時に、西暦2015年
概要
1995年に、タツノコプロとGAINAXが共同制作した、庵野秀明監督によるSFロボットアニメ。2014年11月より株式会社カラーに権利統一(後述)。略称は「エヴァンゲリオン」「エヴァ」「EVA」等。
2000年に起きた大災害「セカンドインパクト」後の2015年の世界を舞台に、汎用人型決戦兵器「人造人間エヴァンゲリオン」のパイロットとなった14歳の少年少女と、第三新東京市を襲撃する謎の敵「使徒」との戦いを描いた作品となる。
テレビ東京系列にて1995年10月4日~1996年3月27日にかけて全26話が放映。
テレビ北海道、テレビ大阪、テレビせとうち、TXN九州(現・TVQ九州放送)では水曜18:30からテレビ東京と同時ネットで放送されたが、テレビ愛知では8日遅れの木曜7:35から放送された。
各種トラウマ級のエロ&グロシーンがこの時間に普通に流れていた(深夜アニメという放送枠はほとんど存在しなかった)。
また、1996年から1998年頃にかけて、日本テレビ系列局4局(山形放送、日本海テレビ、四国放送、長崎国際テレビ)、TBS系列局10局(IBC岩手放送、テレビユー福島、テレビ山梨、新潟放送、信越放送、テレビ山口、あいテレビ、熊本放送、大分放送、宮崎放送)、フジテレビ系列局7局(秋田テレビ、仙台放送、富山テレビ、石川テレビ、福井テレビ、テレビ静岡、テレビ新広島)、テレビ朝日系列局2局(青森朝日放送、鹿児島放送)、独立局5局(岐阜放送、三重テレビ、びわ湖放送、奈良テレビ、テレビ和歌山)でも遅れネットで放送された。
また、新劇場版の上映などに合わせて、日本テレビ系列局6局(青森放送、テレビ岩手、日本テレビ、中京テレビ、読売テレビ、南海放送)、TBS系列局1局(南日本放送)、テレビ朝日、独立局5局(とちぎテレビ、テレビ埼玉、千葉テレビ、TOKYOMX、テレビ神奈川)でも再放送された。
高知県、佐賀県、沖縄県では2024年現在でも放送された実績がない(そのうち、佐賀県はTXN九州(現・TVQ九州放送)で視聴可能だった)。
ちなみに本作の前番組は「ミュータント・タートルズ」、直前放送枠は「愛天使伝説ウェディングピーチ」、後番組は『VS騎士ラムネ&40炎』である。
TVアニメ完結後、最終2話(25話・26話)の描写を補完するため、1997年に劇場版(旧劇場版)が制作された。
2016年9月NHKBSプレミアムにて、デジタルリマスターHD版が放送。
ムーブメント
阪神淡路大震災やオウム真理教事件、大不況、ノストラダムスの大予言など1990年代後半の不安な社会情勢にマッチし、社会現象を巻き起こしたアニメとして知られる。
独特の演出(極太明朝体やクラシック音楽など)、オタク心をくすぐるキャラクター造形(例えば女性キャラの類型として「綾波系」というジャンル名を生み出した)や特撮パロディ、萌え系サービス演出(次回予告の締めにおける三石琴乃の「この次もサービス、サービスぅ!」のフレーズなど。これは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの予告などにも引き継がれている)が後続作品に多大な影響を与えた。上述の要素は本作で突然現れたものではなく全て何らかの元ネタがあり、これが謎めいた設定とともにマニアの考察対象となった。
特に第弐拾四話「最後のシ者」に続く、第弐拾五話「終わる世界」と最終話「世界の中心でアイを叫んだけもの」の演出や展開、その結末は凄まじい反響と賛否を巻き起こし、各出版社から謎解き本が出版されるなど、サブカル界隈も巻き込み、旧劇場版公開による完結まで大いに話題を呼んだ。
庵野秀明によるアニメ版の完結後も貞本義行によるコミカライズ版(貞本エヴァ)の連載は続けられ、フィギュア、ゲーム、小説、飲食類、雑貨、衣類など、さまざまなメディアミックス展開、タイアップが途切れることなく続けられ、主題歌「残酷な天使のテーゼ」がカラオケ定番曲となるなど、人気が定着した。さらに、2000年代以降に制作された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズで、旧作発表後に生まれた世代を含め、新たなファン層を獲得した。
現在pixivに投稿されている関連イラストの殆どは、この「新劇場版」を元に描かれている。
また2004年に発売されたパチンコの大ヒットも、人気の再燃と拡大に火をつけることとなった。パチスロを含めた遊技機シリーズの売り上げは、10年で6000億円にものぼる。
