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概要編集

2011年5月にSteamで発売されたサンドボックスゲーム。開発はアメリカのインディーゲームメーカー、Re-Logic。

マインクラフトのようなアイテム生成や建築などの要素も存在するが、戦闘が主となっている。2013年5月にはスパイク・チュンソフトよりPS3ソフトとして発売された。

昔のゲームを思わせるドットによる2Dグラフィックが特徴的。外国ではPSVitaで発売が予定されており、日本でも2014年2月6日に発売。

スマートフォン版も有料販売されており、iOS・Android双方に対応している。

2015年2月にはPS4版が発売、こちらはアプデによりバージョン1.3.5に対応。

2016年4月にはバージョン1.3に相当する要素を最初から含めた上で、3DS版とWiiU版が発売される(その後WiiU版は9月に延期され、1.2.4の要素を初めから含んだ上で発売される事になった)。WiiU版はゲームパッドのみでのプレイも可能。

2019年12月にはニンテンドースイッチ版が発売された。最初からバージョン1.3相当でアプデにより1.3.5に対応した。


姉妹作として、同社内のスタッフが手掛けたスターバウンドがある。


ゲームの目的などは用意されておらず、プレイヤー自身が目標を考えてプレイするゲームである。マインクラフト同様に建築やアイテムの生成に勤しむも良し、全てのボスの撃破を狙うも良し、世界中を掘りまくるも良しである。


ただ、まずゲーム開始したら家を作ることをオススメする。夜になると(最序盤では)強力なモンスターであるゾンビやあくまのめだまが出現するためである。


自由度が高いゲームであるが、結構ダークな一面も持ち合わせている。その一例として……。

  • 死亡するとキャラクターがバラバラになる描画が入る(ドット絵ではあるが、子供であればトラウマものだろう)
  • クトゥルフのめだま等気味の悪いモンスターも多い。しかもPSVita版は2014年3月19日現在、ゲーム起動直後にウォールオブフレッシュの姿が画面いっぱいに映し出されるので初見には心臓に悪い。(後述のVer1.2以降になっても変わっていない)
  • 死亡すると「はかいし」というアイテムが自動で設置される。また、そこに書かれる死因も怖いものが多い(但し、Ver1.2からの追加モンスターからの死因は実際の死因と異なる記述になる事があったが、後に修正された)
  • 地底世界に登場するボスはあるNPCを特定の方法で殺す事で出現する

などが挙げられる。このような事もあってか、各種移植版ではCERO-C指定となっている。


2013年7月時点でPS3版は10万本ほど売れているようであり

2014年のDL数ランキングはPSVita部門ではマインクラフトに次いで2位を獲得した。

参照ページ

余談だが、Vita版はVita用ゲームアプリの中でも非常に容量が少ない(ニコニコやYouTubeなどのツール系アプリなどは除外)。セーブデータやアップデートパッチを除外した本体ファイルのみの計算だと100MB未満


遊び方編集

最初に、プレイヤーが操作するキャラクター(PC)を作る。この際に性別と容姿を簡単に決め、そして難易度を選択する(難易度は変更不可)。

  • ふつう:死亡するとお金をある程度落とす
  • むずかしい:死亡するとアイテムを全て落とす
  • ゲキむず:死亡するとアイテムとコインを落とし幽霊化(キャラクターロスト)

初回プレイ時は「ふつう」を推奨。


次にワールドを作成する。ワールドはせまい、ふつう、ひろいのいずれかのサイズを決めたら自動で生成される。

PCはワールドを跨ぐ事は可能であり、キャラ毎に違うワールドで有る必要は無い。


アイテム編集

手にとって使う道具武器、身に付ける防具アクセサリーポーション弾薬等の消耗品、設置する家具や作業台、そして世界そのものを構築するブロック類など、多種多様なアイテムが登場する。

入手方法は

  • ワールド生成の時点で配置されているものを採取(宝箱とその内容物など)
  • 特定の条件で発生するものを採取(木材ハーブなど)
  • モンスターを倒すとドロップ(コイン含む)
  • NPCからお金購入
  • 内容物がランダムで決まる箱や袋を使用(開封)する
  • 素材と作業台を確保し作製

