【注意】以下、『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』のネタバレを含んでいます。
「僕は加持。加持リョウジ」
CV:内山昂輝
概要
『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』に登場する新たな登場人物。
WILLEの支援組織『KREDIT』に所属し、L結界密度が比較的低いコア化した大地を浄化する為の研究を行なっている。
ミサトはかつて彼を懐妊していたからこそ、14年前のサードインパクトを止めるための犠牲になることをやめた。なぜ父親と同じ名前にされたのかは不明。
一人称は「僕」。上記の研究作業中、ケンスケの計らいで案内されたシンジに握手を求め、その後2人で撮られた写真はケンスケを通じてミサトの元へ届けられた。シンジ曰く「すごくいい奴だった」とのこと。
父の「加持リョウジ」
彼の登場とともに、これまで語られていなかった加持リョウジに関する数々の事実が明かされた。
- 彼の父親である加持リョウジは、『破』のラストシーンの後、引き起こされたサードインパクトを止めるべくその爆心地へ赴き、その停止成功と引き換えに犠牲となっていた(※ただ、具体的にどのような方法で止めたかについては詳しい描写が無く不明。だが回想において加持が乗り込んだと思われる戦闘機が、『Q』においてシンジとカヲルが第13号機でセントラルドグマに降下した際に落ちていた)
- この時、既にミサトはそのお腹の中に子供を宿しており、そのため彼と共には行けず、代わりに彼の遺志を継ぐこととなった
- 彼の果たしたかった目的は、来たるべき地球上の生命の絶滅の前にあらゆる生命の種子のサンプルを永久保存し宇宙へと撒くことであり、NERVの密かに保有する戦艦「AAAヴンダー」の本来の建造目的(の一つ)もそれだった
- NERVに所属する傍ら、密かに反NERV組織「WILLE」にも所属していた
父である加持リョウジの死後、ミサトは生まれた息子を密かに信頼できる人物達の下へと預け、彼から託されたWILLEの同志達と共にNERVへ反旗を翻すことを決意。戦艦ヴンダーを強奪し、「生命の種子を遺す」ためではなく「今ある生命を守る」ための戦いに身を投じたのだった。
なお、ミサトは贖罪の為に彼が誕生して以降一度も会っておらず、加持少年は父母の顔はおろか存在も知らない。
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加持リョウジJr…表記揺れ
狗巻棘:中の人繋がり。同年12月24日に公開された『劇場版 呪術廻戦0』では、碇シンジと中の人が同じ登場人物・乙骨憂太との仲を深め、共に呪霊と戦った。