影響
エヴァを象徴する演出のひとつ、極太の「明朝体」は、市川崑の映画のタイトルクレジットのオマージュである。またクラシック音楽を用いた演出は、庵野秀明が多大な影響を受けた「ウルトラセブン」が原点となっている。
後にこのアニメの特徴から「セカイ系」という単語が生まれ、その原点とも言われている。良くも悪くも後の各種オタク系カルチャーに与えた影響は絶大で、一見して「これはエヴァだな」とわかるフォロワー作品、パロディやオマージュも無数に存在する。
逸話
庵野秀明は当初主人公を少女にする予定だったが、貞本義行に「主人公また女なの?」と言われその際はブチ切れた。しかし後日に少年(碇シンジ)を主人公にすると決めた。
ちなみに制作当時、ガイナックスの屋上から何度も飛び降りようとしたり「医者にもらった薬を飲んでも気持ちよくならない」と嘆いたりと精神状態が不安定だった庵野は、終盤になると「女性器の大アップ流して打ち切りになろうかな」と半分本気で悩んだという。24話でついに限界に達し、最終2話はああなった。
新幹線変形ロボ_シンカリオン_THE_ANIMATION第31話で、Evaのキャラクターが客演。設定のみのキャラクターだった洞木コダマと洞木ノゾミが正式に登場しただけでなく、碇シンジがシンカリオン500TYPE-EVA運転士として登場。速杉ハヤトが運転するシンカリオンE5はやぶさと共闘した。
積極的なのか、ソーシャルゲームとのコラボがやけに多い。『パズドラ』や『モンスト』のような有名なものをはじめ、『サモンズボード』や『コトダマン』のようなマイナー系の多くのソシャゲとのコラボも行った事がある。というかコラボした事が無いソシャゲがほぼ思いつかない程である。
EVAの都市伝説
- 企画案が二つあり、一つは史実と同様の全26話案(此方は当時発売された100%ニュータイプにも記載されていた)と、もう一つは全52話案で、前者は史実との違いは使徒は全12体でラスボスはEVA6号機。後者は使徒は28体で第二東京市の位置が静岡県裾野市か、山梨県富士五湖地区の何方かになっており、後者はダミー企画では?との噂もあり、実際一部マスコミが後者の設定を紹介したもののあったが、後者の方は真偽不明である。
- もう一つの都市伝説として、碇ユイをある女性声優に置き換えると、庵野秀明がその声優に失恋した事への未練を綴ったのではないか?と言う噂がある。
次回予告
前半はまともだったが、後半になると声優の台本(最終話)だったり絵コンテ(第弐十参話)、年表(第弐十壱話)だったりとだんだんおかしくなっていった。また、上記で述べた「この次もサービス、サービスぅ!」も言ったり言わなかったりする。
幻のハリウッド特撮映画版
2003年5月のカンヌ映画祭でハリウッドの特撮映画版の発表があったものの、製作費の問題等、諸般の事情で頓挫した。
権利関係
冒頭でも触れたが、エヴァの原作はGAINAXであり、アニメ制作はタツノコプロとGAINAXの共同であった。
しかし2014年11月、株式会社カラーに権利が譲渡されて以降、公式配信や再放送におけるTVアニメ版の表記が以下の通り変更された。結果、コピーライトの表記も含め、ガイナックスの表記は作中から殆ど削除された。
原作:GAINAX⇒庵野秀明
アニメ制作:タツノコプロ・GAINAX⇒タツノコプロ
また、2020年以降は関連企業にもモザイクが施されている。前年にガイナックスの社長が逮捕された際、『エヴァ制作会社社長、逮捕』と報道され、庵野やカラー社に風評被害が及んだことへの対抗措置と思われる。
STORY
西暦2000年。9月13日に南極大陸で発生した大災害「セカンドインパクト」によって、地球の環境は激変。それに続く世界規模の混乱もあって、人類は総人口の約半数を失った。
それから年月が経過した西暦2015年。第3新東京市に、さまざまな特殊能力を持つ謎の生命体「使徒」が襲来。
父・碇ゲンドウに呼ばれて第3新東京市へやってきた14歳の少年碇シンジは、人類が使徒に対抗しうる唯一の手段である「汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン」の操縦者に抜擢されてしまう。今、人類の命運を掛けた戦いの火蓋が切って落とされる。
果たして使徒の正体とは?ゲンドウが推し進める「人類補完計画」とは?
そして、少年たちと人類の運命は?
