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魔法先生ネギま!

まほうせんせいねぎま

『魔法先生ネギま!』とは、赤松健の漫画、およびそれを原作とするアニメである。
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作品情報

作者赤松健
ジャンルラブコメ学園漫画ファンタジー漫画バトル漫画ハーレムもの少年漫画
出版社講談社
連載誌週刊少年マガジン
連載開始2003年13号
連載終了2012年15号
話数全355話
単行本少年マガジンコミックス全38巻、新装版全19巻

概要

作者は赤松健。略称はネギま


連載当初こそ「A・Iが止まらない!」や「ラブひな」などの流れを汲んだ学園萌えエロラブコメだったが、ストーリーが進むたびにシリアス要素が強くなってファンタジー世界でのバトル漫画へとシフトした。 これは企画当初から決まっていたらしく(作者談)、『ラブひな』で癒しのある独特の作風は完成したため、従来の要素を残しつつも、少年漫画的な成長物語の要素を加えたとのこと。


久米田の野郎が言うには、「ハリー・ポッターHUNTER×HUNTERなどを錬金術で錬成して完成した作品」らしい。


2004年には、第50回「小学館漫画賞」少年向け部門最終候補となったほか、第8回「文化庁メディア芸術祭」マンガ部門でノミネートされた。


単行本巻末には異常に詳細かつウィットに富んだ設定集が掲載されている。

背景にCGを多用した美しい画風が特徴であり、描くのにかなり時間がかかるせいで1~2か月に1回ペースで休載が乱発していた。


2013年には本作の続編にあたる『UQ HOLDER!』を連載が開始され、同作の15巻では本作で省略された「ハッピーエンドの世界」の詳細が描かれている。


2017年には続編『UQ_HOLDER!』のアニメ化を記念して、マガジン本誌に新作読み切りが掲載され(のちに『UQ HOLDER!公式ガイド 悠久百科』に再録)、全19巻に編集し直した新装版(表紙は作者描きおろし)が発売された。


当初、『ラブひな』の次回作として提案されたのが「引きこもりの少年と活発少女がメインの“車”がテーマの組織モノ」だったが、編集部からのウケが悪く 「10才でノーベル賞を取ってしまった天才少年が女子校に教師として転任してくる話」を発展させ「魔法使いの少年が巨大学園都市の女子校に赴任してきて色々な騒動を巻き起こす」という内容に結実。


企画段階のタイトル候補として『あたしの魔法使い』および『どぎまぎ・ネギマギ』が挙げられていた。『魔法先生ネギま!』の名称は、最終的に残ったタイトル候補『魔法先生ネギ』に+αして命名された。


2021年7月時点で続編『UQ HOLDER!』を含めた「ネギま!」シリーズの累計発行部数は2600万部を突破。


『ラブひな』との関連

桜咲刹那の使う剣術・京都神鳴流は、『ラブひな』のヒロインの1人青山素子の実家が宗家であり、素子と姉、鶴子が刹那の回想の中で1コマだけ登場している。


ただし明確な同一世界と作者が明言しているわけではない。


ストーリー

イギリスのメルディアナ魔法学校を首席で卒業した10歳の天才少年ネギ・スプリングフィールドの目標は、立派な魔法使い(マギステル・マギ)になって、行方不明になっている父親ナギ・スプリングフィールドを探し出すことである。そのための修行として与えられた課題は、日本の学校で教師をする事。学園都市の麻帆良学園教育実習生として2年A組の代理教師として着任するが、早速初日から生徒の神楽坂明日菜に自分の正体がバレてしまう。


ネギの赴任から一学期終了までが「第一部」(KC1巻から18巻)、魔法世界への旅立ちからネギとフェイトの最終決戦までが「第二部」(KC19巻から36巻)、平和な日常への帰還と旅立ちが「第三部」(KC37巻と38巻)にあたる。


登場人物

魔法先生ネギま!の登場キャラクター一覧


メディアミックスと派生漫画

1990年代中頃からの声優ブームの仕掛け人であるスターチャイルド大月俊倫プロデューサーにより、アニメ化以前からCDをはじめとしたメディアミックス展開が行われた。


2005年と2006年にテレビアニメが2度(制作会社は第1期がXEBEC、第2期に当たる「ネギま!?」がガンジスおよびシャフト)、2007年に実写ドラマが、いずれもテレビ東京テレビ大阪テレビ愛知およびテレビせとうちテレビ北海道TVQ九州放送で放送された。いずれも全26話だが、実写ドラマはテレビでの放送が見送られてしまったものが1話存在する。また、「ネギま!?」こそ月曜夕方の番組として放送されたが、アニメ第1期とドラマ版は深夜番組として放送されている。

なお、アニメ第1期は当初はフジテレビ系列で放送予定だったが、全日か深夜か放送枠確保の難航等でフジテレビとの交渉が決裂し、テレビ東京系列へ移籍となった。時期的フジテレビ深夜アニメショックも決裂の一因では無いか?と言われている。

実写版はバカレンジャーが1話丸々放送されたエピソードが話題になった。

2011年には、原作最終回の別案を基にした劇場版が公開された。

ただ、これらのメディアミックスは一概に成功したとは言い切れない事柄が多く、大月Pは一時、企画から降りてしまった。(詳細は各リンクへ)


別作家による漫画は、藤真拓哉が掲載していたネギま!?neoYUIが連載していたネギほ(幼)文がある。前者はテレビアニメ2期を題材とし、なぜかコミックボンボンで連載が開始され、休刊に伴いマガジンSPECIALに移行した。後者は明日菜たち31人のクラスメートが幼稚園児という設定。


余談

  • バトルシーンの参考になった漫画は、「拳児」と「HUNTER×HUNTER」である。
  • 高音・D・グッドマン英子が通う聖ウルスラ女子高等学校の生徒は、なぜかツンデレお姉様タイプが多く、下着はほとんどの生徒が黒を着用(校則で決まっているわけではない)。
  • 当初、高校が舞台になる予定だった。(なお、実写ドラマ版では明日菜たちは高校生という設定。)
  • サブタイトルの「MAGISTER NEGI MAGI」はラテン語で、「マギステル・ネギマギ」と読む。「MAGISTER(マギステル)」は「先生」という意味で、「MAGI(マギ)」は「メイジ(魔法使い)」という意味。日本語で「魔法使いのネギ先生」になる。
  • 台湾では「魔法老師」、アメリカでは「NEGIMA」のタイトルで出版されている。
  • 実は、「週刊少年マガジン」2003年6号から始まる予定で、第1話から第16話からのような内容で始まる予定だったらしい。新連載予告で、明日菜たちが「3年A組」になっていたのはその為。恐らく甘いラブコメを期待しているであろう「ラブひな」からのファンをガッカリさせないための配慮として第15話までは「プレ新連載」としてコメディー路線にしたと思われる。

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