ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
渚カヲルとは、『新世紀エヴァンゲリオン』関連作品の登場人物である。

「歌はいいね。歌は心を潤してくれる。

リリンの生み出した文化の極みだよ。

そう感じないか?碇シンジ君。」

CV:石田彰

概要

生年月日:2000年9月13日(15歳)

データ上の生年月日はセカンドインパクトと同日、全経歴抹消済み。性別は男性。

アッシュグレイの髪と赤い瞳を持つ、極端に色白美少年

一人称は「僕」。常に柔和な微笑をたたえ、音楽を好み、ミステリアス哲学的な発言が多い。

正体は旧約聖書でいう”自由意思を司る天使”にあたる使徒タブリス」である。

自在にエヴァとのシンクロ率を操り、搭乗せずとも操縦することが可能。

ATフィールドを自在に展開し、空中を浮遊して移動する、目線だけでロックを解除するといった様々な特殊能力を持っている。

TV版では第17使徒、貞本漫画版では第12使徒。新劇場版:Qでは第1の使徒だったが、フォースインパクト発生時に13番目の使徒へ落とされる。

TVシリーズ版貞本義行による漫画版・新劇場版で、それぞれ設定は異なるが、仲間を失い傷ついた碇シンジの前に現れ、彼と友情を結ぶも、セントラルドグマでの戦いによって死亡する流れは共通している。

上述の各媒体における設定の違い(及び主に髪型の相違)から、準備稿版のカヲルを「準(準カヲ)」TV版のカヲルを「庵(庵カヲ)」、貞本漫画版を「貞(貞カヲ)」、新劇場版を「新(新カヲ)」、中でも3作目『Q』の彼を指して「Q(Qカヲ)」等とファンが呼び分けることがある。また髪型、顔つきも媒体によって少し差異がある。

主なメディアミックス

TVシリーズ・旧劇場版

TV版の登場は第24話「最後のシ者」のみだが、OPは1話から一瞬のみだが登場している。

劇場版は「シト新生」及び「まごころを、君に」に登場。

初期構想では、もっと早い段階から登場する予定だったらしい。

監督の庵野秀明曰く「相関図でいけば、無意識のシンジ君ってのは綾波レイで、表に出てるシンジ君が碇シンジで、理想のシンジ君っていうのが渚カヲル君になる予定だったんですけれどもね。理想の男にするはずだったのに出来上がってみたらただのおかしな奴だった」と述べている(早稲田大学 人物研究会より)。

交響曲第九番の鼻歌を歌いながら現れシンジと出会い、交流を深めていく。

精神を病んだアスカに代わり、フィフスチルドレンとしてEVA弐号機に搭乗する。

その正体はゼーレの派遣した「最後のシ者」、第17使徒タブリスであった。

シンジと友情を結ぶも束の間、カヲルは本来の役目を果たすべく、セントラルドグマの白い巨人・アダムとの接触を試みる。しかしそこにいるのがリリスだと悟ると、「君達には未来が必要だ」とシンジに告げ、シンジの手によって死ぬことを選ぶ。

劇場版「Air」ではカヲルをダミーシステムのベースとしたEVA量産機が登場。

続く「まごころを、君に」にてシンジの目には巨大化した綾波レイと一体となって映った。

貞本漫画版

貞本義行自身は元々「子供っぽいキャラクター」としてデザインした経緯があった為、「基本的に人間の感情がよく分からない、好奇心旺盛、好戦的で男の子っぽい性格」といった、貞本が抱いた元来のイメージの影響が顕著に出ている。

初登場は7巻。本格的な登場期間は9〜11巻で、9巻の冒頭でシンジと出会う。

シンジとの関係性や過程は全く異なるが、最終的にはTV版と同じ結末を辿る。

第12使徒・タブリスとしてシンジと対峙した際に、シンジの手にかかって死ぬ道を選び死亡。

旧劇場版と異なり、補完が行われる段階では特に姿を見せず、シンジとの接触もなかった(シンジの回想では登場している)。

Cut2014年12月号のインタビューで貞本氏は

「カヲルはシンジのことを一番わかってくれている存在なんですよね。わかっているが故に、僕のことを本当に好きだったら殺して欲しいと、矛盾に満ちた踏み絵を突きつけるっていうね」「現実的にシンジが“人を好きになる”ことと向き合うエピソードで、カヲルを存在させたっていうことです」とコメントしている。

新劇場版

『序』の段階から登場するが、本格的に動きを見せるのは『Q』からとなる。

『序』と『』それぞれのラストでは、まだ面識が無い筈のシンジに向けて「また3番目とはね。変わらないな君は」「今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ」と発言するなど、TV版、旧劇場版に登場したカヲルと同一人物なのではないかと思われる描写がある。

