔵入りとなってしまった。