天使としての概要
空を司る天使で、その名は「神の創意」を意味する。
四十九万六千もの天使達を従え、第四天を支配している。
文献の少ない天使であり、「第三エノク書」によれば、「七大天使」の一人であるという。
因みに第四天とは「天のエルサレム」と呼ばれる場所らしい。
使徒としての概要
『新世紀エヴァンゲリオン』第12話に登場した、第10の使徒。
横に伸びたオレンジ色のアメーバにエジプト壁画の目を付けたような外見の、平べったい使徒。
使徒の中でもかなり大きめの部類であり、EVAの20倍近い横幅(800m以上)がある。
衛星軌道上からA.T.フィールドごと質量爆弾として落下し、NERV本部を破壊しようとした巨大な使徒。
出現当初は自身の一部を切り離して落下させ着弾点を確実に誤差修正しながら、最後には本体もろとも落下を開始するが、EVA3機による連携で受け止められ、最後はコアにプログレッシブ・ナイフを突き立てられて撃破された。
攻撃方法
欠片落とし
自らの身体の一部を切り離して落下させる。
単純に重いものが高いところから落ちてくるため威力が高い。
自らの身体とA.T.フィールドを質量爆弾として落下させる。
極めてシンプルにして非常に強力な攻撃。
その他
漫画版では「第7使徒」としてイスラフェルがいるにもかかわらず、こちらも「第7使徒」とされている。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破では第8の使徒として登場。大幅にアレンジされているため、詳細はそちらの記事を参照。