などがある。

よろずやのどうぐ

アイテムにはNPCによる買取価格とは別にレア度が設定されており、名前の表示色で判別可能。

序盤の装備やコイン・ブロック類は白で、レア度が上がるごとに青→緑→橙→赤→…と変化する。青以上のものは溶岩に落ちても消失しない(溶岩の底から回収できるかどうかは別の話)。

なお白より『レア度が低い』ものは灰色になるが、むしろ非常に珍しい。


モンスター編集

PC付近の画面外で出現(スポーン)する通常モンスターと、PCの特定の行動によって呼び起こされるボスモンスターがいる。

ある程度距離が離れると消滅(デスポーン)するので、敵わない場合は逃げてしまうのも手。ボスモンスターを消滅させても、当然撃破したことにはならないので注意。

モンスターにはそれぞれドロップするアイテムとその確率が設定されているほか、PCのHPが減っている場合はHP回復のハートを、マナが減っている場合はマナ回復の星をドロップすることがある。


通常モンスター編集

『環境』『時間帯』『進行中のイベント』によって出現するモンスターの種類が決定され、それぞれに出現率(スポーンレート)が設定されている。

出現率の高いもの(メテオヘッドやゴブリン軍団等)は条件が満たされている間次々に現れて押し寄せてくるのに対し、出現率が低いもの(ピンキーティムニンフ等)は滅多に姿を見せないレアモンスターの扱いになる。

またレアモンスターの中にはボス顔負けの戦闘能力を備えたミニボスと呼ばれるもの(アイスゴーレム聖騎士等)が存在し、入手手段の限られるレアアイテムをドロップすることが多い。


(以下は個別記事のある通常モンスター)


ボスモンスター(ノーマル)編集


ボスモンスター(ハードモード)編集


ボスモンスター(3DS限定)編集


NPC編集

PCとは別個に活動し、それぞれの得意分野でPCの行動を助けて(?)くれる。

下記の職業名とは別にそれぞれ本名が存在する(職業ごとに数種類用意されており、出現時にランダムで決定)。

基本的に彼らを攻撃することは出来ないが、罠を仕掛けたりモンスターを誘導して抹殺することは可能。プレイヤーにその気がなくても、モンスター襲撃の巻き添えで犠牲になることもある(建築時の工夫で予防は可能)。



詳細は『NPC(Terraria)』の記事を参照。


動物編集

中立モブ扱い。PCには何もしてこないが、武器を当てればほぼ一撃でバラバラになる。また一部の動物はブラッドムーンの夜に凶暴化する。

こちらにその気がなくても、ツルハシ等で作業中にフラフラ近寄ってきて勝手にバラバラになる

巻き込んではかわいそうだと通り過ぎるのを待っていたら、モンスターに近寄っていってバラバラになる。どうして...

テラリア生活2

むしとりあみ』で捕獲し、観賞用に飼育することも可能。また一部の動物(主にミミズ昆虫)は釣りのエサとしても使える。


建築編集

PCは道具(及び一部の武器)を使って地形を変えることができ、様々な資材で自由に家屋建築することもできる。

また家屋が一定の条件を満たしていれば、ワールドに現れているNPCに住居として割り当てて定住させること(ハウジング)もできる。

家具を厳選したこだわりのくつろぎ空間を仕立てるもよし、モンスター迎撃に特化した堅固な城砦を築くもよし。

また最低限の条件さえ満たしていれば小さな小屋でもNPCは苦情を言ってこないので、特定のNPCを優遇/冷遇することもできる。

極端な話、住居となりうる家屋を一切建てず、NPCを定住させないプレイも可能である(メリットはない)。


環境編集

テラリアの世界には環境が存在する。

現在地の環境に応じてBGMと背景グラフィック、出現するモンスターや入手できるアイテムが異なる。

環境の判定は『範囲内に配置されている特定のブロック(もしくは壁や植物)の数』と『マップ上の位置(主に高度/深度)』によって為されるので、一部の環境はプレイヤーの手で再現することが出来る。

