この記事はネタバレ情報を含みます。原作やアニメ未視聴の方は注意してください。
「…剣八」
「…更木の剣八」
「…ようやく届いたのですね」
「私の声が」
「お前を」
「誰よりも長く」
「誰よりも近くで」
「ずっと見てきた 私の声が」
「初めまして 更木剣八」
「私の名は_____」
CV:桑谷夏子
概要
最終章・千年血戦篇において初登場、ついに判明した更木剣八の斬魄刀の真名。
解号は【呑め~】。
初代剣八との戦闘の果てに、始解の条件である対話と同調を達成させた。
常時解放型の斬魄刀ではなかったらしく、始解と共に形状も変化した。
身の丈を超えた巨大な戦斧のような形をしており、解放前と同様刃はボロボロに刃こぼれしている。
その攻撃力は凄まじく、星十字騎士団のグレミィ・トゥミューとの戦闘において、彼の「想像」の能力によって落下してきた巨大隕石をも破壊している。野晒の能力の本質が、凄まじい破壊力を生み出すことにあるのか、それとも剣八が全力で叩き付けてもビクともしない頑丈さにあるのかは不明。
その後ジェラルド・ヴァルキリーとの戦闘においては、ついに卍解までに至った。
ジェラルドの攻撃によって倒れた剣八の前に野晒の本体が姿を現し、卍解の力を授ける。
野晒の形状は始解時より劣化し、半分に折られた斧の形となる。一方で、剣八の肌は赤く染まり、角が生えて鬼のような形相になる(白哉曰く「平時に増して意思の疎通の図れぬ顔」)。
自我を失い本能のままに動き続ける破壊の化身とも言える状態となり、ただただ圧倒的な破壊力で敵を斬り伏せる。剣八自身の肉体も強化されており、巨大化したジェラルドの腕に噛みつき、根本から引きちぎる程である。力の制御は剣八ではなく、彼に付き従う彼の斬魄刀が行っているようであり、力の解放度を間違えた際には剣八の右腕が力に耐えられずに引きちぎれるという異常事態が起きている。
ちなみに卍解している間は意思疎通ができなくなるため、卍解の名称は明らかになっておらず、読者・視聴者の間で考察されている。
↓参考動画
余談
- 他の剣八の斬魄刀は卍解しても名前が変わらないことから、同様に「のざらしなのでは?」という説がある。
- 小説版で使わない理由を聞かれた際は「デカくて普段は使いづらい」との事。