『序』ではカヲルの原画を本編漫画版作者の貞本義行が担当した為、髪形や雰囲気が漫画版に近い。TV版と見比べてみると一目瞭然であり、イケメンの青年然とした雰囲気が出ている。

『破』では中盤に月面で建造中のMark.06の指の上に生身の上裸姿で座りながら視察しに来たゲンドウに向かって聞こえる筈もない挨拶をした。その後終盤にMark.06カシウスの槍を投げ、疑似シン化形態となってサードインパクトを起こそうとしているEVA初号機を止めようとした。

QQbyen

『Q』では綾波レイに連れられネルフ本部に戻ったシンジの前に現れる。

碇ゲンドウはシンジに「その少年と共にエヴァ13号機に乗れ」とだけ伝える(ちなみに第13号機はダブルエントリーシステム)。

孤立するシンジに声をかけてピアノを共に連弾したり、故障したS-DATを直してあげたり、彼に誘われて一緒に寝転がって星を見たり、脆い階段で手を差し伸べたりと友情を深めていく。精神的にも登場人物の中では大人びており、シンジ本人の希望により厳しい現実を見せることになり激しく後悔し、自暴自棄になっている様子を見ても、見捨てることなく、説得して立ち直らせている。

TVシリーズとの大きな差異として、二人で横たわった場面で「僕は君に会うために生まれてきたんだね」と断言している(TV版は「生まれてきたのかもしれない」)。

完成したエヴァ13号機でセントラルドグマに降下した際、リリスとMark.06に刺さっていた槍が、2つともロンギヌスの槍である事を訝しみ、TV版では見られなかった動揺を見せる。

それに気づかないシンジはカヲルやアスカによる制止も虚しく、槍を抜いてしまう。

カヲルは「まさか第1使徒の僕が13番目の使徒に堕とされるとは…始まりと終わりは同じという訳か」という言葉を漏らし、自身がフォースインパクトのトリガーであると認識していた事から、これを食い止めるため自死を決意。

シンジに「そんな顔をしないで。また会えるよ。」と笑顔で告げたのち、首のDSSチョーカーが爆発し死亡。

その命をもって世界の崩壊を阻止した。

特筆事項として『Q』のカヲルは、他メディアと違い、一貫してシンジの味方であり、彼の気持ちを裏切っていない

また『序』の段階から庵野秀明により新劇場版の設定や役割などについてのレクチャーをキャスト陣で唯一受けているという石田彰は、『Q』収録後のインタビューでカヲルについて

「前のサイクルとは違う筈なのに、何度やってもやはり同じ轍を踏んでしまう。それでも線路のポイントを違うところに切り替えてみたい。大きなものの流れに対して、なんとかあがいてみたいという想いがあって、生き残るべきシンジの身代わりになっていくんでしょうね」

と語っている。

『Q』でもMark.06に乗るかと思われたが、これは『破』と『Q』の間にセントラルドグマで槍に貫かれており、実物を見ても「自立型に改造されリリンに利用された機体の成れの果て」とあまり興味がなさそうであった。

【注意】以下、『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』のネタバレを含んでいます。

その存在理由、詳細は ??? にて。

その他のメディアミックス

『新世紀エヴァンゲリオン2』

条件が揃えば仲間になる。ディラックの海に飲み込まれたEVA4号機を呼び出して参戦。量産機との戦いではレイが戦線離脱するため、EVA参号機鈴原トウジともども貴重な戦力になる。

個別シーンでは、叶うならば将来の夢はメイクアップアーティストだとシンジに告白している。

エヴァンゲリオンANIMA

TVシリーズ版第二十四話終了後のIFストーリーを描いた本作ではTVシリーズ同様に初号機に握り潰されており、既に死亡している。...筈なのだが度々シンジの精神に語りかけてきている。

発言の内容はシンジへの助言、共通の敵を目前にして尚も争う人類への呆れ、世界の仕組みなど様々だが難解な言い回しを多用する為シンジが困惑する事も少なくない。

終盤ではシンジと最終号機が創り出した新たな槍をルクレティウスの槍と名付けた。

スーパーロボット大戦』シリーズ

原作における設定や立ち位置から生存できる作品は少ない。現状自軍部隊に参戦できるのは「第3次Z」天獄篇と「V」だけである。

F完結編

初登場作における役割はTV版とほぼ同じであり、隠しバッドエンドのラスボスとして参号機に搭乗するが空中には攻撃不可能なため弱い。

新機動戦記ガンダムW』のカトル・ラバーバ・ウィナーの戦死や初号機の暴走などが条件。

α』『MX

再起不能になったアスカの代わりに弐号機を操ってセントラルドグマにてシンジ達と対峙するが、敵がカヲル1人しか居ないため実質イベントバトルとなっている。

第3次α

何度か熱気バサラと接触した後にエヴァ最終シナリオで登場。…ぶっちゃけシンジよりもバサラと大きく関わっている気がしなくもない。

今回は敵に回ることはなく、初号機のコピーと量産機を用いて多元次元補完計画を進めるゲンドウに立ち向かうシンジ達に助力。レイの代わりにEVA零号機を借りて1話ゲストで使える(合体攻撃は使用不可)。