ただし特定の条件で周囲を侵食していく環境もあるので要注意。


時間編集

プレイヤーにとっての一秒がテラリア内では一分、プレイヤーの一分がテラリア内の一時間となる。

AM4:30~PM7:29が日中、PM7:30~AM4:29が夜間となる。なお、太陽西から上って東へ沈む

地下にいるとほとんど影響はないが、地表付近では日中と夜間で出現するモンスターが異なる(ボスモンスターの出現条件にも関わってくる)。

またNPCの多くはセリフが変化し、商材のラインナップも切り替わる場合がある。

なお、テラリアの世界には時間が存在するが日付は存在しない。

ゲーム内で何日が過ぎても季節は変化せず、年間を通じて雪原は冬景色、それ以外の環境は夏模様である。


ハードモード編集

上記の『PCに付随する設定としての難易度』とは別に、舞台となるワールドの状況としてノーマルとハードの二種のモードがある。

ワールドが作成された段階ではノーマルモードだが、あるボスモンスターを撃破するとひかりやみせいれいがときはなたれた!』のメッセージとともにハードモードへ変化する。一旦ハードになったワールドをノーマルに戻すことはできない。


特徴としては

  • 新環境『聖なる大地』が発生、侵食拡大を開始する
  • 不浄の地』も新たに発生、地下にも生成され侵食速度が上昇
  • 出現するモンスターの種類が増える
  • NPCから購入できるアイテムの種類も増える
  • 新たなイベントが発生するようになる
  • 悪魔祭壇/真紅の祭壇が破壊可能になる
  • 祭壇の破壊によって新たな鉱脈が出現

ノーマルモードのモンスターはハードモードになっても出現する(例外はクモ洞窟のクモ)。ボスモンスターや各種イベントも変わらず出現/発生する。


森林編集

基本的な環境である。

モンスターはさほど強力ではない。

ブロックにはが生え広がり、ポーション等の材料となるデイブルームやキノコが生える。

はじけとぶ大地

更にどんぐりを植えると苗木となり、生長した樹木で伐り倒せば木材を調達できる。


砂漠編集

すなブロックが大量に存在する環境である。

地下に存在する場合もある。

すなブロックにはウォーターリーフやサボテンが生え、植えられたどんぐりはなぜか椰子に変化し、苗木は成長してパームウッドとなる(※1)。

また、砂漠にはピラミッドが生成される場合があり、内部には宝箱がある。


1.3からは、かたいすなブロックやサンドストーンで構成された、大規模な地下砂漠が生成されるようになり、アリ地獄のような穴から侵入することができる。

ここではアントリオンが数多く生息しており、その成体も飛び交う危険地帯となっている。

化石が採掘可能。


雪原編集

構成はシンプルで雪ブロック、氷ブロックで構成されている。

このエリアに入ると、背景が雪原に変わり雪が降るグラフィックが表示されるが雪が降り積もるということは無い。

また、雪原が初期スポーン地点となる場合もある。

雪・氷共にシヴァーソーンが生え、雪ブロックにどんぐりを植えるとボリアルウッドが入手できる。


1.3からはエキスパートモードで水に侵入すると凍えデバフ(移動速度減少)が誘発するようになった。


邪悪な大地(不浄の地)編集

エボンストーンブロックなどが登場する環境であり、ソウルイーターなどの強力なモンスターが出現する。随所にイソギンチャクを思わせる形状をした悪魔の祭壇があり、地下にはわずかにデモナイトの鉱脈がある。

