「戯言を・・失望したよ・・ネギ君」
概要
CV:石田彰
冷静沈着で、白髪に無機質な瞳とブレザー姿が特徴の少年。
イスタンブールの魔法協会から日本へ研修として派遣された魔法使いである。
ネギ・スプリングフィールドの実質的なライバルであり、初期の宿敵。
実は、かつての大戦でナギ・スプリングフィールドら「紅き翼」と敵対した秘密結社「完全なる世界」の残党で現リーダーであった。
首領の造物主が作り上げた人造人間「アーウェルンクスシリーズ」うちの1体で、3番目に製造された。本名はラテン語で「3」を意味する「テルティウム」で、通称「地のアーウェルンクス」と呼ばれている。但し本人は本名を何故か気に入っておらず、仲間達にもフェイトと呼ぶように言っている。
性格は冷徹そのもので滅多に感情は乱さず、自らの目的の為にどんなえげつない行動も表情を変えずに遂行することができる。
「ネギま!?neo」
テレビアニメ2期とのタイアップで連載されたスピンオフコミック『ネギま!?neo』では、オスティア国の王子として登場。
最終回で挙式するが、それを良しとしない3-Aの他の生徒とネギ(神父に変装していた)の乱入もあって、ネギと一対一の勝負をする。最終的に負けを認め、明日菜をネギに譲った。
「UQ HOLDER!」
『ネギま!』の続編である『UQ_HOLDER!』にも青年姿で登場。
「太陽系最強の魔法使い」とまで呼ばれるようになっており、UQホルダーの敵対者として立ち塞がる。
とある事情で死亡した(と思われている)ネギに代わり、彼の築いた団体である「白き翼」を率いている。
ネギ復活のために、彼の孫とされる近衛刀太を(道具として利用するために)必要としており、実質上の刀太の保護者である雪姫(エヴァ)および彼女が率いている団体である「UQホルダー」と対立している。
とにかくネギの存在に執着しており、ネギの為ならば何をも辞さない危険人物。その様は刀太
に「アンタ俺のじーさん好きすぎだろ」とツッ込まれてしまうレベル。
ネギと出会い、彼の精神との邂逅を得た時には「今、君を縛っているものは、本来は僕が負うはずのものだったのに(なのに成り行きでネギにその負担を強いてしまった)」と涙を流して悔恨と懺悔の言葉を吐露している。
造物主に囚われているネギを救う(ヨルダがネギを拘束する理由を消す)ため全人類不死化計画をプランニングしていたが、他ならぬネギ自身から「ヨルダが救おうとしているものは過去をも含む。君のプランではヨルダが望む結果は得られないし、ゆえに僕も解放はされないだろう」と却下されてしまった。
さらにネギが刀太に未来への希望を託す意志を見定めると、自らのプランは一旦保留し、刀太および彼を支援するUQホルダーの援助へと回った。
関連タグ
渚カヲル:声優や出自からして、オマージュ元だと思われる。