キャラクター
- 詳細は「エヴァのキャラクター一覧」を参照。
用語
- 詳細は「エヴァの用語一覧」を参照。
各話リスト
第弐拾壱話~第弐拾四話には、新作・修正カットを加えたビデオフォーマット版が存在する。
話数 | サブタイトル | 登場使徒・メカニック |
---|---|---|
第壱話 | 使徒、襲来 | サキエル |
第弐話 | 見知らぬ、天井 | サキエル |
第参話 | 鳴らない、電話 | シャムシエル、サキエル(シミュレーション) |
第四話 | 雨、逃げ出した後 | なし |
第伍話 | レイ、心の向こうに | ラミエル、EVA零号機、シャムシエル(残骸) |
第六話 | 決戦、第三新東京市 | ラミエル |
第七話 | 人の造りしもの | ジェットアローン |
第八話 | アスカ、来日 | ガギエル、EVA弐号機、アダム |
第九話 | 瞬間、心、重ねて | イスラフェル、ラミエル(残骸) |
第拾話 | マグマダイバー | サンダルフォン |
第拾壱話 | 静止した闇の中で | マトリエル、EVA零号機改 |
第拾弐話 | 奇跡の価値は | サハクィエル、アダム |
第拾参話 | 使徒、侵入 | イロウル |
第拾四話 | ゼーレ、魂の座 | 第3使徒~第10使徒(回想) |
第拾伍話 | 嘘と沈黙 | リリス |
第拾六話 | 死に至る病、そして | レリエル |
第拾七話 | 四人目の適格者 | EVA3号機 |
第拾八話 | 命の選択を | EVA3号機/バルディエル |
第拾九話 | 男の戰い | ゼルエル |
第弐拾話 | 心のかたち、人のかたち | ゼルエル(回想) |
第弐拾壱話 | ネルフ、誕生 | アダム(VF版のみ) |
第弐拾弐話 | せめて、人間らしく | アラエル、リリス |
第弐拾参話 | 涙 | アルミサエル、第3使徒~第15使徒(回想) |
第弐拾四話 | 最後のシ者 | 渚カヲル/タブリス、リリス、アダム(VF版のみ) |
第弐拾伍話 | 終わる世界 | 渚カヲル/タブリス(回想) |
第弐拾六話(最終話) | 世界の中心でアイを叫んだけもの | 第3使徒~第17使徒(回想) |
関連イラスト
関連タグ
会社 | タツノコプロ GAINAX 株式会社カラー |
---|---|
スタッフ | 庵野秀明 摩砂雪 貞本義行 鶴巻和哉 |
ジャンル | SF ロボット アニメ ロボットアニメ セカイ系 |
題材 | キリスト教 旧約聖書 |
登場人物 | エヴァのキャラクター一覧 |
組織・用語 | エヴァの用語一覧 |
エヴァンゲリオン | エヴァンゲリオン機体一覧 |
メカニック | ジェットアローン(JA) 雷電 震電 プラグスーツ D型装備 |
エピソード | 使徒襲来 最後のシ者 世界の中心でアイを叫んだけもの |
台詞 | シンクロ率400% 笑えばいいと思うよ 逃げちゃダメだ 最低だ、俺って… 私はたぶん3人目だと思うから あんたバカァ? さようなら、全てのエヴァンゲリオン |
旧劇場版 | シト新生 / Air/まごころを、君に / DEATH(TRUE)²/Air/まごころを、君に |
新劇場版 | ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 / ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 / ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q / シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 |
漫画 | 貞本エヴァ / 碇シンジ育成計画 / 学園堕天録 / 新世紀エヴァンゲリオンピコピコ中学生伝説 |
小説 | 彼方の待ち人 / エヴァンゲリオンANIMA |
ゲーム | 新世紀エヴァンゲリオン(セガサターン) / 鋼鉄のガールフレンド / 綾波育成計画withアスカ補完計画 / 名探偵エヴァンゲリオン / ぷちえゔぁ / 新世紀福音戦士OL / 新世紀エヴァンゲリオン バトルオーケストラ |
舞台 | エヴァンゲリオンビヨンド |
グッズ | 使徒XX |
コラボ | ゴジラ対エヴァンゲリオン スーパーロボット大戦/崩壊3rd×エヴァンゲリオン |
パチンコ | CRエヴァ |
コンビ・カップリング | エヴァのグループ・カップリングタグ一覧 |
二次パロ | エヴァパロ |
まとめ | エヴァンゲリオンのタグ一覧 |
表記ゆれ | エヴァ EVA |
- users入り
イラスト・漫画 | 小説 |
---|---|
関連作品
影響を受けた作品
- 謎の円盤UFO:1969年にイギリスのITCで製作されたSF特撮ドラマ。OPとSHADOWは本作の影響を受けた。