【ワンドロ】洋ゲー深夜のお絵かき60分一本勝負

土ブロックには邪悪な草が生い茂り、普通の草を侵食していく。デスウィードや邪悪なキノコ・(触れるとダメージ)が生え、樹木はエボンウッドとなる。

所々に大穴が出来ており、アイテムに乏しい序盤はソウルイーターなどの妨害もあって捜索は困難。

なお、この環境下に家を建ててもNPCは定住できない。ハードモード突入後は石や砂・氷をも侵食し、高速で拡大していく。


真紅の大地編集

1.2から追加された不浄の地の亜種の環境。

邪悪な大地の闇をイメージさせるような見た目に対し、こちらは血や肉をイメージさせるような見た目となっている。

敵も邪悪な大地よりも生々しく、グロテスクなものとなっているため、こういう物が好きでは無い人は避ける事をお勧めする。

樹木はシェイドウッド。クリムストーンにはデスウィードも生え、目玉の塊のような真紅の祭壇が設置されている。

地下にはクリムタンの鉱脈もわずかにある。


また、ワールド作成時には邪悪か真紅のどちらかが生成される。

別のワールドからもう一方の環境に対応するブロックを持ち込むことで、邪悪と真紅の両方を同時に存在させる事も可能。


編集

マップの両端は必ず海となっている。

海は結構深いため、不用意に潜ると溺死する恐れもある。

マップ端から一定距離内で、水底が砂ブロックになっていることが条件。

地形を大幅に変えすぎると、海特有のモンスターは出現しなくなるので注意。

海底の砂にはサンゴが生える。


ジャングル編集

一定数以上の泥ブロックにジャングルぐさが生えているとこの環境になる。

色とりどりの植物が繁茂し、茨(触れるとダメージ)、ムーングロウ、ジャングルの髪飾りにジャングルの胞子などを生ずる。

樹木はマホガニー。

森林よりモンスターが強く、地下深く(地底世界直前)まで広がっている地下ジャングルに至ってはさらに強力なモンスターが多い。

巨大な蜂の巣が生成されていることもある。


また、ジャングルにはジャングルテンプルというダンジョンがある。

序盤ではどうやっても入れないが、とあるボスモンスターからドロップする鍵を使うことによって入れる。


1.3からは草を破壊すると虫がドロップするようになり、釣りエサのバリエーションが広がった。


地下編集

テラリアの世界の地下は穴と石などで覆われていて、それらを掘り進めていくのも一つの楽しみ方である。

あらゆる場所に鉱石等が存在し、またかつて使われていたと思しき住居がある場合もある。

メカニズムを組む事で色々な効果を持つ石像もよく見つかる。

ブリンクルートがよく生えている(※2)。

慎重に行動しないと、罠の餌食となって無残な死に方をする事もあり得る。


1.3からはあらかじめ敷かれてあるマインカートレールが生成されるようになった。

ちなみに、地下であればどこにでも確認できることもある。


洞窟編集

上記の地下より更に深い地層。

背景グラフィックと出現モンスターが変化し、地下水に代わって溶岩が溜まっている。


1,3になってからは洞窟にもマインカートレールが生成されるようになったが、何故か溶岩に浸っているものも存在し、迂闊にトバし過ぎるとマグマダイブで死亡、なんてことも。


キノコ地帯編集

泥ブロックにキノコぐさ(菌糸)が生えた環境。

光るキノコが生える。

出現するモンスターは地下ジャングルに劣らず危険なものが多い。


地上にこの環境を再現もでき、この場合時間を問わず周囲が夜になったり、キノコまみれのゾンビがスポーンするという特徴を確認できる。

このスポーンしたモンスターたちはかなりの強さなので、対策無しで作り出してしまうと手に負えなくなるため注意。


ここではとあるボスを召喚するために必要な釣りエサが獲得できる。


クモ洞窟編集

地下に生成される小型の環境。

出現モンスターはクモのみ(ノーマルモードとハードモードで一種ずつ)で、天井からはクモの卵塊らしき物がぶら下がり、足元にはクモ糸まみれで干からびた亡骸らしきものが横たわっている。