ラスボス戦では今まで死亡したキャラが主人公達を激励するイベントがあるが、カヲルもシンジを激励してくれる。

また『MX』の出来事を知っている節がありその劇中のセリフからの推測でファンの間では

「第3次αのカヲルは死と再生の輪廻によって滅びたMXの世界のカヲル本人」

ではないかと言われている。なお、最終話に登場するカヲルは『第3次α』では死んでもいないのに何故か霊体だったことから、『α』で死亡したカヲルと思われる(つまり、これまで『第3次α』に登場したカヲルとは別人)。

L

新劇場版からの参戦だが、原作再現が『序』と『破』前半までで終了したため実質イベントキャラ。

『第3次スーパーロボット大戦Z 』

『時獄篇』ではイベントキャラとして登場。

基本的に物腰柔らかく穏やかな性格だが「トワノ・ミカゲ」や「親友の友人死ぬことになった原因」に対しては不快感や憤りを見せる等珍しい所も見せている(逆に言えばあのカヲルがその感情を見せる程の気持ち)と言える。

『天獄篇』では第3話にて顔見せした後、EVA13号機にサブパイロットとして搭乗する。

本作でようやく正式に自軍部隊に参戦し音声も新規収録されている。基本的にイベントでの会話では精神的に不安定なシンジをサポートして導いている。だが他のEVAメンバー同様、自分達の世界の惨状は決して他自軍メンバーに明かすことはなかった。

ちなみに、『破』仕様の顔グラがプラグスーツを着たものに変わっている。

スーパーロボット大戦V

条件を満たすと参戦。

出番もあるし生存するのだがスタッフが扱いに困っているマリより扱いが悪いという悲惨な状況となっている。

その他

エヴァ関連の各種スピンオフゲーム漫画には殆ど登場しているが、TVアニメ版を意識したキャラ付けとなっていることが多い。

人気と影響

甘い声とルックス、シンジとの擬似同性愛的描写などによって、特に女性からの人気が非常に高い。

TVシリーズでの実質的な登場は第24話のみながら、キャラクターグッズ、フィギュアなどの商品展開も1990年代から活発で、栗山千明沢尻エリカが「理想の男性」として名を挙げるなど有名人のファンも多い。

どの媒体においても、極端に露出は少ないながらも人気は常に安定しており、

2008年10月25日にはファンブック「ALL ABOUT 渚カヲル A CHILD OF THE EVANGELION」が発売。

2015年4月10日(シトの日)には写真集「KAWORU 2015 -渚カヲル写真集-」が発売。

2016年にはJR西日本の「エヴァ新幹線」(500系)で車内放送を担当。

またパチンコパチスロでは、画面に登場した瞬間に確変大当たりやビッグボーナスが確定したり、設定6が確定したりする鉄板(プレミアム)キャラとなっているため、ギャンブラーからの支持も厚い。

カヲル系

カヲルの登場により、その後の日本のアニメーション界は「カヲル系」「カヲルみたいなキャラ」という、新たなキャラクター類型が定着することになったとサンキュータツオは分析している。また「カヲルのようなキャラ」の多くを、その後実際に石田彰が演じている。

秋瀬或北城睦実のように、カヲルをイメージして造形されたキャラクターも多い。

またCR新世紀エヴァンゲリオンを題材にしたカラー公認のパチンコ・パチスロ漫画『奇跡の勝ちは』(第拾弐話『奇跡の価値は』のもじり)に本キャラクターをモデルにした、

田部利数(たべ としかず)というそっくりなキャラクターが登場する。パチンコホール店員で名前を音読みすれば『ダブリス』になる。

エピソード・逸話

名前

姓は偏と旁を分けると「シ者」、すなわち使者(→使徒)であり死者

名前は「オワリ」を五十音順で1字後にずらしたものから「カヲル」。

姓と合わせると「シ者オワリ」→「渚カヲル」となる言葉遊びとなっている。

モデル

TV放送当時庵野秀明と親交があった幾原邦彦モデルと言われているが、容姿なのか性格なのか、あるいは庵野との関係性においてなのか、詳細は不明。

幻の24話

TVシリーズ24話の脚本を担当した薩川昭夫による初期稿が、1996年発行「別冊JUNE」6月号に掲載されており、「幻の24話」として現在も読むことができる。

没となった初期稿(第1稿、第2稿)では、カヲルが転校生として女生徒から人気を博し「カヲル様」と呼ばれる・ピアノを弾く・紺色の水兵服を着ている・自傷癖(手首に幾筋もの傷)がある・夕焼けの中でシンジとで泳ぐ、等の描写が登場する。