- ウルトラマンシリーズ:後にシン・ウルトラマンをやることになった。
- 美少女戦士セーラームーンシリーズ:キャラクター名と声優が、本作からの影響を受けただけでなく、無印第46話の数カットも庵野が手掛けた。
- 機動戦士Vガンダム:ウッソ・エヴィンに対し碇シンジと名付けた。序で後に裏史の主人公と似たような経緯で生まれた。
- 崩壊学園/崩壊3rd:miHoYo(製作会社)の幹部陣のほぼ全員が熱烈なファンを公言しており、リスペクトを感じさせる設定や描写も散見されていた。その結果社長が強引に押し通してコラボしたり(社内外から怒られた)後の作品の宣伝PVをプロジェクトスタジオQに依頼したりした。
影響を受けた?作品
- 伝説巨神イデオン:影響が指摘されているが、明確な発言はされていない状況にある。
- 機動武闘伝Gガンダム:びっちりスーツを着用したパイロット達が自分の動作と合わせて操縦する巨大ロボットで闘うなどの共通点がある。
後継作品系
- 少女革命ウテナ:渚カヲルの元ネタとされる人が監督。セカイ系・90年代・テレ東・スタチャということで一緒に語られることが多い。
- ラーゼフォン・ガサラキ等のポストエヴァ期SFアニメ:この時期のSFアニメはもれなく影響を受けるか比較されることになった。アンチ的な作品もある(後述)。
- 蒼穹のファフナーシリーズ:プリキュアシリーズが聖闘士星矢と美少女戦士セーラームーンシリーズの孫娘なら、此方はエヴァンゲリオンの直系の息子的後継作品と言え、主要人物が普通に死亡退場するのが特徴。
- ぼくらの:乗れば必ず死ぬジアースのパイロットにされてしまった少年少女の葛藤を描いた名作。
- 仮面ライダー龍騎:最終2話の展開が賛否を巻き起こしたという点、後年の特撮に影響を及ぼしたという点でEVAと共通している。
- ウルトラマンネクサス:平成ウルトラマンではトップレベルにシリアスな内容。「仮面ライダー龍騎」「仮面ライダー555」の影響を受けている面も多い。
- ラストマン(漫画):江川達也原作の変身ヒーローバイオレンス漫画で、マコト少年が世界を変える力を発揮する点はセカイ系の一つと言える。
- BAYONETTA:新世紀エヴァンゲリオンと同じように天使が敵として登場する。
- 涼宮ハルヒの憂鬱:2000年代のセカイ系代表作。無口な長門などキャラ設定が似ていると言われる。
- 魔法少女まどか☆マギカ:セカイ系の一つの到達点であり、セカイ系の最終回的作品。
- SSSS.GRIDMAN・SSSS.DYNAZENON:ミニチュア特撮風のバトルシーンが繰り広げられるロボット系アニメであるという点、主役機が自我を持っているという点、主人公が未知の生命体と戦っている点など、あらゆる面においてエヴァを強く意識している作品。円谷プロ制作作品でもある。
アンチ作品系
- 勇者王ガオガイガー:勇者シリーズ最終作にして、最強最後の勇者王。EVAの破滅劇に対して、勇気と希望を全面に出しEVAへのアンチテーゼを示し、アンチ作品系の狼煙を上げた。
- 鉄甲機ミカヅキ:特撮に於けるアンチEVA作品。当初は単独映画の予定だったが、上映時間に収まらなかった為、テレビスペシャルとなった。
- ウルトラマンコスモス:21世紀最初のウルトラマンで、「生きとし生ける物の共存共栄」を掲げ、EVAへのアンチテーゼを見せた。
後継&アンチ両方該当
- もののけ姫、ブレンパワード:宮崎駿と富野由悠季によるエヴァへの回答。「だからみんな死んでしまえばいいのに(エヴァ)」「生きろ(もののけ姫)」「頼まれなくたって生きてやる(ブレンパワード)」とキャッチコピーで会話になっていることで知られる。
- ウルトラマンガイア:根源的破滅招来体とウルトラマンアグルはEVAからのリスペクトだが、終盤のウルトラマン、怪獣、人類が共闘して根源的破滅招来体から地球を守る展開はアンチテーゼと言える。
- 天元突破グレンラガン:ガイナックス自身がエヴァを超克するために作ったアニメ。エヴァのスタッフが一部関わっている。
- 新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION:未知の脅威と戦う点はEVAを継承しているが、親子関係が良好なのと、未知の敵との共存共栄を探るのはアンチテーゼと言える。
他作品
- コレナンデ商会:2021年10月11日放送回で、「残酷な天使のテーゼ」「翼をください」「Fly_Me_to_the_Moon」の3曲が歌われ、話題となった。
- 魔獣戦線:70年代に連載された漫画作品。十数の使徒、主人公の母親が新人間となる展開、主人公の名前が「シンイチ」、その父親が「ゲンゾウ」とエヴァに通じる部分が多く本作の元ネタになった可能性が高い。
おまけ
その他のその他
VOICEVOXのキャラクターである猫使アル&ビィや一部のK-POPソングのPVなどオマージュを含めた例を挙げればきりが無いほどである。