雪原の地下で氷ブロックに覆われていることもある。

時間の経過と共にクモの巣(素材アイテム)が自動で生成され、うかつに踏み込むと身動きが取れなくなる。

NPCのスタイリストが囚われていることがある。


花崗岩の洞窟編集

1.3から実装された、花崗岩で構成された小型の環境。

ここで採掘できるブロックは、作業台で加工すると宇宙的な質感をもつブロックになるため、建築にはうってつけ。

ただ、全体的に黒っぽいため全体を把握しずらかったり、グラナイトゴーレムなどの硬いモンスターが出現したりする。


大理石の洞窟編集

1.3から実装された、大理石で構成された小型の環境。

上記のものとは真逆で、こちらは白っぽい。

採掘できるブロックを加工すると高級的で清潔感のあるブロックになる。

しかし危険度は段違いであり、特にメデューサによる石化攻撃は非常に危険。

動けないところをホプライトに追撃されたり、飛んでる最中に固められ倍加した落下ダメージで即死、なんてことも。

最初のうちは近寄らないことが懸命である。


地底世界編集

地下の果て。

大量のマグマ黒曜石で構成された廃墟が立ち並んでいる。

モンスターも比べ物にならないほど強力であるため、序盤は立ち入らない方が賢明。

ブロックにはファイアブロッサムが生える(※3)。

『ヘルストーン』と呼ばれる鉱石を多く採掘できるが、破壊時に溶岩が流れ出すため注意が必要。


ver1.4.0.1から「宝石の樹」が生えるようになった。

石でできた幹に、宝石の色の葉が生い茂り、伐ると木材の代わりに石ブロックが、また低確率で宝石と「ジェムコーン」も得られる。

ジェムコーンはクラフトも可能(素材は普通のどんぐりと宝石)で、宝石を素材としたクラフティングがしやすくなった。


ver1.4.4で、灰ブロックに生え広がる「アッシュ草」と、ここに生える樹木「アッシュウッド」が追加された。


編集

地上よりもっとも遠く離れた場所。

最初のうちはそこに到達する手段は殆ど無い。

小さな小屋が建てられた浮島が存在することがあり、様々なアイテムが見つかることがある。


1.3からは『スカイレイク』と呼ばれる浮島が生成されるようになった。

こちらは釣りクエストにて特定の魚を釣るのに利用できる。


ダンジョン編集

ある老人が守っている迷宮。

ダンジョンの中には強力なモンスターが出るが、大量の宝箱も存在している。

ただし、老人の頼みを聞く前に中に入るとダンジョンガーディアンに瞬殺される。

このガーディアンは倒す事が可能だがHP・防御力が9999、攻撃力が1000というまるで小学生が考えたかのようなステータスを持つため、倒さないのが無難である。

Ver1.2からは倒すとペットアイテムのBone Keyを落とすようになった。


聖なる大地編集

ハードモード突入後に生成される環境。

土ブロックには聖なる草が生え、樹木はカラフルな葉を茂らせたパールウッドとなる。

『聖なる』というからには魔物が近づかないのかと思いきや、不浄の地以上に危険なモンスターが襲ってくる。

侵食拡大のスピードも同等。

地下にも広がることもあり、その場合パールストーンブロック(侵食されたいしブロック)にクリスタルが生成される。


墓場(Graveyard)編集

ver1.4で追加された新環境。

初期状態では生成されておらず、PCの絶命に伴い出現する「墓標」系のオブジェクトが集中して設置されている場所がこの環境に変化する。

画面全体が色彩を失い、カラスや幽霊、およびゾンビが昼日中から出現し、霊気を含んだ霧が辺りを覆う。

この霧と特定の作業台を組み合わせることで、従来の版では不可能だったクラフティングが行えるようになった。またこの環境にNPCを移住させると、購入できる商材が変化する。