上記の通り、この初期稿の内、ピアノに関しては新劇場版『Q』にて実現している。

またト書きには「ぞっとするような美貌の持ち主」「シンジに似た首の長さ、アスカに似た口元、綾波に似た色素の薄さ」といった容姿についての描写がある。

量産機

EVA量産機はカヲルのダミープラグで稼働するため、旧劇場版公開時に発売された量産機のフィギュアは雑誌で「カヲル君の魂、入ってます!」などのコピーが付けられ女性ファンの購買欲を煽るものになっていた。

なお量産機の声はEVA初号機の声を林原めぐみが担当しているのと同じ理屈から石田彰が担当している。

関連イラスト

関連タグ

作品

新世紀エヴァンゲリオン ヱヴァンゲリヲン新劇場版 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

関連動画

別表記

カヲル タブリス 最後のシ者 第1の使徒 第13の使徒

セリフ

好きってことさ」「歌はいいね

機体

EVA弐号機 EVA量産機 EVA4号機 エヴァンゲリオンMark.6 エヴァンゲリオン第13号機 EVA乙号機

グループタグ

カヲルトリオ カヲシン シンカヲ カヲアス/LAK カヲレイ/LRK

その他関連タグ

24話 第九 桜流し タブリスXX ATフィールド

タツロット:中の人繋がりで、音楽用語が口上に入っているキャラクター。

他の記事言語

Kaworu Nagisa

外部リンク

「歌はいいね。歌は心を潤してくれる。

リリンの生み出した文化の極みだよ。

そう感じないか?碇シンジ君。」

CV:石田彰

概要

生年月日:2000年9月13日(15歳)

データ上の生年月日はセカンドインパクトと同日、全経歴抹消済み。性別は男性。

アッシュグレイの髪と赤い瞳を持つ、極端に色白美少年

一人称は「僕」。常に柔和な微笑をたたえ、音楽を好み、ミステリアス哲学的な発言が多い。

正体は旧約聖書でいう”自由意思を司る天使”にあたる使徒タブリス」である。

自在にエヴァとのシンクロ率を操り、搭乗せずとも操縦することが可能。

ATフィールドを自在に展開し、空中を浮遊して移動する、目線だけでロックを解除するといった様々な特殊能力を持っている。

TV版では第17使徒、貞本漫画版では第12使徒。新劇場版:Qでは第1の使徒だったが、フォースインパクト発生時に13番目の使徒へ落とされる。

TVシリーズ版貞本義行による漫画版・新劇場版で、それぞれ設定は異なるが、仲間を失い傷ついた碇シンジの前に現れ、彼と友情を結ぶも、セントラルドグマでの戦いによって死亡する流れは共通している。

上述の各媒体における設定の違い(及び主に髪型の相違)から、準備稿版のカヲルを「準(準カヲ)」TV版のカヲルを「庵(庵カヲ)」、貞本漫画版を「貞(貞カヲ)」、新劇場版を「新(新カヲ)」、中でも3作目『Q』の彼を指して「Q(Qカヲ)」等とファンが呼び分けることがある。また髪型、顔つきも媒体によって少し差異がある。

主なメディアミックス

TVシリーズ・旧劇場版

TV版の登場は第24話「最後のシ者」のみだが、OPは1話から一瞬のみだが登場している。

劇場版は「シト新生」及び「まごころを、君に」に登場。

初期構想では、もっと早い段階から登場する予定だったらしい。

監督の庵野秀明曰く「相関図でいけば、無意識のシンジ君ってのは綾波レイで、表に出てるシンジ君が碇シンジで、理想のシンジ君っていうのが渚カヲル君になる予定だったんですけれどもね。理想の男にするはずだったのに出来上がってみたらただのおかしな奴だった」と述べている(早稲田大学 人物研究会より)。

交響曲第九番の鼻歌を歌いながら現れシンジと出会い、交流を深めていく。

精神を病んだアスカに代わり、フィフスチルドレンとしてEVA弐号機に搭乗する。

その正体はゼーレの派遣した「最後のシ者」、第17使徒タブリスであった。

シンジと友情を結ぶも束の間、カヲルは本来の役目を果たすべく、セントラルドグマの白い巨人・アダムとの接触を試みる。しかしそこにいるのがリリスだと悟ると、「君達には未来が必要だ」とシンジに告げ、シンジの手によって死ぬことを選ぶ。

劇場版「Air」ではカヲルをダミーシステムのベースとしたEVA量産機が登場。

続く「まごころを、君に」にてシンジの目には巨大化した綾波レイと一体となって映った。

貞本漫画版

貞本義行自身は元々「子供っぽいキャラクター」としてデザインした経緯があった為、「基本的に人間の感情がよく分からない、好奇心旺盛、好戦的で男の子っぽい性格」といった、貞本が抱いた元来のイメージの影響が顕著に出ている。

