概要
大気中で燃え尽きた場合は、流星と区別される。
鉄を多く含む隕石は鉄隕石、鉄隕石を構成する鉄は隕鉄と呼ばれ、その希少性から宝剣として加工されることもある。
英語読みは「meteorite」で「空の石」という意味。
「隕石」というと「天体」というよりも「宇宙から地表に到達してそこに存在する『鉱石』」としての側面に着目した呼び方であり、衝突を起こす物体としての側面に着目した場合(例えば衝突現象の研究など)の文脈では「衝突体」と呼ばれる。衝突する前の「天体」としての側面に着目した文脈では、その実態に応じて「流星塵」「流星体」「小惑星」「彗星」と呼ばれる。
創作では度々人類滅亡の元凶となっていたり、物語のカギを握る物体を内包していたり、内部に危険な宇宙生物が潜んでいたりする。
ハルマゲドンを始め人類滅亡の危機や天変地異をテーマにしたハリウッド映画のシーンでは隕石落下で人よってはデリケートや神の裁きだと喚くシーンが見られる。
なお、地球に衝突コースで接近する小天体や、大気圏中を落下する衝突体などの、「『地表に存在する岩石』となる前の物体」を隕石と称するのは厳密には誤用である。
関連キャラ
- 仮面ライダーメテオ(仮面ライダーフォーゼ):隕石をモチーフにしたライダー。
- 井石二郎(仮面ライダーフォーゼ):名前の由来になっている。
- テラリア:不浄の地の谷底に眠る『シャドウオーブ』を破壊すると、一定確率で空から落ちてくるようになる。落下地点からは『メテオライト』が採取でき、序盤の心強い武具になるが、対策なしで挑むとスリップダメージや地形無視のエネミーなどの危険がつきまとう。
- ワーム(仮面ライダーカブト):隕石とともに地球にやってきたという設定。人間に擬態する怪人。
- サイタマ(ワンパンマン):ワンパンで粉砕してしまった。
- グレミィ・トゥミュー(BLEACH):脳内で思い描いた事象を現実化させる能力で、瀞霊廷を敵味方問わず丸ごと吹っ飛ばす規模の巨大隕石を創り出した。
- 更木剣八(〃):前述の隕石を始解の一太刀の下に粉砕してしまった。
- エドモンド本田(ストリートファイターV):ハカンとの合体技で粉砕してしまった。
- インセキ邪面(魔進戦隊キラメイジャー):隕石をモチーフにした邪面師。
- ゴキゲンメテオン(仮面ライダーガッチャード):隕石をモチーフにしたケミー。
- ゴキゲンオーディン(仮面ライダーガッチャード):ゴキゲンメテオンを変身に使用した形態。
- キングギドラ・モンスターX(ゴジラシリーズ):隕石に擬態して、地球に飛来した。また、それ以外の隕石がゴジラ復活の原因となったり、バトラがモスラに託した使命が巨大隕石の破壊だったりと、何かと絡んでくることが多い。