エーテル(Aether)編集

ver1.4.4で追加された、洞窟もしくは地底世界に生成される小型の環境。

背景グラフィックが星空になり、地下なのに宇宙空間のような雰囲気になる。

真珠色に輝く液体が溜まっており、従来の水や蜂蜜・溶岩のようにバケツで汲み出すことはできない。

この液は浸かったモノ(アイテム、魔物、NPC、PC)の性質を変化させる。


(※1)苗木が樹木に成長するには上方向に一定以上の空間が必要になるが、パームウッドは他の樹木に比べより高い空間を要する。

(※2)ブリンクルートは草が生えていない土/泥ブロックに生えるため、他の環境でもそこそこ見かける。

(※3)ファイアブロッサムも灰ブロックさえあれば環境を問わず生える。ただし灰ブロックは地底世界で採取する以外に入手方法がない。


イベント編集

ハロウィン&クリスマス編集

ゲーム外の世界が十月二十日から十一月十日までの間は『ハロウィン』、十二月十五日から十二月三十一日までの間は『クリスマス』として以下のイベントが発生。

  • 全てのモンスターが期間限定のアイテムをドロップするようになる
  • 一部のモンスターの見た目が変わる(仮装)
  • NPCが期間限定のアイテムを販売する
  • 回復アイテム(ハートと星)の見た目が変わる
  • つちブロックからパンプキンが生成される(ハロウィン)

これらはハードウェアの日時設定によるため、本来は発生しない時期に強引に引き起こしたり、逆に発生させないことも可能(ただしプレイヤーにとって不利な要素はほとんどなく、無理に発生させるほどのメリットもない)。


降雨編集

発生条件は特になし。

ワールド全体にが降る(雪原は吹雪となる)。

水位が変化したり松明が消えたりはしないが、降雨時限定のモンスターが出現し、金魚が地上を歩き回るようになる。


スライムが そらから ふってきた!編集

1.3から追加されたイベント。

日中時ランダムで発生し、色とりどりのスライムがコレでもかと降ってくるため、大量のジェルを収集することができる。

また、イベント中に150匹ものスライムを倒すと、スライムキングが召喚される。(2回目以降は75匹)

このイベントにより、交戦機会の少なかったスライムキングと確定で戦えるようになったが、裏を返せば初見殺しのリスクが高まったことになる。

装備が整っていないうちは家でやりすごし、スライムを倒しすぎないように注意。


ブラッドムーンの 夜が はじまる…編集

日没時、1/8の確率で発生。

天に赤い月が昇り、夜明けと共に終了する。

Clown

ブラッドムーン限定モンスターが出現し、それ以外も含め出現率が増加、行動パターンも変化(ゾンビがドアを開けて入ってくるようになる)。

更に一部の動物がモンスター化して襲ってくる。

ゲーム開始直後から発生する可能性があるため、迎撃もしくは篭城の態勢が整っていないと大惨事になりかねない。

またNPCの多くはセリフが変化し、特に女性陣は軒並み不機嫌になる(というより殺気立つ)。

ただし約一名例外が…

一部の商材はブラッドムーン時限定販売となる。

ver1.4.0.1から、ブラッドムーンの最中に釣りをすると魔物が釣れるようになった。中でもミニボスの「ドレッドオウムガイ」はブロックを無視して高速で飛び回り、多彩な攻撃を仕掛けてくる。


いんせきが落下した!編集

邪悪な大地に点在するシャドウオーブ、あるいは真紅の大地のデーモンハートを破壊すると(破壊した当日は1/2、それ以降は毎日1/50の確率で)隕石が落下。

落下地点にはクレーターが生じ、ブロックがメテオライトに置換される。初期装備のツルハシでは採取できないうえ、高熱を発しており接触するとダメージを受ける(特定のアクセサリーで対応可能)。

加えて周囲からはブロックすり抜けモンスター・メテオヘッドが大量に押し寄せてくるので、装備が整うまでは近づかないほうが身のため……

なのだが、メテオライトは装備の素材として非常に有用であるため、ボムを買い込んで強引に掘削し一足飛びに戦力強化を図るのも一つの戦略でもある。


ゴブリンぐんだん が あらわれた!編集

三つの条件(シャドウオーブかデーモンハートを破壊している、ライフの残量が一定以上、過去七日間このイベントが発生していない)を満たしていると夜明け時に1/15の確率で発生。

