え……ギャグ漫画って、頑張っても売れないの……?
だったら師匠みたいなギャグ漫画書いたって、意味なくない?
よし! 私はラブコメを書こう!!
(『トニカクカワイイ』168話/19巻p.170 より)
人物
福岡県出身、小学校4年生の時に兵庫県芦屋市に引っ越す。大阪芸術大学芸術学部中退。
元々はアニメーター志望で、スタジオジブリの入社試験を受け、鈴木敏夫による面接試験を受けるも不合格。大阪芸術大学芸術学部に入学し、富士見書房ファンタジア長編小説大賞に2度投稿するも落選。
久米田康治のアシスタント(『かってに改蔵』などに参加。『改蔵』1話目1コマ目がアシスタントとしてのデビュー作)を経て、2002年、『少年サンデー特別増刊R』に「神様にRocket Punch!!」が掲載され、漫画家デビューを果たす。
2020年には『100日後に死ぬワニ』に影響を受け、Twitterにて『100日後に結婚する二人』を連載している。
2012年より浅野真澄と組んで、同人誌『それが声優!』を発表している。それが縁となったのかは不明だが、2018年2月12日に浅野と結婚したことを自身のTwitterアカウントにて発表した。
絵柄がかなり変わりやすく、『ハヤテ』がアニメ化した際にはその放送時期に連載されていたキャラデザを元にしているため、1期と4期では完全に別人のようなデザインになっている。なお、このことは10周年記念になった470話でもネタにしており、「違和感が半端じゃない」とナギが語っている(初期は師匠の久米田康治の影響が強かった)。
作品リスト
- 神様にRocketPunch!!
- 電神ソフィア
- 海の勇者ライフセイバーズ
- ハヤテの如く(『ハヤテのごとく!』のプロトタイプ。『少年サンデー公式ガイド ハヤテのごとく』収録にあたり、問題のセリフが修正された。)
- ハヤテのごとく!
- げんしけん 第9巻 特装版 別冊付録 漫画寄贈
- それが声優!
- アドアストラペルアスペラ
- トニカクカワイイ
トリビア
- 現在に至るまで、漫画賞の受賞歴はない。
- 『週刊少年サンデー』公式サイト内の「まんが家BACKSTAGE」を「ハヤテのごとく」が連載終了するまで毎週更新し続けていた。
- 声優・林原めぐみのファンであり、ラジオ『林原めぐみのHeartful Station』を第1回放送を含めて自身が東京に出るまでのほぼ全ての回を録音してあるほどであった。そうしたことから、作品中でも関連した小ネタを用いることが多い。
- 母親の畑律子は茶道家であり、筆字に長けている。『ハヤテのごとく!』単行本では毎巻オマケコーナーの題字を書いている。テレビアニメ第1期では、各話のサブタイトルの後ろに書かれている題字・第5話以降の「次回予告」の題字・「執事通信」の題字を担当。単行本第32巻からのロゴデザインも手がけている。
- 『ハヤテのごとく!』主人公が女装した姿「綾崎ハーマイオニー」は、畑が尊敬する漫画家が言った「まんが家は読者がひくくらいの事をしなくてはダメだ」という言葉に従った結果誕生したという。
関連タグ
久米田康治・・・師匠
浅野真澄・・・妻
赤松健・・・2009年のサンデー&マガジン50周年企画で対談し、それが縁で『魔法先生ネギま!』の劇場版が『ハヤテのごとく!』の劇場版と同時上映になった。
武内直子・・・あまり知られていないが、彼女のアシスタントも経験している。
森多ヒロ・・・元アシスタント