人物
1967年3月15日生まれ、魚座のA型。山梨県甲府市出身。
国民的少女漫画『美少女戦士セーラームーン』の原作者。
薬剤師及び、臨床検査技師の資格を保有している。
実家が宝石店という非常に裕福な家庭に生まれ育ったため、『セーラームーン』連載開始当初には、既にポルシェを愛車にしていたという。
華やかな作風とは裏腹に「人がバンバン死ぬ漫画が書きたい」という願望を持っている。
愛称は姫、直子姫など。
主要作品
主要代表作
『美少女戦士セーラームーン』 | 『コードネームはセーラーV』 |
---|---|
『Theチェリー・プロジェクト』 | |
その他の代表作
- プリズムタイム
- ミス・レイン
- ま・り・あ
- PQエンジェルス
- ラブ♡ウィッチ
- とき☆めか!
またシリーズの主題歌や挿入歌、キャラクターソングの歌詞も作詞している。
OPテーマ
『セーラースターソング』(作曲:荒木将器):セーラースターズ編
EDテーマ
『プリンセス・ムーン』(作曲:さとうかずお):無印
『タキシード・ミラージュ』(作曲:小坂明子):S編
『“らしく”いきまし ょ』(作曲:水野雅夫):Ss編後期
『月虹』(作・編曲:小坂明子):美少女戦士セーラームーンCrystal※白薔薇 sumireのPN
挿入歌
『幻の銀水晶〜シルバークリスタル』(作曲:橋爪麻希子・さとうかずお):無印第34話
『ほっとけないよ』(作曲:山下恭文):無印第34話
イメージソング、キャラクターソング
『タキシード・ナイト』(作曲:山下恭文)
『ルナ!』(作曲:さとうかずお)
『合いコトバはムーン・プリズム・パワー・メイクアップ!』(作曲:さとうかずお)
『I am セーラームーン』(作曲:永井誠)
『ルート・ヴィーナス』(作曲:永井誠)
『流れ星へ』(作曲:鈴木キサブロー)
『とどかぬ想い -my friend's love-』(作曲:有澤孝紀)
『銀河一身分違いな片想い』(作曲:亀山耕一郎)
『力を合わせて』(作曲:一ノ瀬響)
『真夜中ひとり』(作曲:出口雅生)
『ゴールデンクイーン・ギャラクシア』(作曲:亀山耕一郎)
『戦士の想い』(作曲:池毅)
『愛をしんじてる』(作曲:有澤孝紀)
『あしたもまた自転車』(作曲:有澤孝紀)
『炎の狙撃者(FLAME SNIPER)』(作曲:有澤孝紀)
『We believe you』(作曲:金住重里)
『愛の女神のHow to love』(作曲:亀山耕一郎)
『セーラームーン・クリスマス』(作曲:有澤孝紀)
『セーラーチームのテーマ』(作曲:小坂明子)
『イニシャル・U』(作曲:有澤孝紀・猪股義周)
実写版主題歌、キャラクターソング
『キラリ☆セーラードリーム!』(作曲:羽場仁志)
『オーバーレインボー♥ツアー』(作曲:高見優)
『肩越しに金星』(作曲:小幡英之)
代表作美少女戦士セーラームーンについて
アニメ、CDドラマ、ミュージカル、TVゲーム、実写ドラマと幅広く展開され大ヒットし、社会現象になった。少女向け作品におけるメディアミックス作品成功の先駆けとされる。
特に、魔法少女(変身ヒロイン)にスーパー戦隊シリーズ要素を取り入れた『戦闘美少女戦士』(バトルヒロイン)というジャンルを見出した作品として知られ、後の作品への影響も決して無視できるものではない。(ただし、ジャンルや雛型の成立・確立に関しては武内一人に限らず他の作品の影響もあるため、武内と『セーラームーン』の存在のみをもって、これを論ずるには難があり注意を要する)
その人気は日本だけに留まらず、世界中で大ヒットした。
今でも、外国人にはセーラー戦士のコスプレをするコスプレイヤーが多いほどである。
原作コミックスについてはこれまでに旧版(全18巻)と新装版(全12巻+番外集2巻)が発行されており、当時のカラーページや表紙なども再現した『完全版』(全10巻)が発売中である。
原作とTV(旧作)の設定の違い
原作とTVシリーズではいくつか設定が異なり 、その差異が氏とTVシリーズ制作陣との確執となっている。(最たるものが氏がお気に入りのキャラクターである火野レイの大幅な性格改変)
【1】火野レイの性格改変
アニメでは『うさぎと同レベルで口論』(しかし、うさぎの身を1番案じ、衛との恋に背中を押したのもレイ)、『ギャグ要素が多い』、『無印でのアニメオリジナルキャラクター・熊田雄一郎(CV:島田敏)との恋模様』といった改変が成されたが、原作は馴れ合うのをあまり好まない、『ですわ』口調のクールビューティーな男性嫌いのお嬢様である。ちなみに、この改変を主導したのは後に世界を革命しちゃった監督だったりする。
【2】セーラー戦士の衣装
イヤリング(ピアス)やチョーカーなど小物も含めて、セーラー戦士の衣装デザインが変更されている。
詳しくは下記イラスト資料を参考にされたし。
【3】第4部(アニメ:デッドムーンサーカス編)以降の外部戦士の扱い
アニメでは、Ssの1時間SPとセーラースターズ編の終盤にしか出ない上に、再登場したと思ったら、ギャラクシアにすぐに倒されてしまった。正確には少し違うが・・・。
以下ネタバレ注意
正確には、ギャラクシアに恭順したフリをするためにウラヌスとネプチューンがサターンとプルートのスターシード(原作のセーラークリスタル)を奪った。
その後隙を見てギャラクシアに攻撃を仕掛けるも、敢え無く返り討ちに遭い、2人ともスターシードを抜かれて消滅してしまった。
2011年のAnniversary
2011年はTVシリーズが開始されてから20年という記念すべき年ということで、20周年記念プロジェクトの一環として2013年を公開目標に新作アニメが制作されることが明らかになった。
が、制作にあたって原作者の関与などは不明。
武内先生はこれに対して
「正直こわい。でもキャラクターたちがまた暴れてくれたらと思うと楽しみ。
皆様どうかお手柔らかに。どうか「おかえり」と温かい気持ちで迎えてくれると嬉しいです」
とコメントしている。
アニメに先駆け、ミュージカルも2013年夏に『ミュージカル 美少女戦士セーラームーン La Reconquista(ラ レコンキスタ)』の名で復活。
キャストが全員女性(タキシード仮面などの男性キャラクターも女性)という驚きの配役だった。
人気に付き、2014年夏に続編である『ミュージカル 美少女戦士セーラームーン Petite Étrangère(プチテトランジェール)』が公演された。
セーラームーンの原型となった作品
なかよしの姉妹誌(現在は廃刊)であったるんるんにて、後のセーラームーンシリーズに繋がる『コードネームはセーラーV』の読み切りが掲載。
その後、セーラームーンと並行する形で連載。
原作コミックスについてはこれまでに旧版(全3巻)と新装版(全2巻)が発行されており、セーラームーン同様に、当時のカラーページや表紙なども再現した『完全版』(全2巻)が発売中である。