条件を満たしていなくても、ゴブリン軍旗を使用して強制発生させることも可能。

『東(or西)からせめてくる!』と表示されてから実際に襲撃が始まるまで時間がかかるので、回復手段や弾薬等をそろえて迎撃体制を整えることができる。

扉を開けるシーフ、扉を破壊する兵士、近接戦特化型の戦士を射掛けてくるアーチャー、およびブロック貫通の魔法攻撃と瞬間移動能力を持つ魔道士が大挙して押し寄せてくる。

ブラッドムーンと異なり時間制限がなく、一定数以上のゴブリンを倒すまで終わらない。

このイベントをクリアするとNPCのよろずやが登場する。

ゴブリンの召喚師ver1.3.0.1からは、ハードモード突入後に限りミニボスのゴブリン召喚士も出現するようになった。


たいようが やみに つつまれていく!編集

ハードモード突入後、夜明け時に1/25の確率で発生。日食により世界が夜より暗くなり、日没と共に終了。

地表付近に限定モンスターが大量に出現する点はブラッドムーンと同じだが、ハードモードだけにはるかに危険。

バンパイアフランケンシュタインなどの強力なモンスターがひっきりなしに襲ってくる。

ノーマルモードのラスボス撃破直後の装備ではまず対処できないので、NPCの巻き添え被害を避けるためにも地下に潜ってやり過ごすのが無難。

ただし折れた勇者の剣(最強の魔法剣であるテラブレードを完成させるための素材)と死神の鎌(ブロック貫通攻撃可能)は日食限定モンスターのレアドロップ品なので、危険に挑むだけの価値はある。

また四式ロケット弾は日食時限定販売。


1.3からモンスターが追加された。

ワールド攻略状況で参戦していき、ネイルガンやクトゥルフのめだま(ヨーヨー)など、その分報酬も豪華になっていく。

しかし、君たちどこかで見たような……?


かいぞくだん が あらわれた!編集

ハードモード突入後に祭壇を破壊していると夜明け時に低確率で発生。海賊地図を使用すると発生。

したっぱ剣士銃使い弓使いといった陣容に、飛び回るオウムと、低確率でかしらが出現。

いずれもゴブリン軍団を大きく上回る能力の持ち主だが、ブロック貫通攻撃はしてこないので、篭城の構えで少しずつ倒していくことも可能。

金の家具やカトラスに混じって、ラッキーコインや割引カードといった非常に有用なアクセサリーを入手できることがある。

このイベントをクリアするとNPCの海賊が登場する。


1.3からはフライングダッチマンと呼ばれる、空飛ぶ海賊船が出現するようになった。


かせいじん が あらわれた!編集

1.3より実装された新たな襲撃イベント。

ワールドの端に出現する偵察機が発する、緑のサーチライトに触れると発生。

人知を越えたテクノロジーで武装した宇宙人が大量に襲ってくるものであり、上記のゴブリン、海賊より遥かに危険。

時折宇宙船が襲ってくることもあり、レーザー連射や誘導ミサイル、下方に照射される即死級ビームなど、多彩な攻撃を放ってくる。

雑兵たちは近未来風ブロックとなりきりコスチュームしか落とさないが、宇宙船を撃墜すると強力な道具や武器が獲得できる。

中でもUFO型のマウントは探索から戦闘まで活用できる優れもの。


ちなみに、やりたくない時には偵察機が画面外へ消える前に撃破すると発生を阻止できる。


パンプキンムーン編集

夜間にパンプキンムーンメダルを使用すると発生。

ハロウィンを連想させるイベントだが、時期は選ばない。

メダルの素材も年間を通して入手可能。

ぱんぷきんむーん

Wave1からスタートし、モンスターを倒していくことで次のWaveへ移行、より強力なモンスターが出現するようになる(Wave15がFinalWave)。

難易度は日食より更に高く、Wave4以降はボス級モンスターが次々に出現するため、ソロでの攻略は困難とされる。

なお、スプーキーウッドは木材の一種だがどんぐりから育成することはできず、パンプキンムーンのモンスターを倒してドロップさせる以外に入手方法がない。


フロストぐんだん が あらわれた!編集

スノーグローブを使用すると発生。こちらはクリスマス時期(12/15~12/31)しか入手できない。

フロスト軍団は雪だるまの姿をしたモンスターで、近接戦担当のミスタースタビー、射撃戦担当のスノーマンギャング雪玉を投げつけてくるスノーボーラーの三種からなる。

特に厄介なのはスノーボーラーで、雪玉は一定距離を飛んだあと雪ブロックに変化しその場に設置される性質を持っており、早く片付けないとどんどん地形を(場合によっては環境さえも)変えられてしまう。