初登場は7巻。本格的な登場期間は9〜11巻で、9巻の冒頭でシンジと出会う。

シンジとの関係性や過程は全く異なるが、最終的にはTV版と同じ結末を辿る。

第12使徒・タブリスとしてシンジと対峙した際に、シンジの手にかかって死ぬ道を選び死亡。

旧劇場版と異なり、補完が行われる段階では特に姿を見せず、シンジとの接触もなかった(シンジの回想では登場している)。

Cut2014年12月号のインタビューで貞本氏は

「カヲルはシンジのことを一番わかってくれている存在なんですよね。わかっているが故に、僕のことを本当に好きだったら殺して欲しいと、矛盾に満ちた踏み絵を突きつけるっていうね」「現実的にシンジが“人を好きになる”ことと向き合うエピソードで、カヲルを存在させたっていうことです」とコメントしている。

新劇場版

『序』の段階から登場するが、本格的に動きを見せるのは『Q』からとなる。

『序』と『』それぞれのラストでは、まだ面識が無い筈のシンジに向けて「また3番目とはね。変わらないな君は」「今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ」と発言するなど、TV版、旧劇場版に登場したカヲルと同一人物なのではないかと思われる描写がある。

『序』ではカヲルの原画を本編漫画版作者の貞本義行が担当した為、髪形や雰囲気が漫画版に近い。TV版と見比べてみると一目瞭然であり、イケメンの青年然とした雰囲気が出ている。

『破』では中盤に月面で建造中のMark.06の指の上に生身の上裸姿で座りながら視察しに来たゲンドウに向かって聞こえる筈もない挨拶をした。その後終盤にMark.06カシウスの槍を投げ、疑似シン化形態となってサードインパクトを起こそうとしているEVA初号機を止めようとした。

QQbyen

『Q』では綾波レイに連れられネルフ本部に戻ったシンジの前に現れる。

碇ゲンドウはシンジに「その少年と共にエヴァ13号機に乗れ」とだけ伝える(ちなみに第13号機はダブルエントリーシステム)。

孤立するシンジに声をかけてピアノを共に連弾したり、故障したS-DATを直してあげたり、彼に誘われて一緒に寝転がって星を見たり、脆い階段で手を差し伸べたりと友情を深めていく。精神的にも登場人物の中では大人びており、シンジ本人の希望により厳しい現実を見せることになり激しく後悔し、自暴自棄になっている様子を見ても、見捨てることなく、説得して立ち直らせている。

TVシリーズとの大きな差異として、二人で横たわった場面で「僕は君に会うために生まれてきたんだね」と断言している(TV版は「生まれてきたのかもしれない」)。

完成したエヴァ13号機でセントラルドグマに降下した際、リリスとMark.06に刺さっていた槍が、2つともロンギヌスの槍である事を訝しみ、TV版では見られなかった動揺を見せる。

それに気づかないシンジはカヲルやアスカによる制止も虚しく、槍を抜いてしまう。

カヲルは「まさか第1使徒の僕が13番目の使徒に堕とされるとは…始まりと終わりは同じという訳か」という言葉を漏らし、自身がフォースインパクトのトリガーであると認識していた事から、これを食い止めるため自死を決意。

シンジに「そんな顔をしないで。また会えるよ。」と笑顔で告げたのち、首のDSSチョーカーが爆発し死亡。

その命をもって世界の崩壊を阻止した。

特筆事項として『Q』のカヲルは、他メディアと違い、一貫してシンジの味方であり、彼の気持ちを裏切っていない

また『序』の段階から庵野秀明により新劇場版の設定や役割などについてのレクチャーをキャスト陣で唯一受けているという石田彰は、『Q』収録後のインタビューでカヲルについて

「前のサイクルとは違う筈なのに、何度やってもやはり同じ轍を踏んでしまう。それでも線路のポイントを違うところに切り替えてみたい。大きなものの流れに対して、なんとかあがいてみたいという想いがあって、生き残るべきシンジの身代わりになっていくんでしょうね」

と語っている。

『Q』でもMark.06に乗るかと思われたが、これは『破』と『Q』の間にセントラルドグマで槍に貫かれており、実物を見ても「自立型に改造されリリンに利用された機体の成れの果て」とあまり興味がなさそうであった。

【注意】以下、『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』のネタバレを含んでいます。

その存在理由、詳細は ??? にて。

その他のメディアミックス

『新世紀エヴァンゲリオン2』

条件が揃えば仲間になる。ディラックの海に飲み込まれたEVA4号機を呼び出して参戦。量産機との戦いではレイが戦線離脱するため、EVA参号機鈴原トウジともども貴重な戦力になる。

個別シーンでは、叶うならば将来の夢はメイクアップアーティストだとシンジに告白している。

エヴァンゲリオンANIMA

TVシリーズ版第二十四話終了後のIFストーリーを描いた本作ではTVシリーズ同様に初号機に握り潰されており、既に死亡している。...筈なのだが度々シンジの精神に語りかけてきている。

発言の内容はシンジへの助言、共通の敵を目前にして尚も争う人類への呆れ、世界の仕組みなど様々だが難解な言い回しを多用する為シンジが困惑する事も少なくない。

終盤ではシンジと最終号機が創り出した新たな槍をルクレティウスの槍と名付けた。

スーパーロボット大戦』シリーズ

原作における設定や立ち位置から生存できる作品は少ない。現状自軍部隊に参戦できるのは「第3次Z」天獄篇と「V」だけである。

F完結編

初登場作における役割はTV版とほぼ同じであり、隠しバッドエンドのラスボスとして参号機に搭乗するが空中には攻撃不可能なため弱い。

新機動戦記ガンダムW』のカトル・ラバーバ・ウィナーの戦死や初号機の暴走などが条件。

α』『MX

再起不能になったアスカの代わりに弐号機を操ってセントラルドグマにてシンジ達と対峙するが、敵がカヲル1人しか居ないため実質イベントバトルとなっている。

第3次α

何度か熱気バサラと接触した後にエヴァ最終シナリオで登場。…ぶっちゃけシンジよりもバサラと大きく関わっている気がしなくもない。

今回は敵に回ることはなく、初号機のコピーと量産機を用いて多元次元補完計画を進めるゲンドウに立ち向かうシンジ達に助力。レイの代わりにEVA零号機を借りて1話ゲストで使える(合体攻撃は使用不可)。

ラスボス戦では今まで死亡したキャラが主人公達を激励するイベントがあるが、カヲルもシンジを激励してくれる。

また『MX』の出来事を知っている節がありその劇中のセリフからの推測でファンの間では

「第3次αのカヲルは死と再生の輪廻によって滅びたMXの世界のカヲル本人」

ではないかと言われている。なお、最終話に登場するカヲルは『第3次α』では死んでもいないのに何故か霊体だったことから、『α』で死亡したカヲルと思われる(つまり、これまで『第3次α』に登場したカヲルとは別人)。

L

新劇場版からの参戦だが、原作再現が『序』と『破』前半までで終了したため実質イベントキャラ。

『第3次スーパーロボット大戦Z 』

『時獄篇』ではイベントキャラとして登場。

基本的に物腰柔らかく穏やかな性格だが「トワノ・ミカゲ」や「親友の友人死ぬことになった原因」に対しては不快感や憤りを見せる等珍しい所も見せている(逆に言えばあのカヲルがその感情を見せる程の気持ち)と言える。

『天獄篇』では第3話にて顔見せした後、EVA13号機にサブパイロットとして搭乗する。

本作でようやく正式に自軍部隊に参戦し音声も新規収録されている。基本的にイベントでの会話では精神的に不安定なシンジをサポートして導いている。だが他のEVAメンバー同様、自分達の世界の惨状は決して他自軍メンバーに明かすことはなかった。

ちなみに、『破』仕様の顔グラがプラグスーツを着たものに変わっている。

スーパーロボット大戦V

条件を満たすと参戦。

出番もあるし生存するのだがスタッフが扱いに困っているマリより扱いが悪いという悲惨な状況となっている。

その他

エヴァ関連の各種スピンオフゲーム漫画には殆ど登場しているが、TVアニメ版を意識したキャラ付けとなっていることが多い。

人気と影響

甘い声とルックス、シンジとの擬似同性愛的描写などによって、特に女性からの人気が非常に高い。

TVシリーズでの実質的な登場は第24話のみながら、キャラクターグッズ、フィギュアなどの商品展開も1990年代から活発で、栗山千明沢尻エリカが「理想の男性」として名を挙げるなど有名人のファンも多い。

どの媒体においても、極端に露出は少ないながらも人気は常に安定しており、

2008年10月25日にはファンブック「ALL ABOUT 渚カヲル A CHILD OF THE EVANGELION」が発売。

2015年4月10日(シトの日)には写真集「KAWORU 2015 -渚カヲル写真集-」が発売。

2016年にはJR西日本の「エヴァ新幹線」(500系)で車内放送を担当。

またパチンコパチスロでは、画面に登場した瞬間に確変大当たりやビッグボーナスが確定したり、設定6が確定したりする鉄板(プレミアム)キャラとなっているため、ギャンブラーからの支持も厚い。

カヲル系

カヲルの登場により、その後の日本のアニメーション界は「カヲル系」「カヲルみたいなキャラ」という、新たなキャラクター類型が定着することになったとサンキュータツオは分析している。また「カヲルのようなキャラ」の多くを、その後実際に石田彰が演じている。