このイベントをクリアするとNPCのサンタクロースが登場する。

ちなみにこのサンタクロース、12月15日~31日の間にしか出現させることは出来ず、それが過ぎるといなくなってしまうので注意。

日付が変わるまで近くで待っておけばそのまま居るかと思いきや、年が変わった瞬間(正確にはハードウェアの時間が1月1日になり、ゲーム内時間がAM 4:30になった瞬間)爆散するようにして消えてしまう。惨い...


フロストムーン編集

夜間にいたずらプレゼントを使用すると発生。

クリスマスを連想させるイベントだが、やはり時期は選ばず、プレゼントの素材も年間を通して入手可能。

Wave20がFinalWaveで、出現モンスターはパンプキンムーンより更に凶悪だが、その分報酬は豪華。


Luner Event編集

1.3より新たに実装されたイベント。

ダンジョン前に現れるルナティックカルティストを撃破すると開始される。

ワールドのどこか四ヶ所にソーラーヴォルテックスネビュラスターダストの柱が出現し、それらすべてを破壊するのが目的となる。

柱は最初バリアーによって守られており、まずは次々と涌き出る異星人めいた雑兵たちを一定数撃破しなければならない。

しかし登場する敵達は、飛び道具を反射する、重力を歪めて移動も飛行も妨害する、飛行したプレイヤーに執拗にとりつくなどの強力で厄介な特性をもち、一筋縄ではいかない。

今まで培った経験が試されるイベントでもある。


そして、四本の柱全ての破壊に成功すると、いよいよテラリアのハードモードにおけるラスボス『ムーンロード』が登場する。

柱からとれる欠片と、ムーンロードがドロップする鉱石『ルミナイト』で、最強の装備を作り出すことができる。


アップデート編集

2014年6月2日にはPS3・PSVitaにVer1.2の無料アップデータが配信され、ゲーム内容が大幅に拡張されている。


2015年8月にはPC版のVer1.2.3に相応するアップデートが配信開始され、フロストムーンなどの要素が追加。


2016年7月29日にはPC版のVer1.2.4に相応するアップデートが配信開始され、釣りやトロッコなどの要素が追加。大型のイベントは特にない模様。


2016年11月1日、公式TwitterにてPS3・PSVita・Wii U版及び3DS版において、Ver1.3相当のアップデートが行われない旨が発表された。PS4版及びスマートフォン版についてはアップデートが行われる模様。


2017年5月以降、公式Twitterの話題はポータルナイツが中心になっており、テラリアのアップデートに関する発表はない。

これまでのアップデートを担当してきたスタッフが他社に移ったとの説もある。


しかし、2019年12月12日には3年のブランクを経て、とうとうPC版Ver1.3に相当するアップデートが行われた。

そして19日にはSwitch版が発売されている。


2020年5月28日にはPS4/Switch版にVer.1.3.5相当のアップデートが行われた。


Ver1.3追加要素編集

  • NPC

Tax Collector / Skeleton Merchant / Tavernkeep

  • 環境

Granite Cave / Marble Cave

  • イベント

Slime Rain / Sandstorm / Martian Madness / Lunar Events

狂気と月の崇拝者

  • モンスター・アイテム

従来の環境・イベントにも、ボス級・ミニボス級を含め多数追加。


関連タグ編集

スパイク・チュンソフト スターバウンド

クトゥルフのめだま ドライアド

イーターオブワールド ウォールオブフレッシュ クトゥルフののうみそ


テラリアあるある

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