秋瀬或北城睦実のように、カヲルをイメージして造形されたキャラクターも多い。

またCR新世紀エヴァンゲリオンを題材にしたカラー公認のパチンコ・パチスロ漫画『奇跡の勝ちは』(第拾弐話『奇跡の価値は』のもじり)に本キャラクターをモデルにした、

田部利数(たべ としかず)というそっくりなキャラクターが登場する。パチンコホール店員で名前を音読みすれば『ダブリス』になる。

エピソード・逸話

名前

姓は偏と旁を分けると「シ者」、すなわち使者(→使徒)であり死者

名前は「オワリ」を五十音順で1字後にずらしたものから「カヲル」。

姓と合わせると「シ者オワリ」→「渚カヲル」となる言葉遊びとなっている。

モデル

TV放送当時庵野秀明と親交があった幾原邦彦モデルと言われているが、容姿なのか性格なのか、あるいは庵野との関係性においてなのか、詳細は不明。

幻の24話

TVシリーズ24話の脚本を担当した薩川昭夫による初期稿が、1996年発行「別冊JUNE」6月号に掲載されており、「幻の24話」として現在も読むことができる。

没となった初期稿(第1稿、第2稿)では、カヲルが転校生として女生徒から人気を博し「カヲル様」と呼ばれる・ピアノを弾く・紺色の水兵服を着ている・自傷癖(手首に幾筋もの傷)がある・夕焼けの中でシンジとで泳ぐ、等の描写が登場する。

上記の通り、この初期稿の内、ピアノに関しては新劇場版『Q』にて実現している。

またト書きには「ぞっとするような美貌の持ち主」「シンジに似た首の長さ、アスカに似た口元、綾波に似た色素の薄さ」といった容姿についての描写がある。

量産機

EVA量産機はカヲルのダミープラグで稼働するため、旧劇場版公開時に発売された量産機のフィギュアは雑誌で「カヲル君の魂、入ってます!」などのコピーが付けられ女性ファンの購買欲を煽るものになっていた。

なお量産機の声はEVA初号機の声を林原めぐみが担当しているのと同じ理屈から石田彰が担当している。

関連動画

別表記

カヲル タブリス 最後のシ者 第1の使徒 第13の使徒

セリフ

好きってことさ」「歌はいいね

機体

EVA弐号機 EVA量産機 EVA4号機 エヴァンゲリオンMark.6 エヴァンゲリオン第13号機 EVA乙号機

グループタグ

カヲルトリオ カヲシン シンカヲ カヲアス/LAK カヲレイ/LRK

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24話 第九 桜流し タブリスXX ATフィールド

タツロット:中の人繋がりで、音楽用語が口上に入っているキャラクター。

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Kaworu Nagisa

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  • 渡り鳥

    風切り羽に鋏をいれて

    エヴァあり。さみしさの飽和の後日談。
  • いたみ、よろこび

    幼少期カヲシンです。学園堕天録ネタありありです。ひたすらカヲルくんが可哀想でシンジのキャラが行方不明です。趣味悪いかもです。意味もなく長いですorzOKな方はどうぞ。
  • ないしょの碇先生

    おまけ 碇先生のないしょ

    【ご注意】 ※このシリーズはパロ要素が強いので(口調、年齢差など)お気をつけください。 ※幼少期のカヲルの母親が出てきます。 シリーズをまとめた本に書き下ろしたおまけです。二人の出会いから一話目に続く話です。 発行から2年が経って、手元に在庫もなくなったので加筆修正して上げさせていただきます。 拙書をお手に取ってくださった方に、あらためてお礼を申し上げたく存じます。ありがとうございました。
  • 逆行してモブになりたいシンジ君の話

    サードインパクトか、何らかの原因で死んでしまったシンジが、逆行して別のモブの男の子と立場が入れ替わってしまうお話です。 結構、勝手な設定多いので注意です。 カヲル君申し訳程度です。 追記 実は続きは新エヴァ公開前に既に完成しておりあげる準備万全でしたがデータが吹っ飛び、私の気力も吹っ飛びました…お待ちくださってた方々に申し訳ないです…_:(´ཀ`」 ∠):
  • ジレンマ

    貞エヴァのシンジ君とカヲル君。綾波自爆後の話です。大したことはないですが絞首表現がありますのでご注意ください。終始暗い。CP要素はないつもりです。
  • 瞬間、音を重ねて

    高校生LAS。AEOE設定ですが、マリとカヲルも登場します。 文化祭で楽器を演奏することになったチルドレンたち。 ひと悶着が起きます。 ベートーヴェンやブラームスの曲が登場するので、ぜひ聞いてみてください!
  • 【シン・シンカヲ】傀儡と咆哮

    ■他人に自分が思ってもみない『客観的な幸せ』を与えられたとして、『それは君に相応しい幸せだよ』と周囲から望んでもいない祝福をされることがあったとしたら、それがどんなにグロテスクなことなのだろうかというのを少し考えたので書きました。前半、少し読む人を選ぶかもしれません……若干ホラー、胸糞描写が含まれますが、最終的にハッピーエンドです。 ■【シン・シンカヲ】君と世界の終焉を、エンドロールに花束を https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14995095 の後日談、同棲しているシンジ君(28)×カヲル君(29) という設定です。単体でも内容は分かるかもですが、此方を先に読んで頂けると細かい部分が入ってきやすいのかなと思います。 ⚠️シンカヲの事後描写を含むため、R-15指定としました。ちょっとだけいちゃいちゃしています。 ⚠️CPは本軸はシンカヲのみですが、『カヲル君がモブ女と結婚し子供がいる』描写が一部だけあります。本軸のカヲル君が既婚者というわけではありません。本来なら私も絶対に書かない地雷なシチュなのですが、今回は話の都合上特例的な意味で書いています。しんどい。 今回も素敵な写真素材お借りしました。ありがとうございました!
  • 【庵】それが、恋なんだと思う

    ◆リサイクル。◆珍しくも庵ネタです。今とだいぶ庵認識が違っててセルフで草生やせるレベルです\(^o^)/◆シンジ君が乙女で、カヲル君がちょっとしっかり者。
  • 最後のオワリ

    カヲルくんの幸せを願わずにはいられない……。カヲルくんとシンジくんは二人で一人前って感じがします。 ▼ エヴァの設定だと生命は地球外起源とのこと。そして、そのことは一般には知られていない……んですよね?? 年代は各単位年±2~3くらいで、けっこう適当です。 ※ あくまでエヴァの設定を下敷きにしています。そこに実際の地球史を当てはめているので嘘がちらほら。(参考:フリー百科先生、何年か前の教科書、うろ覚えの知識。)
  • 君と過ごす時間(カヲシン)

    バカップルなカヲルとシンジの話。ほのぼのだけど、少しだけ切ない、でも幸せな二人の話。
  • 幸せのために

    変化

    ここ最近、LRSの小説の更新がなく、LRS読みたい〜と思ったので、自分で書けばいいじゃないか、っていうことで更新です。他の皆さんが書かれている小説の字数は7倍ぐらいあって、ホント尊敬します。こんな短い文章ですが読んでくれると嬉しいです。あと更新待ってますm(._.)m
  • Priestrin

    Priestrin 幕間 神々のくだらないケンカ

    カヲルくんとオリジナルキャラ(女)の出てくる話です。今回はちょっぴりシンジくんもいます。 TV版とQを一度見ただけなので、キャラ崩壊ご都合主義設定等ございますのでご注意ください。 同シリーズの2と3の間の場面です。再編中の、本編に入れ損ねたシーンの話となります。
  • 新世紀エヴァンゲリオン2

    ミサトの渚カヲル人物評価報告書 (前編)

    我が道を行くカヲルに手を焼くミサト。そんな時空中要塞型使徒が襲来。攻守ともパーペキな敵に対してミサトは、チルドレンは。ラミエル戦前編。常夏の時代背景間違えていたので修正。
  • Reflection

    Reflection(5/4スパコミ新刊サンプル)

    新刊サンプルのご案内です。キム◎ク主演の検事ドラマ的な雰囲気の話です。 さる出来事から別れた二人が、事件を通して距離を徐々に近づいていき、ラストはハッピーエンドになります。 シンジ君がちょっとツンです。サンプルは全年齢用ですが、本編は致しているのでR18になります。ただ、非常に描写としては少ないので今回はR18のサンプルはなしです。 以前イベントで無料配布した「Held予告編」の本編です。タイトルが変更になって、ややこしくてすみません。因みに本文は加筆修正されていますので、内容は異なります。 虎の穴様にて通販が開始されました。 http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/31/03/040030310350.html おまけとして、無料配布本「Deus Ex Machina~機械仕掛けの神~予告編」がつきます。PixivでUPしていない部分になりますので意味不明かも知れませんが、貰って頂けると幸いです。 本編はこんな感じの話です。Deus Ex Machina~機械仕掛けの神~一話目http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2156153
  • 単発・短編(ジャンル雑多)

    続々・カヲシンSS【Qネタバレ】

    ◆頂いた評価やタグが嬉し過ぎて調子に乗りました。前回以上に色々とアレですすみませんorz ◆前回への評価等々本当にありがとうございました。・゚・(ノ∀`)・゚・。 発端→【http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1713601】
    11,598文字pixiv小説作品
  • 逆襲のアスカ

    逆襲のアスカ 5 ー大切な人ー

    アフターシン オリ設定・独自解釈が苦手な方はご注意ください。また、スピンオフであるピコピコ中学生伝説の設定を採用しています。 今回は説明ばかりになってしまい申し訳ございません... 第1話 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16042807
  • ✟何度だってキミを愛するよどんなときもね✟

    オリジナル物語 久しぶり完成しました。

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